佐村河内守作「交響曲第一番(HIROSHIMA)」

ある新聞の記事で佐村河内守という音楽家について読んだ。まったく聞いたことのない人だったが、広島の被曝二世であり聴覚障害をもつ作曲家であることを知った。聴覚障害といえばベートーベンもそうだったが。
この佐村河内という人のCDを2枚注文して取り寄せてもらった。紀伊國屋書店の音楽コーナーも特別に取り寄せなければならないCDである。1枚は標記の「HIROSHIMA]、今1枚は「シャコンヌ-弦楽作品集」。

今時クラシック的な曲をつくる人は珍しいとのこと。「ほとんどカネにもならない」ジャンルなのだそうだ。
「シャコンヌ」という名称に触れたのも初めてだった。どうもこの世界には弱い、と我ながら情けない思いだが、ウチのラッパ演奏氏もくわしく知らなかったからそれほど自虐的になる必要もないだろう。
「魂を揺さぶられるという音楽です」という感嘆の声を聞くが、私にはよく分からない。「猫に小判」「豚に真珠」か、という感想に終始した。

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