旅の恥はかきすてです

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2019年1月3日 メキシコシティの観光

2019-01-03 | 2019年1月 メキシコ


今日は朝早くからメキシコシティに移動します。
この旅、最後の長距離移動。
歩いて行ってもよかったけど迷うの嫌なんで、タクシーを呼んでもらってバスターミナルまで行きました。
バスターミナルには7時前に着いて、メキシコシティ行のバスは発車を待っている状態だった。
チケット売り場には私の前に3人ぐらい。だからそのバスに乗れると思ったけど、何かあったらしく,最初の人が全然終わらないんです。
2番目の若い人もイライラし始めた。しかしその人は、使わなくなった切符を譲りに来た人から買ったらしく列を離れてバスに乗ったようです。
そんなんで、そのバスに乗れませんでした。。。
昨日時間あったから、バスターミナルまで来て、バスの時間確認して切符を買っておけばよかった。。。
後悔先に立たず。
でもこの時間でも1時間に1本ぐらいあるらしく、8時台のバスのチケットを購入。255M$。
しかし、なぜかそのバスは時間になっても現れず。
30分ぐらい遅れて到着したのはくたびれたバス。
値段からしたらもっといいバスでは?と思ったけど。
いいバスは故障か何かで、くたびれたバスになったのかなと想像した。
みな何も不満を言わず乗り込む。

タスコからメキシコシティまで3時間です。
地下鉄でソカロまででて、ホテルに行きます。
ホテルは「ベスト ウェスタン マジェスティック ホテル 」。9000円。2人分の朝食付き。
この旅行で一番高いホテルです。
昔はすごい高級ホテルで、今は古くなったのでまあまあの高級ホテルだそうです。
宿を探すとメキシコシティは都会だけあって、宿代が高い。
このホテルはBooking.comですごい評価が高かったし、写真がステキだったので、ちょっと高いけど泊まって見たくなった。
一番安いレートを探したら「Trip.com」というサイトだったので、そっちで予約したけど(^^ゞ
最近 「Trip.com」という旅行会社、見かけます。フライトも予約できる。
他より安いときがあります。中国系の旅行会社なのかな?よくわかんないけど。
「ベスト ウェスタン マジェスティック ホテル 」はソカロの一角にある古い建物の中にあります。
建物そのものがホテルになっているというわけではないので、ちょっと見つけるにに時間がかかった。
”H”という青い小さい看板があって、そこに行くとホテルの入口がありました。
ロビーや階段にはメキシコらしいオレンジのタイルで装飾されていました。
しかし、ロビーは写真ほど広くて高級な感じはなかったかな。
着いたのが11時ぐらいでチェックインできなかったので、荷物を預かってもらいました。

11時半ぐらいから町歩き開始。
メキシコシティのランドマーク、メトロポリタン・カテドラルの周りには無料のツアーが数多く開催されています。
めだつ傘をさして、スペイン語と英語のツアーがあります。
一時間半かけて、メトロポリタン・カテドラルの周辺のガイドをしてくれるそうです。
声かけられて、ちょうど出発の時間だったので参加してみることに。
ガイドのスマフォにメルアドを登録する必要があります。
ガイドは学生さんあんでしょうか?若い元気な女性です。
それにメトロポリタンカテドラルとテンプロマイヨールの周りを説明しながらゆっくり回ります。
しかし私、英語はほとんどわからないのよね~
観光時間も少ないので、ガイドさんに一声かけて列を離れました。
まず、国立宮殿に行く。ソカロから王宮に行く道には露天が所せましと商品を並べていました。
メキシコ刺繍で取っ手に木の輪が付いている小ぶりのバック2個を衝動買い。2個で100M$です。安!



