超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

オリオン座大星雲の手前にもう1つの大星団

2012年11月16日 12時38分02秒 | 宇宙
 オリオン座の三ツ星の下に肉眼でも見られる「オリオン座大星雲」は、天文ファンに人気の天体というだけでなく、天文学者にとって星誕生の現場を間近で見られる絶好の研究対象でもある。欧州研究チームの観測により、星雲の手前側に大規模な星団が独立して存在していることがわかった。



オリオン座大星雲の位置


 オリオン座の三ツ星の下でぼんやりと輝くオリオン座大星雲(M42)は、望遠鏡での天体観測が始まったばかりのころの約400年前、フランスの天文学者ニコラ=クロード・ファブリ・ド・ペーレスクによって初めての記録が残されている。現在では、最も近くにある星形成領域(1500光年かなた)として、様々な星が生まれる過程の研究において重要な観測対象となっている。

 この大星雲の手前にも星が分布していることは1960年代から知られていたが、João Alvesさん(ウィーン大学)とHervé Bouyさん(欧州宇宙天文学センター)らがハワイのCFHT(カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡)で観測したところ、予測をはるかに上回る規模の大質量星団が、星雲から独立して存在していることがわかった。これらの星々は、いわゆる「小三ツ星」の1番下のι(イオタ)星、通称ハチサの周囲に群がっている。



中央の画像は、オリオン座大星雲の可視光画像(左)に、分子雲が放つ赤外線をとらえた画像を重ねたもの。分厚い分子雲は向こう側にある星を隠してしまうため、この画像に見える星は、分子雲の手前にあるということがわかる(右)


 研究で新たに判明した重要事項の1つは、研究チームが「イオタ星星団」と名づけたこの星団の星々が、星雲中心部にあるトラペジウム星団よりほんの少しだけ年齢が高いこと。もう1つは、これまで「オリオン星雲星団」とひとくくりにされてきたものが、実はイオタ星星団とトラペジウムの2つの星団から成っていたということだ。「今後はこの領域を調べるために、重なって見える2つの星団をきちんと区別しなければならない」(Bouyさん)という。



左:イオタ星(ハチサ)周辺の星の分布を青い等高線で表したもの。星雲に埋もれたトラペジウムは星が少なめ。右:分子雲を見透せるX線で見ると、トラペジウム星団の星々が密集しているようすを確認できる


 「私にとって最も興味深いのは、星雲内で星を生成中の若い星団のすぐそばに、年齢の高いイオタ星星団が存在することです。この観測結果は、星団形成に関するこれまでの仮説モデルと矛盾しており、重要な謎が新たに出てきたことになります。集団で生まれた星から成る星団は、星の誕生の最も典型的な姿を示すとされていますが、なぜそうなっているのかということについてはまだまだわかっていません」(Alvesさん)。


2012年11月15日 CFHT

世界一高いクリスマスツリーとイルミネーションでロマンティックな夜を

2012年11月16日 12時22分54秒 | 経済・経営・社会
2012年11月15日(木)、東京スカイツリー開業後初の冬季イルミネーション点灯式「東京スカイツリータウン® ライティングセレモニー」が開催された。2013年1月31日(木)までの期間、開業後初めて冬のイルミネーションで東京スカイツリータウンが彩られる。



会場には約300名の来場者が集まり、一斉にハンドベルを鳴らすとスカイツリータウン内のクリスマスイルミネーションが続々と点灯。最後に、“世界一のクリスマスツリーからのおくりもの”と題した東京スカイツリーがシャンパをイメージした金色そして、もみの木をイメージした緑色に点灯。会場に集まった来場者は大きな歓声を上げ、点灯の瞬間を見届けた。また、東京スカイツリーの公式キャラクター「ソラカラちゃん」、「スコブルブル」、「テッペンペン」も会場に駆けつけ、会場を盛り上げていた。



この「東京スカイツリータウン ウインターフェスティバル ライトアート・エンターテイメント 2012」のテーマは、「Tokyo Skytree Dream Christmas 世界一のクリスマスツリーからのおくりもの」。またクリスマスまでの期間中、週末を中心に様々な限定ライティングが登場。ひときわロマンチックな東京の夜景を楽しむことができる。



