「かわいそうなぞう」

卒業生が関わっている「劇団一揆」の例会で「かわいそうなぞう」が演じられた。この素人劇団はまじめにねばりづよく続けている。

この演目の「かわいそうなぞう」は誰もが知っている戦中の上野動物園での実話からつくり出されたものだ。
素人の、しかも新人らしいほとんどの人たちの演劇だった。しかも誰もが知っている話を演劇にするにはそれなりのエピソードを含めたり、新しいドラマを展開しなければならない。そんな思いをもって見たのだが、エピソードも新しいドラマもなく、文字どおりの「かわいそうなぞう」の話だった。解説があって「戦時中の…」などと説明される。

もっともっと練り上げなければ劇団も飛躍しない、という感想である。

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