国立宮殿にはディエゴ・リベラの大規模な壁画があります。
前回メキシコシティに来た時もディエゴ・リベラの壁画を見に来ました。それまで、ディエゴ・リベラという画家は知りませんでした。
それは、壁画画家で日本の美術館に作品が来ることがなかったからかもしれない。というか、壁画なんで、取り外して輸送する,なんてことはできないよね。
この絵を見て、その素晴らしさと私にとってはこの手法と絵が斬新で、感銘を受けました。
ディエゴ・リベラの絵画は、永遠にメキシコだけなのかもしれない。(壁画以外の絵があるのかは不明。)
入場口は長い列ができていました。「えっ、もしかしたら入場規制!?」と思いましたが、入場するのにバックの中をチェックしており、それで列が長くなっていただけでした。
パスポートをもって行かないと入れません。入口でIDを預けなければならないのです。
そして出るときに受け取ります。ちゃんと戻るかちょっと不安ですね~
入場は無料です。ガイドにはデポジットがいると書いてあったけど、要求されませんでした。IDだけ。
中は広く、絵画のほかにも見どころがありそうですがよくわからなかったし時間もないのでディエゴ・リベラだけ。
スペイン人が侵略する前の先住民の姿、スペイン人が侵略した時とその後。メキシコの歴史が、階段の大きな壁に書かれた絵と、2Fの壁に書かれた絵で表されています。
それはそれは雄大な絵で、前にメキシコシティでこの絵を見た時、そのすごさに圧倒してしまいました。
インディオもスペイン人も、何百という登場人物と異なる時代が1枚の壁に書かれています。
ディエゴ・リベラと言う人はこういう壁画に絵を描いた、フリーダ・カーロと並んでスペインで一番有名な画家です。
そのフリーダカーロはリベラの結婚相手です。離婚しちゃうけどね。
壁画を見てそのまま進むと昔の議事堂が見れます。有名な議事堂らしいけど、なんで有名なのかは知らない。
そして建物の中は博物館になっていて、発掘された土器などが陳列されていました。



テンプロ・マイヨールとは、発掘された昔の遺跡。ここにも前に来た時に入りました。
都会の真ん中の遺跡です。
ちょっとした博物館もあって、発掘されたものや、近辺の遺跡のパネルや写真が陳列されていました。

次は、ソカロから少し離れてディエゴ・リベラ壁画館へ向かいます。
道には古くてタイルで装飾された美しい建物がありました。この家なんでしょうか?ただものではないですが、どういう歴史のある建物なのかはとうとうわからずしまい。
途中でガイドに載っている「タケリア・アランダス」というタコス屋さんがあったので、そこでタコスをテイクアウト。
3枚で30M$。(1枚10M$)
時間がないと思って、テイクアウトにしたんだけど、ふたがない。。。
しかたないから歩きながら食べた。しかし、メキシコシティ、あんまり立ち食いしてる人見たことない。お行儀悪かった?
これだったら中で食べればよかった。
店前で串刺しにしたお肉を削ぎ切りして、タコスにのせます。日本でよく見るようになったカバブ屋さんのようです。
中には座席もあります。
タコスの上に切り取ったお肉とタマネギと私の大好きなパクチーが乗っていました。
本場のタコス美味しい~おしいー
日本ではトルコのカバブ売りはよくある。お店とお肉を削って乗せるのが同じようか感じなので、日本にタコス屋さんがあってもいいかなと思った。

ディエゴ・リベラ壁画館は前に来たかったところです。
前回、あまりにも国立宮殿のディエゴの壁画に感動したのでもっと見たいと思ったけど、時間がなかくて行けなかった。
ここの絵画館には有名なディエゴ・リベラの絵がど~んと1枚飾ってあります。「アラメダ公園の日曜の午後の夢」
ディエゴの絵は、これ一枚です。たった一枚。あとは、壁画の現代画家の絵が展示されていました。
不思議な絵です。
ガイコツのご婦人が真ん中にいます。その隣にはフリーダカーロ,その前には子供のディエゴリベラを描いているそうです。
その周りには無数の人物がいろいろな表情で描かれています。
写真はその部分。全体の真ん中辺の一部です。この絵はもっともっと大きくて、いろんな人物が描かれています。
フリーダカーロという人はディエゴ・リベラの妻(のちに離婚)で女流画家。体が弱かった。
その人生と美貌と奇抜絵と髪型なんかのファッションで、メキシコでもアイコンとなっているようです。
実際にフリーダ・カーロの姿の絵がある絵ハガキや、カップなどのお土産物にプリントされているのを見ました。


