森友問題、底知れぬ闇?(3)

毎日大きなスペースをとって、また多くの時間をとって報道が行われている。はっきり言われないが、要するに安倍夫妻に「罪」がいかないようにという『忖度』が各関係役所の上層部が行ったということが問題のポイントではないか。

これも(『忖度』の特徴)「証拠」がはっきりしないから結局は「消化不良」といった感じでことは終わるのではないか、と予想している。
ところが今回の大きな時間とスペースをとっている報道で、頭の本人とも言っていい籠池泰典氏がまったく問題視されていないことが非常に疑問だ。

もちろん、これまで何度か触れてきたように、彼は拘留されている。補助金の不正受給とか詐欺容疑などが理由とのこと。しかしこの拘留事態異常だという人もいる。先に記した通り(3月12日)。

今また気になるのは籠池氏に関する報道、ニュース、そしてそもそも彼に関する関心すら表に出ていない。
最近のいろいろな公文書偽造問題について、籠池氏がどういう見解をもっていたのだろうか、といった疑問を呈する報道があってもいいのに全く「籠」すら出ない。なぜ?

この「森友問題」は政界のトップを含めて言い知れぬ闇の中にあるのでは、と思う。この闇(国有地の払い下げ、公文書偽造、これの中核にある教育勅語教育推進の動き、政界のあれこれ関連、そして籠池夫妻の動向など)を解き明かす力を発揮するのはどのメディアだろうか。
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