か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

自分で考えてないな 安倍

2015年03月31日 | 国際・政治

昨日、目達原(めたばる)基地で「桜祭り」があった。戦時中特攻隊員が出撃前にピアノを弾いてから死にたいと、近所の田代小学校に出かけたところだ。

国民学校(小学校)の少国民(児童)は、特攻隊員にむかって言った。「僕も操縦士になって特攻隊員になります。」

隊員は哀しい笑顔で諭した。「戦争の時代はもうすぐ終わる。今はしっかり学校の勉強をしなさい。」

凄まじい競争を勝ち抜いて飛行兵になった隊員たちは、その優れた判断力で冷静に情勢を見ていた。僕らは、浮かれてのぼせ上がり、判断力を失い、酒に酔ったように「聖戦完遂を叫び散らす戦争屋」に引きずられてはならない。

目達原補給基地はお粗末にも最高の教材になることを無視している。その代わり展示しているのは爆弾三勇士の像だ。このウソで固めた爆弾三勇士の像は、戦時中真っ先に金属供出で取り除かれ、代わりに石膏で像ができたものである。

このこと自体、いかにまにあわせの展望のない戦争をしたかがよく現れている。ウソ勇士の銅像の金属すら不足しているのに軍はまだ戦争に勝つ気でいた。

韓国軍の視察に行ったことがある。防衛大にも韓国軍からの留学生がいるのでご存知の方も多いだろう。勉強のできなかったネトウヨは韓国を敵視しバカにすることで何か自分のバカが改善されると思っているのか。

相互に留学しているので一流同士はほとんど差がない。差があるとすれば国内の有能と低脳の差だ。

その韓国軍。僕は日本人と並ぶと見劣りはしないが、韓国のとくに海兵は頭も体も数段上だ。

しかし、災害派遣しか役に立たない目達原の兵隊さんは好きだ。カネをもらって免許を取って、体を鍛え、退屈に耐え、除隊後の再就職は熱心にやってもらう。

何が悪い。なあ、安倍。軍と聞いただけでヒステリーを起こすのが案の定いたが、それはひとまず。基地の中身はジムに通いつつ職業訓練をするところだ。

ホルムズ海峡にこだわる安倍。本物の軍を持つ米英仏も機雷掃海はできないでいるぞ。掃海能力の問題ではない。朝鮮戦争の時代のつもりで木造船がホルムズに行ってみろ。15分でイランの駆逐艦にやられる。アメリカですらできないイランの領海侵犯をやろうと言うわけだ。

いやいや、戦闘行為が完全に停止してからです。とかなんとか誰に言わされているんだ。頼まれもしないのにきっと喜ばれるだろうと思い込み余計なことをして迷惑をかけるアメリカのポチ。戦闘が終わってても他国の領海に入れば安倍の「わが軍」はひとたまりもない。

ちょっと前は在外邦人をアメリカの輸送船で避難させるとき、海上自衛隊が護衛するといった。あふぉ。いくらアメリカでも戦闘中にそんなゆとりはない。ケリーは不快感を示した。了解も得ずにたとえ話を作るな。

僕は在職中は避難順位がまあまあのほうだった。しかし飛行機に乗るメンバーには入っていない。また、戦闘地域にJALが飛来するか。

 

 

 

 


誠実な側面 政治家 安倍 麻生

2015年03月27日 | 国際・政治

テレビで、オウムの浅原が悟りにいたるまでの苦しい過程を吐露する場面があった。彼はどうでもいいことに引っかかっていたそうだ。男とはめんどくさい生き物である。

目が見えないで東大に入った子はいくらでもいる。そうすると、「お前偉そうなこと言う前に、東大通ってみろよ。」と言われることは彼にとって恐怖だった。東大も合格できんで宗教の頂点にはたてんだろう。

この言葉は彼を苦しめ、長く暗いトンネルの中にいるような思いをしていた。本当は東大は簡単だ。本人以外の条件、すなはち環境によるところが大きく、受験生は訓練をつめば誰でも合格できる。5000人/60万人。これは秀才とは言わない。

それすら入れなかった浅原は、かえって少し上のステージに立てることになった。人の話をよく聞き、決して知識をひけらかさない、相手の発言をじっと待つ浅原になった。(途中のいきさつは略します)

弱みをさらすことはなかなかできることではない。「いやあ、僕は頭が悪くて」、と言う人は多いが、そうではないと思っているから言える言葉である。そのとおりバカだ、と言うと一生うらまれる。

そこで学歴だの出身だの家柄だの財産だのを隠して生きる。

この最たるものが政治家だ。政治家はスーパーマンであろうとする。経歴や家柄や顔や家族、家庭や学歴に一点の曇りもあってはならない。頂点に立つとはこう言うことじゃないか。スペアはいくらでもいる。

ところが安倍はフランクだ。安倍の家系なら、どの大学にもいけたはずでありその学歴は将来の武器になるものだ。東大と聞いただけでひれ伏すアホが多い中、安倍は堂々と自分の3流大学を隠そうとしない。

そんなこと問題にしない、という心の収まりがついているのだ。浅原のように。

もうひとつ。酒蔵を見学したとき安倍はお土産に新酒をもらった。「僕はあまりお酒が飲めませんが、妻が好きですからお土産にしましょう。」これもなかなか言えない。まだまだ田舎日本では、酒の飲み方を知らずに政治家になろうというのかという不思議な屁理屈で、よく飲んだら良い政治家だという迷信が日本に蔓延している。

僕が役所にいたとき5時を1秒でも過ぎたら宴会が始まった。ばかな国民は、窓の明かりを見て遅くまで大変だなと思ってみている。そのまま銀座に繰り出した。僕の給料で飲めるはずないじゃないか。 

そんな土俗社会日本で、政治家自身が酒は好きではないと宣言するのは著しく不利だ。が、安倍は超越している。浅原でいうところの解脱をしている。

  (糸島 二見が浦)

麻生さんの近い親戚が糸島半島にある学校に通ったとき、僕は彼(甥)に倫理学を教えた。配慮、ひかえる、返答を待つ、相手の感情を優先し自分の意見を後にする、相手に気分を害しない反論をする。・・・これらのことを最初っから体得していた。なぜ家柄が重要か。環境だからだ。

