かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

違和感があると言ってはいけないんでしょうね

2019-05-08 17:35:20 | ブログ記事

夕刊に

警察官とホテルウーマンの妊婦制服の写真が出ていた。

男女平等の時代だから、

当然、婦人警官もホテルウーマンも妊娠しても働き続ける。

写真はなかったが婦人消防士?のマタニティ制服もあるそうだ。

妊娠していたらお腹が出てくるから通常の制服ではお腹が収まらない。

だから仕方ないことなのではあろうが、

昔人間の私には違和感がある。

孕んでいるのに、そんな機敏さを要求される仕事に就かないといけないのかと。

私は昔人間だから、

基本的に外の仕事は男性、屋内の仕事は女性という固定観念があるが、

しかし、男女同権の時代には、そんなことは言ってはいけないことなのだろう。

ダンプやフォークリフトの運転も女性がする時代だから。

 

*

☆身もごりし人の制服できしとふ新聞記事に違和感おぼゆ

☆らしさとは消えゆく言葉職業に男女の区別なくなりしかば

☆男衆と同じ力を持つおなご居ぬと思へど言ふてはならぬ

☆乳房もつ女に警察官服は似合はぬとわが密かに思ふ

☆勇ましい女が増える世の中がよきとも思へずわれは媼に


連休中は誰も来なかったけれども、これはこれでよし

2019-05-08 08:49:31 | ブログ記事

孫は来てくれて嬉しく帰ってくれて嬉しいとはよく聞くが、

孫に限らず、子供家族は来てくれるはもちろんうれしいが、

しかし、来てくれないのも悪いものでもない。

元気で仲良く暮らしていてくれれば、それが一番の親孝行であるから。

娘夫婦は東京で遠いから家族で帰ってくるのは年に一度か二度になる。

長男のところは障碍児がいるから、障碍児が大きくなった昨今、

こちらから行くことはあっても来ることはほぼなくなった。

次男のところは共働きであることと、

孫もまだ1歳であるから、それほど我が家に来ることもない。

が、連休中は長男の家には泊りがけで行ったらしい。

長男の家は滋賀県にあるから周囲に自然が残っている。

だから親子で散策するのに適しているし、

庭も広いから庭でバーベキューとかもできる。

我が家は市街地で便利ではあるが庭がない。

滞在して楽しいのは長男の家に軍配が上がるだろう。

それに、遅くできた次男は、

もともと私達両親より、年の離れた兄である長男に懐いていたこともあって、

長男の家に行って兄と話すほうが楽しいのだろう。

次男のお嫁さんも、

年取った姑である私より年の近い義姉である長男のお嫁さんと話すほうが楽しいかも。

そんなことを思えば、自然な流れなのだろう。

私は兄弟が仲良くしてくれるのが一番だ。

私達は早晩亡くなるが、

兄弟は私達が死んだあとも残るのだから。

 

*

☆子供らの家族の仲のよろしきを見るがわれらの楽しみなりき

☆九歳の年の差のある兄弟は大人になりても親子のやうで

☆一人子のお嫁さんには義姉義兄新鮮ならむ義理とはいへど

☆団らんの写真を見せてくれるのが親のわれらに親孝行で

☆大勢に来られて世話はしがたくば写真を見せてもらふが一番