夕刊に
警察官とホテルウーマンの妊婦制服の写真が出ていた。
男女平等の時代だから、
当然、婦人警官もホテルウーマンも妊娠しても働き続ける。
写真はなかったが婦人消防士?のマタニティ制服もあるそうだ。
妊娠していたらお腹が出てくるから通常の制服ではお腹が収まらない。
だから仕方ないことなのではあろうが、
昔人間の私には違和感がある。
孕んでいるのに、そんな機敏さを要求される仕事に就かないといけないのかと。
私は昔人間だから、
基本的に外の仕事は男性、屋内の仕事は女性という固定観念があるが、
しかし、男女同権の時代には、そんなことは言ってはいけないことなのだろう。
ダンプやフォークリフトの運転も女性がする時代だから。
*
☆身もごりし人の制服できしとふ新聞記事に違和感おぼゆ
☆らしさとは消えゆく言葉職業に男女の区別なくなりしかば
☆男衆と同じ力を持つおなご居ぬと思へど言ふてはならぬ
☆乳房もつ女に警察官服は似合はぬとわが密かに思ふ
☆勇ましい女が増える世の中がよきとも思へずわれは媼に