「引きこもり」から考えさせられること

今日、札幌市の若者の自立支援の活動をしているセンターを訪問し、情報交換意見交換をしてきた。基本的に「自立=就労」へのサポートがテーマであり、いわゆる居場所づくりが基本テーマではない、とのこと。私たちは「居場所」づくりの立場を重視している。若干の方向の違いがあるが、それは共に現在の社会的ニーズに応える条件づくりでもある。

私自身の最近の関心は、現在社会での「成長過程の多様性」を認識しこの立場からどういう観点と方法で若者(だけではないが)の成長・自立を支援するか、を整理し、ややもするとコストパフォーマンス論(「仕分け」の論理」に終始しがちな行政の視点に変更を迫るか、である。
たしかなことは、このまま学校や教育、労働の条件が進むならば間違いなく日本の社会は後退の道を歩むだろうということだ。

多様な公教育の制度変更、社会的な共同のしくみ(どの部分がどの機関が、どう提起し、どことまず手を結ぶか、から)などなど。問題の所在だけはわかりつつある。
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