高橋源一郎

高橋源一郎と山田詠美の「顰蹙文学カフェ」がかなり面白かったので、高橋源一郎の小説を買ってみますが、なかなか読めない。。。
「悪と戦う」面白かった。
これは、中断せずに一気に読めました。

好きな本を読みたいレベルの本好きなので、苦手な本も多いわけです。
恩田陸「蜜蜂と遠雷」はピアノやってたら、さらに面白さ倍増する内容だったので、本好きのピアノの生徒さんに熱心に薦めています。

きょうは月一度の俳句の日でした。
入会してから来月で1年です。
俳句なんか目にしたこともないのに、近所で俳句の会があるのを知り、入会させていただきました。

春来れば杖つく翁若返り

寒い日が続いた後、急に暖かくなった4月の初め、スーパーの周りで年配の方をお見かけしました。
花が咲いて道も明るく感じ、年配の方たちもご夫婦連れだったりしてお買い物やらお散歩やらに出かけてきたのでしょうね。

「春来れば杖つく翁」まではすぐ書けて、そのあとがしっくりしなかったんですよね。
でも、「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」の舞台で、婆が若者に変身したのを観て、これだ！と、ひらめきました。
「若返る」と続けて、上手くまとまったみたいです。

普段から季節とか周囲の風景に注意が行くのが、俳句のいいところですね。

蜷川さんの写真に手を振る劇団員

オペラが趣味だったりして、稽古の為に定期的に外出するけれど、基本的には家に籠っていたいのですよ。
体調悪かったのが、ピアノの生徒さんとしゃべったりしているうちに治ったりもするので、決して内向的ではないのです。

出かけちゃえば楽しいけれど、「まあ、いいか。やめておくかな。」と思って、行きそこなって後悔することも多いわけです。

今回「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」は、発売日を待つようにしてチケット購入しました。
本当に観てよかった！！！
遠いし面倒だからと、やめなくて良かった。

ゴールドの俳優さんたちは、蜷川さんがこの劇団作られて、それに参加することで人生変わりましたよね。
蜷川さん、すごいです。

スローモーションの美しさだけでも、観る価値ありです。
「金色交響曲」で少しだけそのシーンをやりました。
高齢者の群像劇です。

カーテンコールで、蜷川さんの写真に向かって、ゴールドの俳優さんが手を振られていて、それも思い出すと目頭が熱くなります。

本当に、本当に、観て良かった！
蜷川さん、ありがとう。

鴉よ！

昨年５月に蜷川さんが亡くなって、さいたまゴールドシアターでその１周忌となる「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」が上演されました。

中盤の裁判官たちを撲殺するスローモーションは、美しいと言っていい感動的なシーンでした。
涙がそれ以降止まりませんでした。
劇団最高齢の重本恵津子さんも、足腰は弱っているものの張りのあるいい声でした。

ゴールドの方たちに、若手の俳優も交じっての７０分間のすばらしい舞台でした。
それほど沢山の演劇を観ているわけではないけれど、このゴールドの芝居は特別です。

紅茶教室

柄にも合わない紅茶教室に行ってきました。
ダージリン紅茶のいろいろを、淹れ方からお勉強。
都合４杯の紅茶をいただき、飲みすぎでちょっと具合悪くなったかも。

東京より山梨県の桜の開花は遅く、今が満開です。
紅茶教室に行くのは、地元のデマンドタクシーを初めて利用しました。
乗り合いタクシーで、ちょっとした横道を通り、桜が見ごろでなかなか素敵でした。
目的地の門の前まで乗せてもらえて、なかなか便利です。
バス運行が減った分の代替タクシーですが、お値段も安いしいいなぁ。

明日は埼玉まで演劇を観に行きます。
長年観ようと思っていて観たことがない、さいたまゴールドシアターです。
なんかね、演技に惹かれます。
自分も出来るのだろうか。。。

椿姫開始

私が所属する市民オペラ合唱団は、今週から椿姫の稽古がスタートしました。
3月に本番があったカルメンではソプラノを歌いましたが、今回はアルトに「勝手に移動」しました（笑
1年ぶりのアルトですが、アルトさんたちが大歓迎してくれて嬉しい限りです。

さて、椿姫は十数年前にフローラ役で歌ったことがあります。
久しぶりでかなり忘れていましたが、稽古するうちに思い出してきました。
演技のメモの書き込みが、実に懐かしい！
例えば、有名な乾杯の歌で、アルフレッドとヴィオレッタの様子から、フローラは二人が惹かれあっていると「ピンとくる！」演技をします。
「立ち上がる」タイミングも書き込んであります。
頑張ったことは頑張った・・・下手くそだったですけどね。

来年の3月に公演があります。