今回の日食撮像は95%の確率で失敗するであろうと予測しています。
その原因は
〇皆既日食の撮像をしたことがない。
〇冷却CCDのセッティングは煩雑なので何かトラブルがあるとリカバリーが
大変
〇皆既時間がとても短い
〇肉眼や双眼鏡でも見てみたいのでそちらにも気が取られる
〇慌てててアストロフィルターを外すのをわすれそう。(笑)
などがあげられます。
成功のわずか5%に導くにはどうしたらよいか?
やはり、一番手間取ることに着目したいです。
やはり”ピント合わせ”これに尽きるかもしれません。
どうせ失敗するなら
ピントをあらかじめ星で合わせておき、ぎゅっとドローチューブを閉めておく、
なんて考えています。
日本で閉めておく、現地で前の晩晴れたら閉めておく(晴れると限らず)
アストロフィルター越しですと少しピンボケしそうです。
さてさて、どうでしょうか、、、。
ピントは難しいですね。
大きな黒点があれば最高ですが。
私は鏡筒にマーキングだけはしました。
自動撮影する予定ですが 曇った場合どうするか・・・・曇った場合の撮影データーも入れておいて最後に動かす時にどちらか設定(チェックを入れる・外す)しようと思っています。
なんせ時間が短すぎるので厳しいですね、、、。
肉眼でも見てみたいですし、、、。(笑)
2009年の屋久島には参戦して、検討したのですが、やはり、使い勝手が良い機材が一番かなと思います(当時、赤道儀も望遠鏡も買ったものの持っていかず、望遠レンズのAF+固定で勝負挑む結論に達しました)
無論、最高の画像を得たいのであれば、Dレンジが活かせる冷却CMOSがベストチョイスだとは思います。マジで。
2012年の金環日食でさえも、FC-50のフローライトは、ピントが移動していて、参りました・・(まぁ、、それは自分が悪い・・金貨日食直前で合わせ直せば済んだのだから)
蛍石なら1℃の気温変化で、EDなら3℃の変化でピンぼけってのは昔からのお話です。高精細ディジタルカメラではもちろん、もっとシビアーでしょうが・・・。
日食の外気温変化はナメてはいかんと思います。
成功したいですが、やっぱりだめかもしれませんね。(笑)