先日、新興住宅地を見た。大きな車庫だなあと思って見たら一戸建ての家だった。ここでは品位は育たない。

先日お会いしたとき、なんと彼は古いフェンダーミラーのセルシオに乗ってきた。SPたちのクルマがよっぽど立派だ。僕の車のさらに10年前のクルマだ。僕は恥ずかしかった。

同じ銃砲店で弾を買いクレーをしたがもちろん彼は僕を知るはずない。麻生ゴルフ場でプレーをした。読者の皆さん。お家にゴルフバックはあってもゴルフ場がありますか。

中央とのパイプを強調する田舎議員、カビの生えた理屈がまかり通る九州。パイプとは地方創生を否定する言葉だぞ。クズ議員。財源も示さず保育園、福祉施設を叫ぶ共産党と同じだ。

時々間違いはあったがそれは誰にでもある。壇上に上がって何千という顔がこちらを向くと誰でも緊張する。だが麻生はやさしく話しかけた。大衆のアホさ加減を知った説得力のある演説だった。

そこのおばちゃん。株があがったって私にゃ関係ないと思ってるでしょ。ところが年金の掛け金は株に投資しているから年金の原資が増え、年金が確かなものになったんですよ。

 

 

 

 

 

 


頑張れ、「イスラム国」。   2

2015年02月10日 | 国際・政治

イスラム国の人質になっていたジャーナリスト後藤さんが処刑された。彼は、なぜジャーナリストとして生きる道を選んだかと聞かれてこう答えた。

いかに真実であっても、その当事者が発信しなかったり、その術(すべ)を持たなかったりすると、真実であっても消え去ることがある。私はその真実を発掘したいのだ。

多くの日本人は彼の信念に関心を払うことなく、その意味すら理解不能のバカで、ぐうたらな生活を心から楽しんだ。

そうする間に二人の人質の命は消えた。底の浅いサバイバルゲーム感覚で自己の冒険心を満たそうとし、人殺し会社を夢見た者を先に殺した。イスラム国に外交が分かったやつがいることを示す。価値がない者から殺すのだ。

だが、その後のイスラム国は明らかに内部の混乱を露呈した。また日本も口をきわめてイスラム国を罵った。「いろんなチャンネルで」と安倍は言ったが、何年いても現地語のひとつも覚えない別世界に住む外交官たちが、敵とのチャンネルを持つはずはない。

「テロには屈しない。」と繰り返す安倍には、麻生をヨルダンに送るとか、あるいはみずから行くとかする気はなかった。

戦争とはすべてテロである。不意打ちをしないときは自分が死ぬときだ。

なのに、安倍政権は、「イスラム国」は世界の悪者である、と交渉途中から何回も繰り返す。当然、相手は態度を硬化させる。

イスラム国は有志連合(アメリカとポチたち)の空爆により弱体化したし住民も殺された。アメリカが住民の体を引き裂くのはテロではなく、イスラム国が敵にトラックで突っ込むのはテロだという理屈が戦場のどこで通用するか。

20年前、猿岩石というお笑いグループがヒッチハイクで香港からロンドンまで行った。どこがよかったですかと聞かれ、「アラブです。」と答えた。

絶対に戦争を仕掛けない国、よその戦争に介入しない国という日本の国是は戦後60年の間に全世界に広まっている。

だから日本人は安全なんだ。どこの国に言っても歓迎された。

アメリカは安倍に人質交渉をするなと釘をさした。それを、テロには屈しないという表現でごまかした。それは、人質を見殺しにしろということだ。そして当のアメリカは、ちゃっかりアフガニスタンで人質交換を成功させた。

フランスですら独自の交渉で人質を救出している。

わざわざ、イスラムの多くが敵視しているアメリカの懐に抱かれようとして自国民を殺害される。アメリカの言いなり安倍の失政が後藤さんを殺した。

有志連合に加わることは、イスラム国のみならず全アラブを敵にすることだ。空爆は兵士より多くの住民を殺す。

戦争に出かけていかない国、日本だからこそ得ることの出来た信頼は、今崩れようとしている。

防衛大臣は宣戦布告とみなすといった。当然、それを聞いたイスラム国は、その言葉を宣戦布告とみなす。

憎しみの連鎖の始まりだ。





 



頑張れ、「イスラム国」。

2015年01月27日 | 国際・政治

あなたは、絶対復讐なんてことしないか。やられたらやられっぱなしで、罪を憎み人を憎まないか。

ウソをつけ。わが子や愛する人を殺されても、警察様お願いしますだ、と、お上(おかみ)に任せて平気か。

そう言う低脳で消極的な人生観では、たいてい生活保護をうけ、社会の邪魔として生きることになる。

アメリカ自身が認めることだが、間違ったイラク戦争のせいで、イラクの戦後は悲惨極まりないことになってしまった。最初に書いたまさに復讐の連鎖が起きている。

イラクでフセインを殺したアメリカは、挙国一致政府の体裁を整えようと、スンニ派、シーア派の連合政府を作り要職を両者で分け合うようにした。

ところが、スンニ派は、バース党(フセインの時代)として他の政党宗派を、拷問、誘拐、暗殺、投獄してきた。

当然フセインを殺せば、スンニ派(バース党)は解体し今度はやられる側に回る。通常、わが子を拷問で殺されたら仕返しに相手のほっぺをなでてやろうという仏様はいない。

倍返しでない復讐はない。アメリカの傀儡、マリキはアメリカというトラの威を借り、女、子供、身障者、さらにはシーア派の長年の同士まで殺しまくる。

それまで平和的なデモをしていたスンニ派は、復讐心に燃えた。自爆テロというが、原理主義に凝り固まった気違いの仕業だと思うな。自爆は楽な決断ではない。日本の特攻隊が楽に死んだか。