このほか、とうきょうスカイツリー駅、押上駅からそれぞれ東京スカイツリーへとつながる坂道「ハナミ坂」、「ソラミ坂」は、LED装飾照明により彩られる「光階段」に。クリスマスを控えた11月15日(木)から12月25日(火)までの期間には、クリスマスパフォーマンスやコンサートなど、様々なイベントのほか、東京ソラマチの各店では、クリスマスにちなんだ商品やグルメの販売が予定されている。


写真撮影行きたいですね
東京駅も見たいですし。

鳥インフルエンザウイルスの侵入リスク地図

2012年11月16日 12時17分53秒 | サイエンス
海外から渡り鳥によってわが国に運ばれる鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクの高い地域を示した全国予測地図を、国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一主席研究員や森口紗千子特別研究員、大沼学研究員らのグループが作成し、発表した。

研究チームは、全国各地の土地の標高や利用状況などの環境条件、ウイルスの宿主となるカモ類の個体数データを基に、野鳥の鳥インフルエンザウイルスの発生地点を推定する分布予測モデルを作成し、侵入リスクを10段階に分けて地図にした。



その結果、北海道東部や宮城、群馬、埼玉、愛知、大阪、瀬戸内海沿岸、島根、宮崎、鹿児島などの地域でリスクの高いことが分かった。さらに結果を過去5年間の鳥インフルエンザウイルスの陽性地点データと比較したところ、侵入予測エリアは実際に陽性反応が検出された地域を確実にカバーし、予測の信頼性が高いことも分かった。このリスク地図に基づき、鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクが高い地域のモニタリングを強化することで、国内へのウイルス侵入の早期発見に結びつくことが期待される。

鳥インフルエンザウイルスは通常、ニワトリなどの家禽(きん)類に対する病原性は低いが、中には高い病原性を示す「高病原性鳥インフルエンザウイルス」も発生し、大きな被害をもたらす。これまでのところ、どのような経路で渡り鳥などの野鳥から家禽類へウイルスが感染するのか不明だが、何らかの媒介生物(小型の野鳥、ネズミ類など)がウイルスの拡散に関与していると推測される。今回リスクが高いと予測された付近の養鶏場は、屋外からの媒介生物の侵入防止策を含めた、防疫対策を徹底する必要があるという。

なお、リスク地図について研究チームは、あくまでも「渡り鳥を含む野鳥」から鳥インフルエンザウイルスが検出される可能性が高い地域を示したものであり、「養鶏場の家禽類」からウイルスが検出されるリスクが高い地域を示したものではないと、注意を呼びかけている。

研究成果は、国際学術誌「ダイバーシティ・アンド・ディストリビューションズ(Diversity and Distributions)」に掲載される予定だ。


詳細は下記参照 国立環境研究所
生物・生態系環境研究センター:プレスリリース

ベッドで仕事をする若い社会人がアメリカで増殖中?

2012年11月16日 00時01分02秒 | 健康・病気
 デスクで背中を丸めて仕事をするより、ベッドの上に寝そべりながらノートパソコンをたたいた方が快適でより生産的だろうか?

 仕事の習慣を調査した研究者らによると、携帯機器に囲まれて育った新しい世代は横たわるか、もしくは胎児のように丸くなりながら、枕で支えてこれらの機器を使うことにますます慣れ親しんでいる。



 米カリフォルニア州サニーベールにある携帯機器のセキュリティーソフト会社、グッド・テクノロジーで今年調査された1000人の従業員のうち半数は、ベッドで仕事関係の電子メールを読んだり書いたりしているという。英国の労働者329人を対象に行われた調査では、約5人に1人が週に2時間から10時間、ベッドの上で仕事をしていることがわかった。この調査はロンドンに本拠を置くデータセキュリティー企業クレダント・テクノロジーズが2009年に実施した。

