修正があったら、修正箇所の一覧表を一緒に出してくださいね。
と頼んでいるのだが・・・
が・・・
ちょっとずつ書いて、エクセルシート5枚でバラバラに出してきよった。
そ、それ五覧表だろーがぁぁぁぁぁ~っ。
ショッカー「イーッ」(-o-)/
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と頼んでいるのだが・・・
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ちょっとずつ書いて、エクセルシート5枚でバラバラに出してきよった。
そ、それ五覧表だろーがぁぁぁぁぁ~っ。
ショッカー「イーッ」(-o-)/
崇福寺にある座敷牢
捕鯨船から日本にただ一人やってきたアメリカ人で、帰国まで長崎に置かれ、オランダ語通詞:森山栄之助(もりやま えいのすけ)小池徹平 らに英語を教えるラナルド・マクドナルド(木村昴)。
幕府は開示を迫る西洋列強に対応するため、通詞たちに急ぎ英語の習得を命じ森山らは彼に英語を学んでいた。
通詞の一人:船にはどんな武器を備えているのか。
ラナルド:よか。
栄之助:あなた方は我らを砲撃するつもりか。
ラナルドが笑い出した。
おかしい?どこかおかしかですか?
ラナルド:ブキぃ、持ってますか?アナタタチ、闘いますか?アナタタチ、外国親しいなりたくない。
ラナルド:あななたちはただ他国を拒否するために学んでいる。
英語でその言葉を聞いた通詞たちは、沈んだ表情をみせる。
栄之助:拒否ではない。ただわかって欲しいのです。
我々の話す言葉で、この国は今まで一度も他国に征服されたことがない。
そしてこれからもさせない。
ラナルド:それがあなたたちの誇りだと?
栄之助:イエス。
ラナルド:よか。
他の通詞と違い栄之助の語学センスはかなり秀でているらしく、よどみなくラナルドと会話を始める。
英語を教えるというよりは、議論をしているようにさえ見えた。
置屋・柳屋
通詞だった父親の失踪の謎を追って江戸から長崎へやって来た青年:伊嶋壮多(いじま そうた)永瀬廉 の目の前で、追手から逃れてきた大男(カリマ剛ケアリイオカラニ)が倒れた。
通りがかった芸妓見習いの少女:都麗(トリ)久保田紗友 と一緒に、大男を彼女の知り合いの医者のいる場所:置屋・柳屋に運び込む。
トリちゃん、お稽古はもう終わったとね。
始めて見た置屋に戸惑った壮多だが、トリに促されて大男を奥の部屋へ運び込む。
彼女が「先生」と呼ぶ男は置屋の居候:大田崇善(おおた そうぜん)髙嶋政宏 で、トリの友人でオランダ人を父に持つ青年:未章(みしょう)トラウデン都仁 に背中をほぐしてもらっていた。
トリは急いで未章を背中から剥がし
先生、病人ばい。
そう言って、今度は敷布団を引っ張って崇善を転がし、代わりに大男を寝かせる。
トリのなかなか大胆な行動に驚く壮多。
診察を始める崇善に、壮多が
(彼は)日本人ではありませんよね。
と問いかけていると、いきなりトリと自分との間に割り込んできたと勘違いした未章が
ワイはだいか?(お前は誰だ)
と言って壮多の胸倉を掴み凄んでくるが
手当てが先やろぉ。
と叱られて黙ってしまう。
先生は詳しかよ、蘭学者崩れやけん。
大男の脚のケガを治療する崇善をこれでもフォローしているらしい。
崇善が大男の頬を軽くはたいて、彼に名前を尋ねる。
しかし、日本語が通じないどころか
名前は?と中国語でトリが尋ねても答えられない。トリになにか聞いてみろと促されても、未章はオランダ語を話すことができない。
名前は言えますか?
どこから来たのですか?
流ちょうなオランダ語で質問する壮多に驚く崇善。
アンタ、蘭語が話せるとね。
未章が少し嫉妬した目で、壮多を見る。
壮多は大事に持っているあの手帳を大男に見せ、
この中に話せる言葉がありますか?
と聞いてみたが、男は首を横に振るだけだ。敷布団に置かれた紙を見た崇善は
ここに書かれているのは全て英語だという。試しに崇善が英語で名前を聞いてみると大男は、自分の名前を「カイ」と名乗った。
崇善はカイに腹が痛むのかを英語で尋ね、腹部を押えるとカイが痛みを訴える。
未章が着衣を脱がせると、腹部には暴行を受けた痕があった。
あぁ、出島から逃げてきた下僕だな。仲間にやられたか、商館員から仕置きされたか・・・。
なぜそんなことを。
出島は、オランダ人には牢獄ばい。余程んことが無い限り、島から出るのはご法度たい。
あがん小さか島に閉じ込められとったら、弱かもんにウサのひとつでも晴らしとうなっとさ。
未章が吐き捨てるように言った。
華やかな町の裏側を少し知ったような気がする壮多。
カイ:イムンアエナポーキ
英語ではないその言葉に、疑問を持つ崇善。
イムンア・・・。
未章:出島には返さん方がよか。
今返したら同じようなめに遭うて死んでしまうとよ。
崇善の判断でしばらく様子を見ることにし、このことは口外しないようにすることとなった。
壮多はトリに自分を出島に連れて行って欲しいと頼む。
カイの言葉「イムンアエナポーキ」が、きっと彼にとっては大切な言葉であろうから、力になれるなら助けてやりたいと言うのだ。
あたしトリ、こっちは未章。アンタは?
