来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「ごまめのはぎしり」という語、知ってますか?
「紙の爆弾」という雑誌4月号に、JAL123便が35年前(1985年)の8月12日午後6時56分30秒、群馬県の御巣鷹山に墜落した事件を書いたマッド・アマノというグラフィックデザイナーの記事の中に出てきた文字だ。
この旅客機の墜落で乗客乗員524人中、520人が死んだ。私は当時から真相はわからないが、いずれにしても飛行機事故の一つだったろうと思っていた。
しかし上の記事では、この事故はウラがあるという。墜落して救援の自衛隊員が現場に到着したのは10時間以上かかっていたという。この空白時間で墜落原因を消滅させたとのことだ。この機は垂直尾翼を失うという事故に遭っても長い時間飛行ができたはずだ。横田基地に到着する許可も受けていたという。しかしこの機の墜落には微妙なカゲがありそうだ。機長は横田基地に着陸すべく飛行していたが、それを妨害した残忍は対応があったのではないか。しかしこれは表には出せない。いろいろな力が働いていたとマッド・アマノさんはいう。
事故の翌年の7月に二人、9月に二人の自衛隊員が自殺をしている。123便の事故とどこかにつながりがあるらしいとのこと。
タイトルの「ごまめ…」は、この事故とは直接の関係はない。横田基地を日本に返還させようという発言がある。現・小池百合子東京知事も、4年前の知事選挙でこれをうちあげた。
筆者によれば、「アメリカから見れば『ごまめの歯ぎしり』にすぎないことを分かって言っているのだ」とのこと。
横田基地はアメリカからすれば日本に返すことなどあり得ないらしい。この基地をコントロールする米軍を「横田幕府」と呼ぶのだとか。
「ごまめの歯ぎしり」の「ごまめ」は漢字で書くと田作とか鱓という字をあてる。「くやしがっても,力がないために,どうすることもできないたとえ」とのこと。小池さんは4年前にいろいろ言っていた。「都民ファスト」が多くの都民の心をとらえた。しかし、その中身が何を意味するか、よくわからないのではないだろうか。上のことでいえば、問題の横田基地を返せといっても実現するはずはない、と分かっているのに「都民ファスト」を標榜する立場から言っているのだ、ということか。
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