彼らに勇気を与えているのは復讐心だ。それはアラーの神より強い。

スンニ派が武装するのは時間の問題だった。そしてアラブ世界の9割を占めるスンニ派にはサウジ、クウェート、UAEなどから気絶するほどの資金援助があった。

ある富豪は、いくら与えたかと聞かれ「必要なだけ」と答えた。銀行強盗や製油所の占拠などもしたがスタートは資金援助と住民の支持である。スンニ派はイスラム国を生んだ。

そうでなければたった800人で人口180万の町を占領できない。

彼らをゲリラだとしよう。米空軍の高官は上機嫌でこう発表した。市民が300人犠牲になったがゲリラを50人殲滅した、と。大成功だ、と。

アメリカよ。心せよ。300人の遺族・親戚1500人が新たにイスラム国の構成員になる。

そして復讐する。

勝手に911の八つ当たりに、かつ的外れにイラクに攻め入り、破壊した。女性の社会進出では西欧に引けを取らない国、ガソリンが1円/ℓの国をつぶした。

悪いフセイン、正しいマリキ大統領。日本の小学生にまでそのデマを刷り込んだ。そのマリキが命じた膨大な人殺しがイスラム国を生んだ。

そして収拾がつかなくして自分(アメリカ)は手を引く。あるいは、テロに怯え空から盲爆する。

世界中に同様のことを起こしている。ソマリア、ベトナム、ニカラガ、チリ、アフガン・・・

集団安全保障は、日本の命綱であると思い込み、アメリカの言いなり小僧、ポチになって地獄の底までついていきたがる人が増えた。

そのバカの一つ覚えに客観的合理性があるか、戦略は十分か、勝つための戦略だけでなく当該地の歴史宗教習慣国民性に精通した戦略であるのか。アメリカにはそれがあったためしがない。

傲慢な騎兵隊気取りでインディアンをやっつけたつもりだろう。どの国もアメリカが介入したことで混乱と殺戮は激化した。

空爆すればするほど復讐心に燃えたイスラム教徒は増える。 アラー、アクバル。





 


外交敗北  拉致被害者は帰らない

2014年10月28日 | 国際・政治


外交交渉の中身は予備交渉で課長あたりがすべてつけてしまっている。北は、何らかの国内向けポーズが必要な日本の下心を見抜いた。

今回は条約ではないが日朝合意書、出来れば協定、協約、確認、確約・・・なんでもいいが、つまるところ国交回復に対する足がかりがほしいのが北の事情だ。

日本の事情はやや複雑だ。被害者家族の北朝鮮に対する不信感は強い。北を追い込んで選択の余地をなくし拉致被害者を帰国させようというスタンスは、情にかなったものだ。

その切なる肉親の情の利用価値に日本政府は気がついた。藁をもすがる被害家族が政府に言いくるめられた。つまり、拉致被害者家族が下駄を日本政府に預けた時点で拉致被害者の帰国はなくなった。政府は拉致カードをなるべく有効に使うため解決を引き延ばし反共宣伝に利用する。

被害者は帰らない。



朝鮮人にとってプライドとは命の何倍も大切だ。頭を下げてくるから話し合いをしている。あなた方日本は拉致というが、共和国(北朝鮮)を望んで訪朝した者がほとんどだ。とのスタンスを寸分とも曲げるはずはない。

いかなる国家も自らに利益がないことはしない。

被害者の会は、政府にも警察にも相手にされず助ける人もいなかった時代から駅前でビラを配ってきた人達だ。態度を硬化されるのは十分理解しなければならないし、被害者の会がおっしゃるようにこれが最後のチャンスだ。

むごい言いかただが、しかしながら今はどちらが正しいかの話をしているのではない。しかも正義という概念が歴史をリードしたことはない。正義はあとからついてくる。

卑怯なのは日本政府だ。利用価値がないときは無視し、あるときは北朝鮮に協力した反国家勢力だといった。そのうち反共宣伝に利用できると踏むと突然態度を翻し、人さらい国家に拉致されたかわいそうな人達を900人近くでっち上げた。


井原局長はカラのかばんを抱えて北に乗り込んだといってよい。北の事情は上述したが、日本は国交回復を緊急の課題に置いてない。北の悪印象を強調するためにこの事件を利用できればそれでよい。そんな井原に、「はい、拉致された人はこのひとです、一緒に日本に帰ってね」、というほど北は馬鹿ではない。

僕は思う。今北に行く理由はまったくない。北もお土産としては何も持ってない。せいぜい日本人妻の遺骨か1945当時の日本人の遺骨だ。拉致被害者が帰る可能性はまったくない。

 

アメリカの言いなりになり、ある時は対話より圧力と言って敵対視し、いまさらのように無条件で対話といっても北が乗るはずない。アメリカの言いなり小僧、安部とわざわざ交渉する必要はない。


可能性がまったくないことをしてはいけない。井原局長には気の毒だが、飛んで火にいる夏の虫、だった。

長くなったので簡単に、

北に交渉団を派遣しないと調査ができなくなる・・・ と安倍は言う。ちがう。派遣してもできない。北は日本の外務省を始め10人の官僚どもが来ることで、どこまでも尻尾を振る日本人を見下すことができる。どこまで引きずりまわしてもすがりつく日本の保守どもの哀れな姿を見物できる。労働新聞が喜ぶ。

北の思う壺だ。



国交回復は日本が持つ数少ないエサだ。拉致被害者の帰国は北が持つ幻のエサだ。山谷大臣のような低脳ヒステリーには一理もない。日本にとっての実とは何か考えろ。本来的には日本は不利な交渉ではなかった。

そこで僕から北朝鮮に提案だ。

佐賀県を走ると横道からぐっと飛び出したり、意味もなく道の真ん中に停車して電話をかけはじめたりするのがいる。そこで佐賀県人5人対拉致被害者一人でいいから交換してもらえないだろうか。

 

 

 

 

 


「ぜんぶかみさまにいいつけてやるんだから……」

2014年10月13日 | 国際・政治

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シリア内戦で傷付き、その後死亡した3歳の少年が最後に残したとされる言葉が、現在インターネット上を駆け巡り、世界中に大きな反響を呼んでいることをご存知だろうか。

TOCANA > 海外 > シリア内戦の犠牲となった少年の最後の言葉! 2014.02.02.

