来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
亡き親たちから家族の「歴史」を聞いておけばよかった、の後悔
今になって、上のような「後悔」をしている。私だけでなくわが女房も、だ。多分、ケッコー多くの同世代の人たちは似たような思いをもっているのではないだろうか。それはもう聞きたくとも親たちがいなくなってしまったから痛感しているのだが…。
自分が今子どもや孫たちに語り伝えていきたいと思っていることの裏返しだ。しかしその思いはあっても、子どもや孫たちはさしあたり興味をもつテーマでもなさそうだ。だから言い出せない。自分が30年前後前だったときの思いがそうだったからだ。
どうしてこんなことを言いだしたかと言えば、私たちの親たちがあの戦争を厳しく体験し、命をかけてこの数十年「我が家の暮らしを作ってきた」歴史をもっていることを、あらためて今自分の「未来」があまりなくなったことを知れば、伝えておきたいと思い出しているからだ。
今日、大きな書店から「日本人が夢見た満州という幻影」という3000円強の書を買ってきた。私の父も旧満州と言われる地で「戦病死」したし、女房の父親はこの満州の軍人でもあった。だから「旧満州」をもっと知っておくことは、これからの日中共存のテーマにもつながるのではないか、と思ったからだ。亡き親たちの体験を含めた日本のアジア侵攻史の勉強をあらためて(歴史の授業の予習のような気持ちも少しはあるのだが)してみようと思っている。どう子どもや孫たちに伝えることができるか、は別問題だが…。
自分が今子どもや孫たちに語り伝えていきたいと思っていることの裏返しだ。しかしその思いはあっても、子どもや孫たちはさしあたり興味をもつテーマでもなさそうだ。だから言い出せない。自分が30年前後前だったときの思いがそうだったからだ。
どうしてこんなことを言いだしたかと言えば、私たちの親たちがあの戦争を厳しく体験し、命をかけてこの数十年「我が家の暮らしを作ってきた」歴史をもっていることを、あらためて今自分の「未来」があまりなくなったことを知れば、伝えておきたいと思い出しているからだ。
今日、大きな書店から「日本人が夢見た満州という幻影」という3000円強の書を買ってきた。私の父も旧満州と言われる地で「戦病死」したし、女房の父親はこの満州の軍人でもあった。だから「旧満州」をもっと知っておくことは、これからの日中共存のテーマにもつながるのではないか、と思ったからだ。亡き親たちの体験を含めた日本のアジア侵攻史の勉強をあらためて(歴史の授業の予習のような気持ちも少しはあるのだが)してみようと思っている。どう子どもや孫たちに伝えることができるか、は別問題だが…。
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