うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

中之島 香雪美術館。

2019-04-24 16:01:44 | 旅行・参拝


今回の旅の目的は、大阪の中之島 香雪美術館で開催中の特別展「明恵の夢と高山寺」でした。

明恵上人は私が卒業論文でもさんざん調べた方で、およそ40年間の夢を記した「夢記」が有名です。
最も、今では高山寺は鳥獣戯画のほうですっかり有名ですが、私は明恵上人の自然と一体になって修行に励んだ姿や、子犬を慈しむ姿に惹かれるわけです。

ちなみにどうして鳥獣戯画が高山寺に伝わっているのかは不明らしいです。

明恵上人の「あるべきやうわ」という言葉にはいつも励まされ、私の生きる指針にもなっています。

直筆の夢記とか、上人が大切に拝んだ仏眼仏母像などが見所かな。
もちろん鳥獣戯画もですけど。



売店では鳥獣戯画グッズも色々売っていましたが、昔かなり買い集めてしまったので今回はあまり魅力を感じず(でも久しぶりに改めてウサギとかカエルを見るとやはりかわゆい!)、明恵上人の樹上坐禅像の絵はがきがあったのでゲットしました。
これ、人柄とか深閑な山奥(高山寺の裏山)で坐禅している情景が伝わってきて、昔から好きでした。

なかなか楽しかったですが、大阪駅から美術館まで歩いていて、ふと気付いたのが大阪は路上喫煙OKなんだ!?ってこと(^^;)

東京は中心部はほぼ禁止されているので当たり前と思ってましたが、ランチタイムのビジネスマンがタバコ片手に歩道を歩く姿にびっくりしました。
コメント
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