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物事を深く考えず、その場その場の出来事を何の思想性もなく面白おかしく生きていけばそれでいい能天気な日本人よ。

分かりやすいことだけに反応する能天気よ。盲人用点字ブロックが歪んでいると何千人も、ひどい話だとうなずきあう。

身障者用駐車スペースに健常者が止めていると、怒り心頭のご様子だ。

いい加減、バカを辞めてもらいたいのだが、そうは行かんのか。今現在起こっている香港の市民学生の抵抗運動の真の原因は何か。香港に行けば、どの一人に聞いてもきちんとした返事をするぞ。マスコミの悪意のフィルターは入っていない。

なぜ断定できるか。僕は仕事で10回遊びで50回、香港に行った。自立した人達と会うのは実に気持ちいい。

おまいらがテレビのバラエティーを見てのど詰まらせて咽び笑う間に香港の学生は国の将来を真剣に議論していた。

からけん父子はよそ者だが、マンダリンに年末年始の2週間を過ごし天安門事件や光州事件を議論した。午後3時のスウィーツは絶品で労働者の一週間分の給料に匹敵した。Royal Hong Kong Yacht Culb には世界のセレブが集い粋な会話を交わしていた。

が、彼らは洗練されたテーブルマナーを披露しつつも、Politicalな話題には情熱を持って挑んできた。

つまり年がら年中、LEDつけたの温泉行った、バーベキューした、そば食った・・・だけに終始するバカではないのだ。

シリアも同様だ。バカは分かりやすいことだけ繰り返し同意する。「戦争はいけない」 これほど弱者に残酷な言葉はない。

戦争はいけないが、それは喧嘩がいけないのと一緒で何も主張したことにならない。

要するに、どちらかが悪いのであり、「戦争」の犠牲者という考え方は悪に味方する言葉になるかもしれないのだ。戦争が悪いとしてしまうことで、利権や名誉欲に狂ったゴロツキが思いつきで始めた殺し合いを戦争のせいにして片付けてしまう。

フセインはなぜクルドに毒ガスを使ったか。なぜそれは世界の非難を浴びたか。じゃあ、アサドは自国民に毒ガス攻撃をして責められないのか。オバマから口止めされたヨイコの安倍は思考停止をしている。まるでおまいらのようだ。

戦争会社を始めようとする一人の日本人の命が大事か。傭兵はカネと命を交換したんだろ。

銭儲けや石油利権や大国の勢力拡大のはざまには、正義が入り込む余地はなかった。

バカは共犯だ。坊や、神様に大声で言ってくれ。僕の人生をたった3年で終わらしたのは、アサドでありオバマでありプーチンであり、それを日本のバカが後押しをした。

写真は、World Obserber December 29, 2013 11:36 am

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫缶

2014年09月28日 | 国際・政治

宇宙は膨張している。遠い星ほど観測できる光の波長は、長くなっている(ドップラー効果)。ピーポーピーポーのサイレンが遠ざかるときは低い音になるのと同じ理屈だ。

ということは、地球を中心にあらゆる天体は遠ざかっているのか。一面正しいが正確ではない。

少し膨らました風船に碁盤の目を書き、その線がクロスした点にどんな順番でもいいからアルファベットをつけていこう。A点、B点、C点、D点、・・・

風船をさらに膨らませると、このA、B、C、D・・・はどの点から見てもお互いに離れていっている。つまりどこにも中心はないのである。

100億年以上前、Big Bangが起こったので、そこを中心に宇宙が広がっていると考えると、不都合が多い。隣にいる人と自分も離れているのであり、仲秋の名月も地球から離れつつあるのだ。

時速30キロで離れている人がこちらに向けて時速40キロでボールを投げると、観察する人にはボールは40-30=10キロで近づくように見える。B29の尾部銃座がほとんど威力がなかったこともこの原理だ。

ところが光の速さは絶対的だ。光というボールをもつ人が何キロで走ろうと、前に投げようと(光を出そうと)、後ろに投げようと、投げられた光の速度は30万キロ /secで一定なのだ。変化するのは波長だけだ。速度に変化はない。100億光年以上の遠くにある星雲はみんな赤い。(赤方偏移)

もうひとつ絶対的なものがある。それは素粒子の構造だ。すべてが膨張するからといって、電子が時間とともに陽子から離れることはない。

これら絶対的なものにもっと正確に頼ることが出来たら、われわれはもっと多くのことを知ることができる。

水深の分からない池にボートで漕ぎ出したら不安だ。もし棒切れがあって絶対的な深さを知ることができたら、船上の自分たちは安心するはずだ。

当面その基準は揺るがないと思う。が、もっと多くの尺度を得ようとするのが素粒子の研究目的だ。

世の中が見たままなら天動説は真理だろう。自分が宇宙の中心であれば安心するだろう。

それはあまりよろしくない。自分の低能を棚に上げて学問の邪魔にしかならない奴が、大和民族が特段に優れていると絶叫する。名月が笑っている。

同様に中国という名前自体が、思い上がったようで、田舎者の好みだ。地球という球体の表面には中心になるところはない。

かわいい猫の顔が印刷された猫缶があった。おいしそうだね、と中国人たちが話していた。

彼女たちは大きな誤解をしている。それは猫のえさの缶詰であり、猫の缶詰ではない。

「おいしそうだね。」とか、聞きたくなかった。誰だ、こんなのの入国を許可したのは。

安倍だ。




 

 


ポチは飼い主のいうとおりにしろ。

2014年09月05日 | 国際・政治

ブランデーを開けるときよく見ると、栓のところに紐がついて蝋(今はプラスチック)で固めて誰も空けていませんよということを証明してある。

封蝋だ。

外交文書にこれをするときは官僚の出番でちょっと緊張する。実は蝋は配合されておらず金属酸化物や植物性樹脂で出来ている。交換公文の封帯の上にこれをたらし、すぐさまはんこを押す。あっという間に硬化する。

