明日から旅に出ますから、数日お休みするか旅行記事になります。
人気がなくても記事にするのは、
このblogを書く目的が自分の記録であるとともに、
子供たちには、親の私の動向を知らせる目的があるからです。
旅行記も、日本人未踏のような場所への旅行なら読みたい人もいるかもしれませんが、
私などの行くところはありふれた場所ばかりですから、
読まれる方も食指が動かないことは理解できます。
私も、同様ですから。
旅行記というものは、
よほどの視点で書かれたものでないとつまらないということは言えるかもしれません。
その意味では、旅に出る前の事前の準備も必要ですが、
今回の旅は、夫の希望で行く旅ですから、あまり下準備もしていません。
せめて若いころに読んだ芥川賞作家、清岡卓之の『アカシアの大連』を読み直そうと
買ったのでしたが、これも読んでいません。
昨日も書いた通り、最近、寝てばかりなので、読書も捗らないのです。
まあ最近の私は、パソコン中毒ですから、
たまに旅に出て、パソコンから離れる必要もあります。
運動嫌いでもありますから、強制的に歩かされるツアーは、
私に打ってつけでもあるのです。
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☆『アカシアの大連』読まむと買ひしまま読まずに行かむその大連に
☆大連は今アカシアの季節とぞ知りて旅立つその大連に
☆義理祖父がかつて従軍せしといふ大連の地をしかと見てこむ
☆亡き義母の父なる義祖父書き残す戦さの記録我が家に残る
☆綿密に書かれし義祖父の従軍記家宝となしてゐるこの婚家
☆三人(みたり)ゐし義母の男の兄弟は二人戦死でその家は絶ゆ
☆義理祖父は人格者とぞ聞きゐしがその長男が財産なくす
☆人よりも真面目な人でありにしに或る日よからぬ女に狂ふ
☆義理伯母がわれに言ひしは真面目なる人ほど怖い狂ひしときは
☆一途とふ美点が逆に作用して狂ひに狂ふ真面目な人は
☆なにごともほどほどがよし人を恋ふことも例外ならぬ理(ことはり)
☆小説や歌舞伎に多き話なり事実であればそれより奇なり