歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

「ことばの“間”と感情表現 」そして、何気なく口ずさんでいたら

2023年09月07日 06時50分00秒 | 今日のカヌマ

ふるいけやかわ(は)ずとびこむみずのおと

〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉

生徒のNさんに読んでもらいました。

Nさんはいい声で一語一語しっかり「ふ・る・い・け・や・か・わ・ず・とび・こ・む・み・ず・の・お・と」読んでくれましたが、

カヌマ「Nさん、これは俳句ですよ、5、7、5で読まなきゃ」

Nさん「そうでしたね、じゃあ ふるいけや かわずとびこむ みずのおと

カヌマ「それです、それです。でも “ かわずとびこむ ” の かわず と とびこむ のあいだに “ 間(ま)” を入れて読んでみたら

Nさん「ふるいけや かわずとびこむ みずのおと。ああ、雰囲気が出てきましたね。

ことばも聴き手によく伝わりますね」

カヌマ

「この俳句がメロディのついた歌だったらどうですか?」

「ふ・る・い・け・や・か・わ・ず・と・び・こ・む、では棒読みの歌になりますよね。

それを 5,7,5で歌えばだいぶ違ってくるでしょう。

ことばじりをとらえて、変な情感を込めるのが感情表現ではありません。ことばの “間” を大事にする、それこそが感情表現だとカヌマは考えています」

Nさん「よくわかりました」

≪ いつもカヌマが思っていること ≫

例えば、 

読譜が出来る人だったら、楽譜を見れば、その歌のメロディも歌詞(言葉)も理解することは出来ます。でも それは理解

特に、

言葉は黙読で自分はわかっていても、声に出さなきゃ相手に伝わりません。

※テレパシーはのぞく(笑)

そして相手に気持ちを伝える声

歌う時だけじゃなく声を出して歌詞を音読しましょ。気持ちを込めて。

朗読者のように時には明るい声で、時には悲しい声で。

 

そして、生徒のYさんが

別れても 別れても 心の奥に、と 何気に口ずさんでいたの、そしたら歌いたくなっちゃた」

「菅原洋一さんも歌っていたけど私、倍賞千恵子さんの大ファンだったの」

「忘れな草をあなたに」

1963年に女性コーラス・グループのヴォーチェ・アンジェリカが最初にリリースし、1971年に倍賞千恵子と、菅原洋一がリリースし、どちらもヒットしました。

 でも、倍賞千恵子さん(寅さんの妹役)、うつくし~~

できれば🎧

忘れな草をあなたに(詞 木下龍太郎  曲 江口浩司) 歌詞

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