「株価が高騰し関係者はホクホクしている!」

こんな報道が最近よく目と耳にはいる。私も40年前後以前だが、株に興味をもって新聞の株価欄を毎日見たことがあった。当時、たしか北海道民だから北海道電力(株)の株価の動きに関心があったのではないか、と記憶している。預金するよりも利益が出るらしいということで最低額の株を買ったことがあった記憶がある。毎日、新聞の株価のページを見ることになった。そして「株で儲けることができるようになるためにはそれなりの損を覚悟しなければなるまい」ということに気づき、(株)はやめた。

それはともかくとして、今この株価が高騰して関係者は笑いが止まらないらしい。この株価ということについて説明がある。

「日経平均株価」とは日本経済新聞社が算出、公表している株価指数。
「日経平均」や「日経225」とも呼ばれ、東京証券取引所のプライム市場に上場する約1,800銘柄の中から選ばれた225銘柄の株価をもとに算出される指数で、表示単位は円・銭。この日経平均株価が4日、史上初めて4万円の大台に乗せた。
(プライム市場というのは「多くの国内外の機関投資家の投資対象にふさわしい豊富な株式の流通量があること」のこと。早い話、超大企業グループだろう)

しかし、報道ではこの株価高騰の事実とともに、一般市民にとって「その実感はない」ことも報じている。
物価は上がり続ける。収入は増えない。だから実質的には家計は苦しくなっているというのが実態だ。一部の人や外国で日本株を買っている人たちは笑いがとまらないだろうが…。

日本ではどんどん貧富の格差が拡大し続けているということでもあるのではないか。資本主義一大特徴だ。
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