授賞式

ノーベル賞受賞式に参加したiPS細胞を開発した山中伸哉さんは、スエーデン国王からメダルと賞状を授与され「言葉が出てこないくらい感動しました」と感想を述べたと報じられた。
この「感動」が国王から授与されたからなのか、ノーベル賞を受けたからなのか、ははっきりしない。
ウチの親戚にあたる人が、先月の叙勲で「瑞宝双光章」を受賞した。皇居で、天皇からお祝いの言葉をかけてもらって大いに感動したと語っていた。

こういう時に、例えば内閣総理大臣などよりも、天皇から激励される方が重みがあるようだ。
首相は、そのときその時に替わるが、国王や天皇はずっしりと威厳をもって存在する。そういう役割を、日本の天皇は憲法上もっているが故に、受賞者に対して権威と感動を与えるのかも知れない。憲法上、天皇の仕事の一つが「栄典を授与すること」とある。

表彰は直接には国王や天皇から行われることに特別の意味があることを再確認した。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 戦艦大和 総選挙、盛り... »