ゴジバのチョコレートの包装とまったく同じだ。

1936年、帝国がナチスドイツと防共協定を結んだとき、ナチスの田舎軍人は誰も外交経験がなくこの封蝋の仕方を知らなかった。帝国の随行官僚がそっと教えてあげた。要するに、その程度の、まにあわせの、外交文書として瑕疵の多い、へたくそ協定を小日本は後生大事にした。

封蝋は両国とも同一の内容に同意しましたよという確認外交公文の交換のときは必ず行う。形式ではあるが終わるとほっとする。条約であれ協定であれ覚書であれ協約であれ、この封蝋を割るときはブランデーを飲むときではなく戦争になるときだ。

自国の行動が条約どおりであることを証明する最後の手段だというわけだ。そうしなければ条約の中身は見られない。敵国も同意同席していたのだから、それを理由に自国の開戦理由を合理化できる。

封蝋は戦争に合法性を与えるためにする。

アメリカのケリーは日本で言う外務大臣、国務長官レベルであるにもかかわらず、安倍の北朝鮮政策を批判した。

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共同通信と東京新聞はこの日、複数の日米政府関係者の言葉を引用し、「ケリー米国務長官が7日、岸田文雄外相との電話会談で、日本政府の拉致問題への対応に関し懸念を表した」と報じた。

安倍首相が北朝鮮を訪問すれば、韓日米の連携が乱れかねない。

事前に相談してほしい。

追加制裁の解除には慎重な立場をとるのがよい。(上記3点について日本政府に指示した。)

岸田外相は米国側の懸念を払拭するため、来週中に米国を緊急訪問する予定。

                   2014年07月17日08時35分
                   [? 中央日報、一部略、レイアウト変更、カッコ内はからけん付記]

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一国の外相が他国の首相に向かってその行動に指示を出すとは傲慢もはなはだしい。腰抜け安倍は、せっかく外務官僚が、総合的にあらゆる情報を勘案し、安倍のためにもなる日朝国交回復に向けたお膳立てを無にした。

岸田外相は弁明するためにケリー詣でをした。国辱だ。一時が万事、今後は加速して日本をなめてくる。

蹴られてもなつくポチに誰がえさをやるか。ばか。

この行為は、サンフランシスコ講和条約に違反する。確かに安保はたびたび改定された。それは武人どものための軍事力調整であり、戦争の小間使いに日本を利用しようとするものだ。

そこにも問題はあるがいろいろ話せない。長くなると誰も読まない。ので、平時の国際法に照らし、話をする。なるべく短くするのでもう少し我慢してほしい。

日米安保において国内に米軍の駐留を認めたことはご存知だ。そんな国が独立国たることは出来ないが、アメリカはポチにアメをやろうと主権侵害し軍を駐留させる交換に、独立を認めた。

しかし、すくなくとも独立を認めた以上、対等だ。日本はアメリカのひとつの州ではない。米国は、思いどおりにならないと、宣戦布告もなしに他国を空爆する。

結果、何千何万という自国の若者も死に、国内世論に押されて撤退する。無様な国際戦略で世界各地に紛争を残し、いやになるとあとはかまわず撤退する。米国の戦後史はこの繰り返しだ。

夫婦喧嘩の調停を勝手に名乗り出て失敗し喧嘩はいっそうひどくなる。そして知らん振りだ。

ことの問題の中心は、アメリカこそが世界のすべてだと思って、歴史も礼儀も道徳も無視し軍事力ですべてを解決しようとするその傲慢さにある。

日本は封蝋を切ってもいいのだ。安倍ポチに出来はしないが。日朝の雪解けを阻害したのが弱虫ポチ安倍と傲慢ケリーだ。

気の毒だが拉致は解決しない。日本人妻が何人かと遺骨が何柱か帰れば御の字だ。

他の女にぞっこんのくせ言い寄ってこられても、プライドが許さない。北鮮にすれば、アメリカの言いなり小僧と何の約束ができよう。

断言する。日本が持参するエサに目がくらみ、しつこい水虫のようにまといつくが、北鮮が自分のカードを切ることはない。権限を持たないやつとの間に外交は成立しない。









 

不易流行。鳥越俊太郎。

2014年08月01日 | 国際・政治

彼は僕より10年ぐらい早く、僕と同じ筑後地方で生まれた。表面的なスローガンを威勢よく繰り返し自民党の尖兵になった気でいる人には、なかなか邪魔な人物だ。

弱者は無条件に強者に寄り添う。愚者は無条件に賢者に寄り添う。なぜか。そういうお粗末な行動をとることで自分も強者や賢者になったと錯覚できるからだ。

ただし野良犬の群れは記憶力が悪く歴史を100年さかのぼることがない。その無能に任せて短兵急に結論を出されても日本は困る。

いいか。事柄は単独で意味を持つものではない。意味(価値)とは事柄同士の関係のなかにある。

はるか昔、僕は鳥越と同じ私立高校を受けた。試験問題を見て愕然とした。数学は得意だったからよかったものの、中学範囲では到底解けない、あるいは時間が不足する問題だった。偏差値60程度の理系の高校より、県内のあらゆる私立高校より、九州大以外のあらゆる国立よりはるかに難しかった。それを中学生に解けというのだ。

福岡大学には学生が2万人いるがこの学校の世界史が解ける人間は一人もいない。

いいたいのは、絶対に家庭教師がいないと合格するはずがないということだ。塾もない時代、まだ日本が貧しかった60年代50年代、何%の人が家庭教師をつけることが出来ただろう。

久留米大学付設高校。東大合格者はラサール、灘を抜く。勉強青二才ではない。ガン飛ばしてみろ。道の反対側に投げ飛ばされるぞ。

僕は落ちた。ソフトバンクの孫の苦労話はウソだ。10分でも勉強のことを考えない時間があったら取り戻すのに2時間かかる。その孫正義、堀江貴文、そして鳥越、合格者たちだ。

