イスラエルの戦争について(「即時停戦を」が世界の世論だ)

どうしても、この問題をヌキにして「現在」を語れない。テレビのニュース番組も連日ほとんどトップニュースで事態の動きを伝えている。
10月27日に続いてのコメントだ。

世界の「世論」の概要を記しておこう。これは、「しんぶん赤旗」の記事の引用だが。同紙のトップ見出しは「ジェノサイドやめ即時停戦を」だ。ジェノサイドは皆殺しの意味。イスラエル政府とその軍隊が主としてガザ地区(住民約220万人)に、敵対しているハマスの勢力があるとして、ここを徹底的に攻撃している。それがジェノサイドだ。

10月27日に国連総会が決議を行った。「人道的休戦」を求める決議だ。
この決議の賛否の状況は次の通り。
賛成(休戦せよ)が121か国(提案したヨルダン、中国、フランス、ロシアなど)、棄権したのは、情けないがわが日本、インド、カナダ、韓国、ドイツなど44か国、反対はイスラエル、グアテマラ、チェコ、トンガ、アメリカ、など14か国だ。他にカンボジアなど14か国が無投票だった。
(現国連加盟国は193.その中で121か国が、とにかく今の皆殺し戦争を停戦し、一呼吸をおこうではないか、というような意味の意見をまとめたのだ。

平和憲法をもつわが日本が「棄権」したとは岸田首相よ、恥ずかしくないのか。だから支持率が落ち続けるのだ。
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