結論から言って、今回も奥の院にたどり着けませんでした。
……というか、本気で遭難の危険を感じてマジ焦った~(;゚д゚)
……とまあ、時系列で参りましょう。
まずは信貴山山頂、空鉢護法堂まで山登りです。
いやいや、いい汗かきました(^^)
さて、問題の奥の院ですが、多宝塔の横の道に矢印が付いてるんですね。
初めてここを訪れた時、ここから山道に分け入り、延々と歩きましたが途中で引き返し、本当にこの道でよかったの!?となったルートです。(途中から看板などはいっさいなくなる)
しかし、今回の私はさらにデンジャラスなルートに迷い込んだ模様(;゚д゚)
さてさて、山頂の空鉢護法堂から少し下った所に、気になる看板を見つけました。
「松永屋敷跡」「奥の院」どうやら同じ方向のようです。
すぐ近くには信貴山城址碑もあり、松永屋敷はすぐ近くだろうと思ったのが運の尽き……(-ω-;)
一気に急な下りの坂道、しかも道はかなり荒廃していて滑ります。方向は山の裏側に向かっているようで、回りは鬱蒼とした森。
もちろん空鉢護法堂まではたくさんの参拝者がいましたが、こちらに来る人は皆無です。
かなり下ってもなかなか松永屋敷に着かず、山奥に分け入っているようで不安になります。
引き返そうにも、あまりに急な坂を延々と下ったため、とても登る気にならず、覚悟を決めて前に進むしかない状況。
イノシシとかいないだろうな……(*≧Δ≦)
ようやく松永屋敷跡に到着。
……って何もないし、すげ~コワイ人形とかあるし~(゜Д゜;)(゜Д゜;)(゜Д゜;)
うす暗い林の中でマジ怖かった(-ω-;)
そしてさらにコワイことに……
いつの間にか「奥の院」を示す看板はいっさいなくなり、「平群駅4キロ」「信貴山フラワーロード○キロ」の看板のみに(;゚д゚)
平群駅、何線?しかも4キロ?フラワーロードってどこ?そこってバスとかあるの?
そもそも奥の院は?
っていうか、ここどこ?
朝護孫子寺に戻りたい……(*≧Δ≦)っていう危機的状況。
しかし、やはり険しい登り道を戻るのは嫌なので、前へ進むしか!
すると、下ってきた山道が林道につき当たりました\(^o^)/
この林道がどこに通じてるか分からないけど、左手方向が朝護孫子寺らしいので、やはりボロボロの林道をひたすら歩きます。
途中、背丈を超える竹やぶや廃墟とかあって、ホラー映画の世界よ(-ω-;)
そしたら、右手に沼が見えて、記憶が蘇りました!
この沼、かつて奥の院を目指した時、この沼あたりで諦めて引き返したのではなかったかと(;゚д゚)
しかし、この沼の前に「この先行き止まり 通行困難です」の看板が!!
つ~か、この看板の示す「この先」がどっちを指してるか分からんのよ(-ω-;)
でも、方向は分かったから、やはりこの先に朝護孫子寺があることを信じて、さらにひたすら山の中のボロい道を進みましたよ。
そしたらですね、鳥の声や木々のざわめきの間に、あの気合入りまくりの読経がかすかに聞こえてきたんです\(^o^)/
こりゃ、間違いないと勇気付けられ、速度アップ!
ようやくたどり着いた場所は、やっぱり多宝堂の前でした(-ω-;)
奥の院、どんだけ遠いのよ。そしてちゃんと随所に案内板出してよ……。
マジあのまま山から出られんかと思ったわ(^^;)
最後は寺猫に癒される。
登山の汗が冷や汗に変わった後半戦でしたな(-ω-;)