この高校に通れば東大は期末考査程度の勉強で通る。鳥越はあえて京都に行った。難易度に差はない。

すばらしい能力と努力の結晶たちだ。あほが何ちゃって高校を出て安倍万歳を叫ぶのは、とくに邪魔にはならぬが、外務省の前には鉄の門がある。

何が言いたいのか。わざわざアホを馬鹿にして喜ぶことはしない。面白くない。ポイントは、二つ。一つ、頭(ず)が高い。二つ、基礎的社会科学の習得には時間がかかる。さらによい先生につかないと絶対にその能力は伸びない。

軽々に批判するとは頭(ず)が高いのだ。彼は人権を振りかざし加害者を擁護したのではない。「イエスの箱舟」事件。彼を除く100%の人が千石イエスをセックス教祖として糾弾した。事実は違った。鳥越の功績は大きい。

自国防衛を口実にアメリカの子分として行動することを世界に言い放った安倍。世界情勢が緊迫しているから防衛は必要になってきていると安倍は言う。誰が緊迫させたか。アメリカだ。海外派兵のないところに殺戮はない。フセイン時代のイラクと今のイラクを比べよ。

別角度のものの見かたを提示すると言うジャーナリストの責務をよく果たしている。

僕は4月からは公職を退いた。ので誰とも会うことはなくなった。清々している。例外的に鳥越さんにあった。彼の一言がとっても優しかった。

からけんさんはタバコは吸いませんでしたよね。吸わない。ああ、そりゃよかった。

ジャーナリストの部分は、もう封印していた。僕は、さかんに集団安全保障の問題や、安部の危険性について水を向けたが、彼は聞こえないフリをした。

彼は十分な働きをしてきた。彼は引き際と言う線を引いているようだった。



   


当店ではマイバッグの使用はおひかえください。

2014年06月19日 | 国際・政治

傘たての使用もご遠慮ください。傘は収納し買い物カートにお下げください。まず、この話から。

通常の清潔感なら、人が握った傘を握ってさしたくない。したがって、病院だろうがスーパーだろうが本屋だろうが、入り口の他人の傘を取ろうという日本人はいない。

エイズかもしれない、水虫かもしれない不潔野郎の傘をとろうという人は、その不潔野郎以上に不潔なはずだ。

盗られた傘は出てこないが、出てきたほうが気持ちが悪い。

安心して傘たてに傘を置くという当たり前のことができない日本になった。誰がしたか。

中国人だ。常識がないのでカットしたスイカをぐちゃぐちゃになるほど押していた。そして買わない。そして態度が大きい。そして声が大きい。

いすに座るときは足を引っ込めろ。店員はよく注意できないでいる。中国語でチイチイパッパがなりたてるので店員は圧倒されてしまう。店員は悪くない。

日本人を雑種にしようと最下層シナジンを移住させたのが問題だ。外人を受け入れるのが国際交流と思っている、安倍の楽観的対外政策のほころびのひとつだ。

もうひとつ。なぜマイバッグの使用ができないか。半透明のスーパーの袋に比して、一般にマイバッグは不透明だ。だから5,6人で取り囲んで監視カメラをさえぎると、マイバッグは何でも盗れる魔法のバッグになる。

注意しようものなら10人以上の支那人を携帯で集め、バイトのか弱い兄ちゃんを圧倒する。

ただで食料が手に入るのに誰が金など払うものか。

いくばくかの中国元は、確かに国内に落ちる。しかし、それはたかが知れている。それよりも治安経費の増大、環境清掃費用の増大、何よりも周囲の迷惑を顧みず大声で話す低脳の急増。誰が入れたんだ。

福岡県筑紫野市は捨てられた老人の町だった。ところが突然、若者の町になった。ただ、鮮人と支那人の不良の町になった。老後を安心して暮らす町は、支那人の生存競争に巻き込まれる。

必ず事件が起こる。見ず知らずの人の車庫にベンツが止まっていた。金持ちに違いない。ダンベルで打ち殺してそのダンベルをくくりつけ博多湾に沈めよう。と、一家4人を殺し急いで中国に帰った一人は、死刑を免れた。

国外犯、しかも日本でやった事件。中国がわざわざ厳罰にするはずない。

そういう不良、低脳、知的障害、貧困無教養を家族ごと入国させている。やつらは満足に中国語すら話せない。字が書けない。食うに困ったやつらが何をするか分からんか。

僕は鮮人はともかく、支那人には手を出さない。やつらはすぐナイフを出す。そして念のため殺した後は首を切り落としておく。

野放図な移住許可制度を採る外務省が悪い。




 


あのライターはカメラかも。あのペンから毒矢が出るぞ。

2014年05月21日 | 国際・政治

前を行く車は煙幕を張るぞ。機関銃もついている。鉄菱を撒くぞ。40年前のボンドカーごっこがまたお盛んだ。

日本はスパイ天国だそうだが、そんなら国家秘密保全法で何人のスパイが捕まったかな。ごろごろスパイがいる国ならもう4,50人のスパイは捕まっただろう。

本当のところは、情報はどこから漏れているか。それは十分な収入がありつつカネに目がくらみ、ブス女房がいるのにハニートラップに引っかかり(これは仕方ない)、詰まらん手柄に食いつく雑魚官僚。この雑魚が配慮もなくべらべらしゃべる。あるいはしゃべらされる。このバカ雑魚がもらしている。

中国の工作員が来て、夜中に侵入した会社から情報を盗んでいるか。財務省に侵入し主計局案を盗み出しているか。

断じてそんなことはない。ではなぜ国家秘密法ができたか。官僚の失態を隠すために情報を国民から遠ざけたのだ。この雑魚官僚は風采も上がらないのに合コンではメチャモテる。

口をあけて股を開いて餌を待っていたちょうちんアンコウたちにとって官僚なんぞ千載一遇の好餌だ。

時代は好景気だという安倍の大嘘も、バカをだますことはできても事実を捻じ曲げることはできない。ちょうちんアンコウは「貧乏な福山」より「金持ちの出川」を選ぶ。雑魚官僚は隙だらけだ。

だがそういった非合法まがいの情報持ち出しは、ほとんどないといっていい。交渉で、こちらの知らない情報を相手が持ち出したことは一回もない。みんな巷にある放送新聞雑誌教科書・・・をソースにしている。