そ、壮多。
行こう、早よぉ。
そう言って、早速行動しようとするトリに戸惑う壮多がついていく。
出島の入り口で
禁制の立札が建てられた出島の入り口。
門構えの前には、番人が立っている。長崎に来た外国人は自由に振舞えるわけではなく、この狭い出島の中にいることを強要されるのだ。
出島は、オランダ人やその植民地から来た人々が居住する島で、許可のない一般の日本人が入ることは固く禁じられていた。
その前に立つトリと壮多。連れてくることはできても、中に入ることはできない。
どげんすっと。
その時、中では同心:滝口修二郎(たきぐち しゅうじろう)平山祐介 が通詞の栄之助を連れて出島を訪れていた。
オランダ商館の勝手方:ヤンセン-村雨辰剛 、カピタンと呼ばれるオランダ商館長で出島のオランダ人たちを代表するトップ:レフィスゾーン(リチャード・ヴァン・ローイ) らに、川で発見された遺体が持っていたあの陶磁器を見せるためだ。
商館長の言葉を栄之助が和訳しようとすると、滝口は会話を重ねるつもりではないので簡単に内容を伝えるようにいう。
確かに西洋の工芸品だが、我々が扱った品ではない。
昨年の積荷控えにもこの品は載っていない。
滝口:えぇ、もちろんそうでしょう。で、話はここからだ。どなたかその品に心当たりのある人が、出島に居ませんかね。
栄之助がオランダ語訳を商館長らに伝えると、商館長はこう伝えてきた。
長年オランダは長崎で日本と友好的な交易を行ってきた。
違法な売買「抜荷」が重罪なのは承知している。
幕府は「抜荷」即ち「密貿易」を固く禁じ、打ち首などの重い刑罰を与えていた。
ヤンセン:不正の取り締まりには互いに尽力しましょう。
屋敷を後にする滝口たち
殺された男が抜荷と関りあるとは、間違いなかですか。
あぁ、前から目は光らせてたんだが・・・。
殺されたとは、仲間割れやったとでしょうか。
或いは、商売品をくすねて制裁されたか。どっちにしろ下手人は、抜荷一味と繋がってる筈だ。
門の外へ出ようとした滝口らが、騒ぎに足をとめる。
どうやら、オランダ人医師モーニッケが出島に戻ろうとしたところを壮多が呼び止めたため、騒ぎになってしまったようだ。
間に入る栄之助が、モーニッケ医師にオランダ語で様子を尋ねると、彼は「なんでもない、いきなり話しかけられただけだ。」という。
彼らが心得違いをしただけだという稽古通詞:杉原敬生-重岡漠。モーニッケ医師に「無頼の者は私が追い払う」と敬生から伝えられ、堪らず壮多がオランダ語で反論する。
無頼の者ではない、教えてください。
「イ・ムア・エ・ナー・ポーキッイ」聞いたことはありませんか?
出島の下僕たちのあいだで
敬生:帰れ、異国人と許可なく話すことは禁じられとるっ。
許されればいいんですか?
言い返されてムキになる敬生に、栄之助は中に行くよう命令する。
敬生と中に入ろうとしたモーニッケ医師は、壮多を振り返り
その言葉、私は聞いたことがない。ポルトガル語でもマレー語でもないようだ。
役に立てず残念だ。
そう言葉を残して立ち去さろうとするが、がっかりする壮多を見て
あなたのオランダ語は聞きやすい。
そう微笑んで帰って行く。
滝口:騒ぎを起こすんじゃねぇぞぉ~。
どうやら滝口は見逃してくれるようだ。
壮多の流ちょうなオランダ語に、栄之助は蘭語をどこで学んだかと尋ねる。
一人で、江戸で。
一人で・・・。
よぉ~身についとぉ。
なぜかちょっと悔しいといった顔で、嬉しそうに去って行く栄之助。
彼を呼び止め通詞であるかを聞くと、父親の名前「周吾」という名の通訳を知らないかと尋ねる。
その名前に表情をこわばらせる栄之助。(台詞では「しゅうじ」と聞こえました。)
何て?
ワタシの父なんです。
そのとき、2人の会話を遮るように大砲の音が鳴り響く。
その音は、座敷牢に居るラナルドにも聞こえるほどだった。
何度も聞こえるその大きな音に、長崎の町はパニックとなっていった。
本日はここまで
長崎と言えば、橋。眼鏡橋はあまりにも有名ですよね。
今の長崎は、当時あった橋がなくなり川に蓋をする「暗渠」(あんきょ)という状態になった場所もあります。
〇〇橋という地名があっても、行ってみると橋がなかったりする場所もあるのです。
そういえば、ブラタモリで長崎ロケがあったとき出島付近の暗渠の中に入るという企画があって
ゾクゾクしちゃいました。あれからどうなったのかな、気になります。