関西旅行に出る前ですが、タイトル買いした本。
種子島の鉄砲伝来(1543年)から、日本に訪れた宣教師や外国人の目線から見た日本や日本人の性質が書かれていて、
なかなか面白かったです。
あくまでも宣教師達のお話なので、信長さん達の登場を期待している方はがっかりかも。
ちなみに学生時代に覚えたごろ合わせ。
鉄砲伝来 1543年 → 「一騎打ちなど
以後よさん(1543)」
キリスト教伝来 1549年 → 「
以後よく(1549)広がりザビエル満足」
私、ごろ合わせ大好きで、英単語も大学受験の古語も大半ごろ合わせで覚えました。
そしてこの本を読んで思い出したのが、昔の大河ドラマ「キング・オブ・ジパング」!!!
緒方直人さんが信長をやられた、アレです。
私、当時中学生だったのですが毎週ワクワクしていました。
語り手がルイス・フロイスで、片言っぽい日本語で毎回「ノブナガドノハ…」って始まるもんだから、
なんかもう面白くて。
アレ、再放送しないかな~~。
話はぶっ飛びますが、同じく中学生の時に夢中になった大河ドラマ…「太平記」…。
あの暗く、大河ドラマ的にも不人気だったと思われる太平記、なんで夢中になったのか…
たぶん、ひとえに足利尊氏役の真田広之さんがカッコ良かったからかと。
北畠顕家役の、後藤久美子さんがりりしかったからかと。
楠木正成役の武田鉄矢さんがいい味出していたからかと。
太平記自体の時代に興味を持ったのは北方謙三さんの「楠木正成」とか「道誉なり」とか「破軍の星」を
読んでからで、なんだか「天皇とは何か」って考えると幕末の動乱にも共通するものがあったから。
歴史好きの間でも室町時代と江戸の天下泰平時代に次いで、鎌倉~室町って印象薄いよな…(--;)
でも文学部出身者としては、太平記には日本の仏教思想とか怨霊思想とかいろんなものが込められていて、
たぶん関心ある人が見れば、とてもそそられる内容がもりだくさんなんですぞ(^^;)
さぁ、角川文庫の「ビギナーズクラッシックス日本の古典」シリーズの太平記で構わないので読んでみよう!!
…って誰にいうてんねん。
「ジパング島発見記」から大脱線してしまいました(--;)