ディエゴ・リベラ壁画館を出てもまだ時間がありそうだったので、歩いて行けるベジャス・アルテス教会に行きました。
ここは今でも現役バリバリの劇場です。
外観からして、中は金銀きらきらなゴージャスな造りかと思いましたが、意外と普通の外観。。。
ちょっとがっかりでした。

まだ時間があったので、バスコロンセス図書館を見に行こうと、メトロでBuenavista駅に向かう。
SFのようなかっこいい図書館だそうです。
改札出ても場所がわからなかっので、駅員さんに聞くも「あそこだよ」と改札のすぐ後ろを指す。
改札出てすぐの建物でした。
入口に行くも、閉まっているようでした。
アジア系の女の子がいて、話してみると「クローズで、係りの人に写真を撮ってもらっているのよ。あなたもそうしてもらえば?」との事。
年明けのこの日は祝日扱いで、休館日なようです。
係りの人が戻ってきて、スマホを彼女に返してました。
私も申し訳ないと思いつつ、お願いしてしまいました。
日本からはるばる来た旅行者なので、係りの人は快く引き受けてくれました。感謝!
しかし、写真を撮り慣れているのか、アングルうまいですね。人もいないし、ちょっとした雑誌に載ってる写真みたいです。
この女の子は韓国系の3人組で、ものすごくオシャレなかっこをしていました。
まるでKポップのプロモーションビデオ撮影のよう。
一人の女の子はフリフリの白い長めのふわっとしたスカートにピンクのトップス、髪型もお化粧もそれに合わせた感じ、もう一人はぴったりしたスキニーパンツ。
お嬢様感丸出し。
最近は旅行先でこういう若い韓国のガールズグループを見ることもありますが、こういう感じのグループも多く、韓国に比べたら治安に不安がある海外でこんなカッコで大丈夫なのかと思ってしまいます。誘拐とか、強盗とか。
私が、ぼろぼろすぎる!?

結局、見られなかったバスコロンセス図書館に来たせいで、もうタイムアップ。
主な見どころは17~18時ぐらいでクローズしてしまいます。
ホテルに戻ってチェックイン。
部屋は普通です。でもバスタブがありました。この旅、最初で最後のバスタブ。
私の部屋はソカロの角にあり、窓からはライトアップされたメトロポリタンカテドラルが見えました。窓からとった写真が、一番上の写真です。
ライトアップされたカテドラルはきれいです。寝る前には、ボート見ていました。
夕食を食べに外に出ると、なぜかワンダーウーマンやマイティ―ソーなんかのマーベルコミックのそっくりさんがいました。
隣がアイスクリーム屋さんなので、その宣伝なんでしょうか。
子供たちが嬉しそうに一緒に写真を撮ってもらってました。
しかしこのそっくりさん、かなりクオリティ高い!
ワンダーウーマンはとてもきれいだったけど、ちょっとボリュームが足りなかったかな。マイティ・ソーはかっこよかった。


夜のソカロは美しくライトアップしていました。
ヨーロッパの国だとクリスマスの飾りは年始も続いています。タスコでもメキシコシティでも。
ソカロをグルっと取り囲む歴史のある建物に、ライトアップの光で蝋燭やリボン,花などが浮き上がっています。
そして広場では、屋台の市も開かれていました。食べ物の屋台ではなく、Goodsを売る屋台です。
広場は親子連れでにぎわっていて
広場とその周辺は明るく、警備をしている警察の人も多く、女性一人でもまったく危険は感じませんでした。
ただ一点、近年のテロの影響かなと感じる事がありました。
ソカロの中のマーケットは柵で囲まれていて、数か所の入口からでないと入れません。
ヨーロッパでトラックで人混みに突っ込むテロがあったので、その影響でガードするためなのかと思いました。
真相は不明ですが。


夕食はガイドにある「ボソルカリ」に行きました。チェーン店なようです。日本のファミレスですね。
写真メニューがあり、モーレ料理(モーレソース、鶏肉、ライス)のワンプレーを頼む。
まあまあの味だったかな。

ホテルに戻り、バスに入る。このホテルだけバスタブがあった!さすが高級ホテル。
明日の支度をして就寝。



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