 調査では、ベッドで仕事をする人の一部は、電子メールにすぐ反応することや、時差のある地域にいる顧客や同僚らに素早く返信することに熱心であることが示された。ロンドンの業界団体であるインフォセキュリティー・ヨーロッパが実施した2012年の調査に回答したある37歳の人は「世界中の人たちと仕事をしているなら、(ベッドでの仕事を)避けるのが難しい」と話した。

 デンバー在住の生産性向上トレーナーで論客でもあるローラ・スタック氏はこの10年で、寝室で働く顧客が倍増したと述べた。多くの人は、そのほうが生産的だと考えている。しかし、多くの場合、日中の仕事を遅らせる言い訳になっている。「人は“どちらにしろベッドで2、3時間仕事をするのだから、フェイスブックや、次の休暇のためのチケット料金をチェックする時間がたっぷりある”と考える」とスタック氏は話す。スタック氏は日中もっと効率よく働き、ベッドルームには睡眠とセックス以外を持ち込まないよう人々にアドバイスしている。

 携帯機器の使用に没頭するあまり、電源をオフにすると自分が怠慢だと感じる人もいる。多くの人にとって、ベッドの上で仕事をすることは「テクノロジーによる蹂躙(じゅうりん)」へ向かうステップだと指摘するのはダニエル・シーバーグ氏だ。同氏は元テクノロジー・ジャーナリストで、いかに自分がデジタル機器依存症を抑えたかを描いた2010年の『デジタル・ダイエット』の著者だ。



 シーバーグ氏は「妻はわたしを“ツチボタル”と呼んだ。ベッドのなかで何かしらの画面がわたしの顔を絶え間なく照らしていたからだ」と話す。「体験から言って、画面を眺めていても親密度は増さない」と同氏は言う。シーバーグ氏はそれ以来、寝室を「非機器地帯」にし、充電器は別の場所へ置き、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)のアラーム機能の代わりに目覚まし時計を使うことにした。クレダントの調査によると、ベッドの上で仕事をするパートナーを持つ人の半数以上は、その習慣をいら立たしく思っているという。

 マサチューセッツ州ウォルポールにある可動ベッドメーカー、レベリーによるマーケットリサーチは、ニューヨーク在住の若い社会人の実に80%もの人々が定期的にベッドの上で仕事をしていることを示唆する、と最高経営責任者(CEO)のマーティン・ロールズ=ミーハン氏は言う。同社は可動ベッドの病院のイメージを若い消費者の興味を引くよう変えているところだという。頭や足の部分を高くすることで、テレビ鑑賞や仕事中の体への負担がいかに和らげられるかを示すのがその方法だ。

 レベリーはさらに、ベッドにビルトインのコンセントをつけ、ランプやテレビ、ノートパソコンなどの電源がそこからとれるようにした。コンセントやベッドの動きは、リモコンのほか、スマホやタブレット(多機能携帯端末)でもビルトインの無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」や短距離無線規格「Bluetooth(ブルートゥース)」でも操作可能だ。

 シカゴ在住の弁護士、デービッド・スピーゲル氏は以前、ベッドの上で仕事をするのを避けていた。快適ではなかったからだ。ところが、半年前にレベリーの可動ベッドを購入して以来、週に数日は寝る前に電子メールのチェックや送信をするようになった。同氏によると、頭と足を高くすることで背中に負担がかかるのを防げるという。また、寝る前のひと仕事は「遅れを取り戻し、すべてをきちんと整理する助けになる。準備が整った状態で次の日を迎えられる」と同氏は語った。

 ただ、米睡眠財団のラッセル・ローゼンバーグ会長は、画面の光が睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑える傾向があるため、睡眠がさまたげられる可能性があると指摘する。また、ベッドの上で仕事をする習慣は「睡眠と寝室の関連性を壊す」可能性があり、不眠症を誘発したり、それを深刻化させたりすることもあるという。

WSJの記事より

人によってはベッド上が効率的なんだろうけど
日本人ってベッド上で仕事しない人がほとんどでは?


私は仕事&趣味の部屋と寝室は別です

寝室には
室温・湿度計と読書用ライトと布団のみ
スマホは無音で目覚まし代わりのアラーム優先

そもそもベッドじゃなく畳の上に布団だし
・・・って誰もそんなの聞いてないネ。。。