来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
あふれる外国語とその思い出
2月9日のこのサイトで「ウインウインの関係」などという外国語が使われ過ぎているというようなことを記したが、今日の新聞でも「オールタナティブ・ファクト」「アイディンティティ」「レガシー」「メディア」「ポピュリズム」などという語が目につく。
かつてレガシーという語に関係して、スバル・レガシーというクルマがあった。私は70年代から80年代にかけてずっとスバル系のクルマに乗っていた。この会社のセールスマンと親しかったこともあったし、スバルの機能とスタイルの独自性に惹かれていたのだと記憶している。そしてスバルの最後(?)がスバルレガシーだったのではないだろうか。あまり安くはなかったのだが、ネコモシャクシもカローラとかサニーなどに乗っていたことに対する「オリジナリティ」の主張だったのかも知れないが。そしてこのレガシーというクルマはなかなか良かったのではないだろうか。どうして手放したのか覚えていない。多分、私は前の学校をやめて収入の面で不如意になったからではないだろうか。
オールタナティブ・ファクトというのは早い話「オレの言うことが真実だ」。本当の所は別にある、俺様が言うことはまさにもう一つの事実として認めてもらわなければならない、というような意味だろう。言うまでもなくあの大統領がいうセリフ。
基本的に「かな(仮名)」と「漢字」で構成される日本語の文章に、やたらにカナが混じりだした。しかし最近このカナ混じりの文章に違和感がなくなった。そして何度か目にするウチに、むしろカナが混じっている文章は理解しやすくなる。たとえば、アイディンティティなどは普通の日本語になりかかっている。これなど分かりやすく言い直すとどういう言葉になるのだろう。「自分らしく」「日本人としての本来のあり方」とかそれに近い意味の訳語を並べることになって、むしろ逆にわずらわしいのでは。
日本語もどんどん変わっていくのだろうか。
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