三丁目の夕日64

前編は昭和33年。この「64」年(昭和39年)。テレビは白黒からカラーになる。おりしも東京オリンピック。「東洋の魔女」の大活躍で日本中が大興奮。
登場人物の誰もが、悩むことはあっても人をさげすもうとか蹴落とそうという人はいない。たくさんの善意が交錯する。何度も目頭が熱くなった。
東大一直線こそ幸福という信念がぐらつき本当の生き甲斐はそれではない、と気づく。あるいは苦しい人のために自分の医師の役割をそそごうという生き方と善意。

先週の「はやぶさ」とは異なる感動を味わったすてきな映画だった。64年、私も教師生活4年目だった。あのクラスの人たちももうとっくに還暦を過ぎたはずだ。

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