浦島太郎・御伽草子バージョン

昨日に続いて。浦島太郎の「本家」は、「御伽草子(おとぎぞうし)」にある話。これは室町時代から江戸時代にかけてまとめられたもののようだから、それほど「むかしむかし」でもないが、この中の浦島太郎について注釈しよう。もちろん「御伽草子」の中にはたくさんのおとぎ話がある。例えば「一寸法師」なども。 「浦島太郎」を読むと、私たちが知っていることと大きな違いがあることに驚いた。まず太郎の「本籍」は丹後国(京都府北部)。年齢は24,5歳。魚をとって両親の面倒を見ていた。 . . . 本文を読む
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