馬鹿な右翼は朝鮮語を馬鹿にするが、流暢な言語の使い手がいなかったら交渉はバカにされて終わる。言葉はできて当たり前だ。さらに歴史、歌、論説、多くのことわざ、そしてそれらの適切な使い分け。これで相手を圧倒していくのだ。これができる日本人を養成することが、スパイごっこよりはるかに焦眉の課題だ。

自衛隊は、むしろこのことがよく分かっていて、韓国のあらゆる放送を傍受し重要なものは文章に起こしている。一口であらゆる放送というが、交代要員もいるので60人は必要だ。隊内で学習したものばかりだ。ナントカ大学という4年間も女遊びに行くところの出身者はいない。実践で鍛われたものの実力はすさまじい。みんな兵だ。

たしかに、役所の縦割りの弊害があり、十分に外務省に情報としてあがってない。ので独自に外務省は、対韓分析に300人を抱えている。スパイごっこするアホはいない。こうして、日韓はすさまじいほどの情報合戦をしている。分析。結論への最短経路。敵に提示するための最適の事例。シコミ(敵に花を持たせるための意図的な失敗)は何がよいか。・・・

当事国同士のどちらかが、相手国の隠したものを無理やり暴こうという戦いではない。すべてオープンの、ただし気絶するほど膨大な情報からポイントをおさえ取捨選択していく戦いだ。

決してライターがカメラになっているか心配することは、しない。

 

 


間諜はどこにいる。

2014年05月18日 | 国際・政治

5月15日だというのに、歴史的なことを書く暇もない。

朝鮮のことわざに、「いとこが土地を買うと(自分が)腹痛を起こす」というのがある。日本では、「隣の芝生は青い」、とか言うよ、というと朝鮮の学生達に大いにウケた。少し意味は違うが、逆の表現をとると「他人の不幸は蜜の味」だ。

セウォル(歳月)の沈没事故。ネットでは、ざまあ見ろ、言わんこっちゃあない、朝鮮人のやることだから当たり前だ、という論調であふれている。でたらめにでたらめを重ねている、究極の責任逃れだ、自分だけ助かろうとするやつは死刑だ。・・・

そんなに朝鮮が嫌いなら、たった300とはいえ優秀な鮮人が死んだのだから、船長を責めてはいかんはずだ。喜ばなくっちゃあ。

橋が崩壊するなど年に一度ぐらい起こっている。すさまじい轟音とともに明け方の静けさを破り斜張橋は壊れた。これを観光客(主に日本人)から隠すためバス路線を変えた。

ビルが傾いたぐらいなんだ。路面に大穴が開きそこにタクシーなどが猛スピードで突っ込みその穴に向かいのビルが倒れこんで穴をふさいだ。韓国ではなかなか安らかには死ねそうもない。

サンプン(三豊)百貨店のときはそばにいたので救出に協力しようと思ったが追い出されてしまった。住民登録証がなかったので間諜かもしれないと警戒された。

今回フェリー事故で民間の救助や外国の救助を断った背景にはそれがある。僕は、生きるか死ぬかの境なら、べつにスパイに助けてもらってもいいけど。

国の恥という考えが浸透していて、フェリーの沈没から個人の不祥事までとにかく隠そうとする。

彼らは今回の事故に際し、自分らを笑いものにしている日本人を絶対許さない。IT大国は一人ひとりまで突き止めるだろう。仲が悪くなったのはここ20年の話だ。もう少し仲良くできんものか。

経済学者を名乗る三橋貴明は、時流に乗って日本資本を韓国から引き上げろという。世界最大の製鉄所をどうやって動かすか。資本が日本に戻れば雇用が増えるという。タコ。それができんから海外に出たんじゃないか。そういうことを実際やって韓国政府が傍観するはずない。

僕は韓国にいたとき一回もハニートラップにかかることはなかった。画像のような北朝鮮の将校なら僕は何でもしゃべるのに。

つまり、自国民がいくら犠牲になろうとも防諜は最優先の国だ。密告しなかった罪(不告知罪)がある国だ。日本がそんな国になったほうがいいのか、防諜については次回述べる。

日本人は色カネでどうにでもなる。韓国人も同じようにあるいはそれ以上のスケベだが、絶対的ブレーキを持っている。それはプライド、体面、かおを立てる、スジを通す。愛国心がある。






  

  

よらしむべししらしむべからず。

2013年09月19日 | 国際・政治

いみじくも今日は柳条湖事件が起こった日だ。この単語だけで読むのをやめる人の多い柳条湖事件だ。

石原莞爾(いしはらかんじ)ら関東軍首脳は、中国軍の仕業に見せかけた鉄道爆破事件を利用して戦線を拡大し満州をとった。傀儡の頂点に溥儀を据え、その実帝国の君臨する偽(にせ)国家が誕生した。

当然に日本国内には秘密にされ、ごく一部の国民以外は帝国の勝利に酔った。

ここでもし戦前の日本にジャーナリズムが存在したらその後の歴史はどうなっただろう。歴史に「もし」を持ち込むことを毛嫌いする無能低能不勉強低質な信条のバカは、思考停止してしまう。ジャーナリズムが早くに確立していたアメリカは、日本の茶番をせせら笑った。ただ日本国内の忠良なる臣民をだますにはこの程度のごまかし鉄道爆破で十分だった。

その満州にはやがて100万の軍を置くことになる。世界最強とこれもウソをつく。ソ連の南下と共に1週間で総崩れとなる、幹部は飛行機で内地に逃げる。

中支、南支には150万の兵が行く。ほとんどそこの肥料になる。知らぬは国民ばかりだ。軍事機密の名の下に、南方方面戦死という通知を受け取るだけの腰の曲がった母が残った。

僕もチャンコロに対する武勇伝を聞いて育った。何千キロも宣戦布告もなく中国の奥地に入り込み100万の死者を出し500万の中国人を殺しこの期に及んで正しい戦いだったと強弁する。

なぜそれが可能だったのか。国民がそれを知らなかったからだ。あほなチャンコロ、国民党。わが皇軍は天下る。殺し合いをしている相手国に対する無知は、どんな幻想も抱かせる。

