今の世界の対立構造は?

第二次大戦後、いわゆる「米ソの対立」が叫ばれた。そして平和共存がテーマになってきた。今の世界のおおまかな対立構造はどういう言葉で表したらいいのだろう。

21世紀になって、世界は平和から戦争への路線がより強まっている。世界は「平和」のコースと逆方向への道を強めてきた。さあ、日本はどうする?

ロシア、中国、北朝鮮のいわゆる共産党独裁の国家と欧米諸国および日本・韓国などの民主制国家の対立と言っていいのだろうか。自由主義国家対専制国家の対立構造?

日本も、日米安保体制をより密にした関係(軍事同盟的性格を強める)にしていくという路線が強まろうとしている。自民はその点から次の国政選挙で国民にこれを強く訴えようとしている。対抗上、国防策をしっかりしなければならないということだ。「いつやられるか分からない国際状況だ。そのために万全の態勢を」というのだ。この発想で、これからの日本を構想していいのだろうか。

憲法9条の理念は今こそ世界に向けて発信する、この必要性は全く同感だ。しかし、どうしてもロシアのウクライナ侵攻が頭に浮かぶ。こういう事態が(東アジアで)起こることは考えなくてもいいのか。分からない。

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