アフガン脱出と死亡事故をおこした飯塚被告

アフガニスタンがイスラム原理主義者ともいうべきタリバンに支配されることになり、アフガン在住の約500人の日本人、大使館の外国人スタッフなどを国外退避させようとしたが、結局は自衛隊機で退避できたのは日本人1人にとどまるという。これからはタリバンと交渉して待避の機会を探るのだとか。

このニュースを聞いて、何かすごくもの悲しい気持ちになった。結局は日本と関わってくれた現地の人たちを見殺しにすることにしたのでは、と勘ぐりたくなる。500人が皆タリバンにとらわれることになるのかどうかは分からないが、報道されるところではむちゃくちゃな「原理主義者タリバン」の掌中におかれてしまうことになったではないか。日本の関係者はどう思うのだろうか。

もう一つ。東京・池袋で2019年4月、近くの主婦、松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁(下津健司裁判長)は2日、禁錮5年(求刑・禁錮7年)の判決を言い渡した。

この事件を起こした飯塚被告は、自分は悪くない、クルマに欠陥があったからだ、無罪だ、と主張しているとのこと。調査ではクルマに問題はなかったという。
飯塚被告に人間としての気持ち(自分の弱さ、他人への思い、などを落ち着いて考えられる気持ち)があるなら、こういう態度はとらないだろう。まして90年の人生を歩んできた教訓をしっかりもっているだろうから、当然ではないかと思ったが、ダメだ。

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