創刊記念「國華」130周年、朝日新聞140周年 特別展「つながる日本美術 名作誕生」を見てきました。
「國華」は明治22年創刊の美術雑誌だそうです。
ざざっと表紙の縮小版がパネル表示されていましたが、見事に鮮やかでした。
今回は前売を買いそびれていたので、当日券にて入館(^^;)
開館と同時に入りましたが、久しぶりに晴れたせいかかなり人がいました。
今回の私のお気に入りは、八世紀中国から伝わった十一面観音菩薩立像(山口・神福寺)。すばらしく端整な顔立ちでした。
飛鳥時代に大陸から伝わったエキゾチックな顔立ちの仏様たちはすっかり影をひそめて、一木造りのすっきり系仏様になっていったんだなぁと…。
普賢菩薩像の変遷もなかなか面白かったです。
普賢菩薩は私とK君の守り仏なので信仰してます(^^)
それから見所はへいあんじだいの聖徳太子絵伝かなぁ。
文字があまり判読できず、絵も消えかけていて場面的に分かりづらいのですが…というか、風俗がすっかり平安時代化されている気がしましたが、サイズといい、見応えバッチリでした。
絵の方は私はあまり知識がないのでピンとこなかったけど…お恥ずかしい。
とくに目新しい感じはないけど、こういうテーマの切り口も面白いなと思いました。
たぶん今日来館10万人を突破するらしく、私が出るときに取材カメラと「祝十万人!」みたいなパネルを持ったスタッフが入り口に待機してました(^^;)
国立博物館のシンボル的な木!