オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団中です。親の介護について書いています。

南の島に雪が降る

2014-11-22 20:01:00 | ノンジャンル
加東 大介著の「南の島に雪が降る 」がきょう届きました。
この本は絶版ですが、ネットオフの入荷したら知らせてくれるシスデムに登録しておいたら、570円で買えました。
10年前の出版にしてはとても綺麗な古本です。
アマゾンでは元の値段の2倍以上なので、かなりお得に買えました。

中島梓の闘病記のどれかに、この本のことが書いてありました。

ところで中島梓、すい臓がんで亡くなりました。
乳がん闘病記、すい臓がんの発覚、すい臓がんで亡くなるまでの3冊の闘病記があります。
意識が失くなる直前まで書いた最後の闘病記は、読み終わってからもパラパラ読み返しています。

どんな感じに死ぬことを意識して、絶望的にならずに生きていくのか、亡くなるまでの思いが読めて良かったと思います。
悪くない最後です。
10年生きられたらもっと小説が書けると思いつつ、長く生きて「もっと生きられたらもっと書ける。」って思うだろうなと・・・きりがないだろうな、と語っています。

素敵な着物を買って、体調が悪い中おしゃれしたら「私はまだまだ綺麗。」と思ったりするところなんて、魅力的だな。
それからご主人と仲が良い様子も幸せそうで素敵です。

自分も癌になったし、交通事故で大怪我して最悪の場合は腎臓や肝臓がやられるとかって宣告されたりの修羅場を経験したせいか、闘病記には興味があるんですよね。
私は抗生物質がよく効いたので、腎臓も肝臓も大丈夫です。

「南の島に雪が降る」はこれから読みます。
ピアノの生徒さんが勧めてくれた五木寛之著「運命の足跡」も、一緒に購入しましたが、衝撃的な内容です。
どちらも第二次世界大戦のノンフィクションだけど、それは偶然なんです。

でも、安倍内閣のやっていることに不安を感じているせいで、戦争が気になっているかも。

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贅沢な稽古

2014-11-22 00:02:00 | オペラ
愛の妙薬は立ち稽古が始まりましたが、音楽稽古もします。
きのうはマエストロの音楽稽古でした。
速いテンポの部分が多いのですが、マエストロはさらに速めでした。
速いところも、合唱はいい感じに指揮についていけました。

合唱指導講師の森口賢治さんがソロを歌ってくれたので、「この合唱団は贅沢な稽古していますね。」とマエストロが感心されました。
藤原の森口さんですよ!
ディクションのご指導なんて、それは贅沢すぎてすばらしい。
次回も音楽稽古です。

癌研の定期検診の結果が郵送されてきました。
問題なしです!
手術後7年経過しました。

ところで、私は乳がんも交通事故による膝関節の骨折も、死亡リスクを下げるためであり、体重を減らして膝への負担を減らすためにもウォーキングを勧められています。
特に膝の怪我がなければ、筋肉の衰え予防には見て見ぬふりしていたと思います。
運動は嫌いですからね。

外出時も歩いて移動できるところは、そうしています。
歩数計で記録すると、なんかやる気でます。
1万歩は滅多に超えませんが、たまにそうなると嬉しいです。
8キロくらい歩いたときの満足感はなかなかいいものです。
おかげで前より体力がつきました。

一病息災ってやつですね。
プラス怪我もだけど・・・

コメント (2)
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国立感染症研究所 懐かしい場所

2014-11-08 17:06:00 | 小説
エボラを疑われた方たちは、それぞれ陰性だったようで良かったですね。
新型インフルやエボラやら、不安です。
血液が「国立感染症研究所」で検査されたと聞き、リハビリで長期入院した「村山医療センター」のすぐ近くで、単純に懐かしくなりました(笑

入院が長引くならそれなりに楽しく過ごしたいと思ったわけでもないけれど、そんなに嫌でもありませんでした。
楽しい思い出もたくさんあります。
リハビリは星先生が元気で陽気で、とてもいいのです。
しかも、全体に目配りしていて、私なんぞは階段が怖くて固まった時も、両脇を強く押さえてくれて、不安感を取り除いてくれました。
松葉杖のちょっとしたコツも上手に教えてくれるし、陽気なだけじゃなくて出来る先生ですよ。

星先生に「なんかオペラ歌って。」と言われて、断れずに「ハバネラ」歌いました。
さすがにリハビリ室で歌うのは恥ずかしくて、小声でちょっとだけ歌いました。

ところで、交通事故入院中についた読書の習慣ですが、今も続いています。
数日前から読んでいる、笙野頼子の「パラダイス フラッツ」の不思議な感じにはまっています。
表紙はカラフルな花模様で、猫の形が白抜きしてあります。
素敵な表紙なんです。
小説は装丁も魅力のひとつですから、電子ブックなんか読みたくないです。

この独特な小説を読むと、最近気に入っていた小説が香辛料が足りないように物足りなく思えています。
この作家さんは好き嫌い強いと思うので、どなたにもお薦めはしません。

コメント (2)
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