イラク戦争の時フセイン殺せの大合唱をしたわが国民は反省すべきだ。戦争のとき最も早く犠牲になるのは「真実」だ。

知る権利がなければ必ず国を誤る。僕らはもうこれ以上の実例を必要としない。あまりにも高い実例を経験して来た。そしてオカマをしゃ文字でこさいだ様なすっからかんの脳みそが残った。

国は都合の悪いことは隠す。それを暴く権利がないことには国の進路を誤る。たとえば中国のスパイが来ると焦るあほよ。世の中はそういう軍事力だけで動いているのではない。浅い事実のパッチワークで一人前の理論を言ってるつもりの田母神よ。スパイ防止法ごときでスパイはびくともしない。本当の狙いは国民をおびえさせ知らしむべからずの国を作ろうとしているところにある。

Posted at 2013/09/18

アメリカのポチ、どうでもいいこと言わず、シリアと日本の関係を論ぜよ。

2013年09月08日 | 国際・政治

米上院外交委員会、対シリア軍事行動認める決議案を可決
2013年 09月 5日 04:51 JST

[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院外交委員会は4日、シリアへの軍事行動を認める決議案を10対7で可決した。
決議案は来週、上院本会議で採決される見通し。

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日本の外交はいつもそうだが、親分の出方を見極めてからあたかも自分もそうであったかのように親分の提灯を持つ。

これは戦前からの伝統であり、相手の負けを見極めてから攻撃する。第一次大戦は違ったか。その歴史を知らず、あるいは理解できず、第二次大戦終了直前に参戦したソ連を批判するのが低脳チンピラ右翼のはかない反共の根拠になっている。

状況をよく見極めるまでは不気味に沈黙を守り、よしいけると思ったら思い出したように宣戦布告をする。よく調べろ。日本は宣戦布告の後に開戦したことはない。

戦後は平和憲法で平和主義は憲法の三原則の一つになり、以前のようなドンパチはやれない。

だがアメリカから、Show the Flagと言われると、大量破壊兵器がガセネタであるにもかかわらずせっせと自衛隊を送った。アラブ人が感謝しているからと本気で信じる奴は、最高に頭が悪い。

湾岸戦争(クウェート侵攻)は別として、イラク戦争は単なるアメリカのフセイン虐殺だった。何の根拠もなくイラク兵が赤ん坊を床に投げつけたと、クウェート大使館の娘に涙の演技をさせた。

バグダッドの50人のゲリラを殺すため3000人の市民が死んだ。アメリカはそれに非常に満足した。

世界の警察官は紛争を解決したことはない。ただの一回もアメリカの介入によって平和が回復されたことはない。

1000や2000のサリンガス死者に惑わされてはならぬ。アメリカがアサド支配地域にミサイルを撃ち込んだ時アサドは喜ぶ。混乱はサリンガスの犯人をうやむやにし死者は語らない。北朝鮮は化学兵器のバーゲンをする。ロシアからの兵器の空輸は簡単だ。間違うなよ、アサドは優勢だ。

盧溝橋事件は何だったか。国民は狂喜したが、嘘だった。

アサドは確かに戦争犯罪人だ。僕はユーゴスラビアの粘り強い解決法に学ぶしかないと思う。


潘 基文(パン・ギムン、 Ban Ki-moon、 ???)苦労は無能を免罪しない。

2013年09月08日 | 国際・政治

忠清道、忠州(チュンジュ)の出身だ。彼がソウル大学に行くのは家庭の事情で10年遅れる。よく勉強のできる金持ち少年は、家業が傾くと辛酸を舐める。

赤いやせた土壌にニンジン畑が広がるところだ。会う人会う人ニンジンをくれる。どうしろというんだ。僕は、これ以上元気になったら清らかな夜がなくなってしまう。ニンジンの強い緑が波を打って広がっている。

海のない忠清道は、とても暑く寒い。冷暖房のない時代、決して良い環境で勉強した訳ではない。日本の東大のようにソウル大はカネ持ちの行くところだ。貧乏人がどうして下宿費用を捻出するか。

彼は外務公務員を希望する。数年おきに本省と在外公館との交代勤務になる。

いいたいのは彼を作った悲しい環境だ。

彼の人生は、常にすり合わせをして、落とし所を探り、事後の交換条件を探る。能力はそれだけに使われた。彼が持つ他の能力は委縮して退化して消滅している。

彼が受験するころまでは外交官の試験はわいろでどうにもなった。ソウル大自体が文系は、ほとんどコネ入学だった。つまりコネで入った大学でわいろで合格した試験を通して外交官になった。

僕も韓国に産まれていれば国連事務総長になったわけだ。このころのソウル大がいかにバカか知っている。国立(韓国)国語研究所で仕事をしたことがある。来年は大学教授だというウソにホイホイ乗った僕がバカだった。とにかくそこのソウル大出はひどかった。英語日本語ぐらい話せよ。

三流高校での反共教育を真(ま)にウケる時点で脳なしの十分な証明だが、外交官時代にまでも引きずった。

僕は会ったことはない。彼は、朴正煕の粛清を経た人たちを見ていた。信念を持つかうまく立ち回るかのどちらかでないと生きてゆけない。彼はうまく立ち回った。学生時代に交渉術を磨いた。そして縁故採用はワールドスタンダードだと思いこんだ。最近国連に行くと韓国語が増えているのが歴然としている。潘 基文はせっせと縁故採用をしている。不愉快だ。

「日本の政治指導者には、深い省察と、国際的な未来を見通す展望が必要」「日本には正しい歴史認識を求める」〔日本海を東海と表示したビラを配り制止を聞かなかった〕・・・以上問題点3点

このおバカ。大きなお世話だ。日本はお前のようなバカが心配するような国ではない。

総会も安保理も経ずしてまるで日本がシリアのような国であるかのようにまくしたてた。中立性を捨て韓国内世論の受けを狙い暴論を吐いた。彼の口調は尋常ではない。日本の政治家を舐めている。あとでこそこそ言い逃れをすればいいと思う所が育ちの悪い朝鮮人そのものだ。