再び大分にドライブした。
僕は食事中にしつけの悪いガキが騒ぐと即座に店を出る。親を殺したくなるからだ。平気で子供を走らせる親、泣き叫んでも平気な親、アイスをしつこくせがむ子供、無制限に買い与える親。
この下品低能気違いから逃れるのもドライブの目的のひとつだ。
いい場所を見つけた。天ヶ瀬、桜滝。無料の駐車場から遠くない。探し出すのも楽しいはずだ。駅から徒歩5分。ここでトライアルの弁当を開いたほうがはるかに精神衛生上いい。
(一儲けたくらむ奴もあまりいない 今のうちだ)
僕は個室でないと食事ができない。酒もタバコもやめたんだからこれくらいは許してもらおう。ばくちはもとよりしないが残りのひとつは決してやめない。僕の存在理由だからだ。
無理に個室にしていただき煮込みうどんを食った。その上味が薄いと注文をつけたらもう一杯つくってくれた。僕は貧乏根性を出し、食道もうどんでいっぱいになるほど詰め込みながらとにかく食った。
お前の子供も小さい時があったじゃないかとよく言われる。何を勘違いしているのか。僕の子は何をしても許される上品さがあった。一緒に煮込みたくなるガキとは違う。
(おいしかった 食堂紹介ではないので詳しくは略)
日田の豆田町(まめだまち)は駐車に苦労した。さらにお粗末なことにこの観光地の道路をバンバンクルマが通る。落ち着いて歩けやしない。駐車場の土地提供はいや、客はほしい。こんな矛盾は通らない。 行政のリードが足りない。かならず自滅しシャッター通りになり火が消えた頃、無駄に町おこしとかいってたまに帰省したよそ者がみこしを担ぐ。遅い。
第一モノが高い。
広瀬淡窓の時計には感動した。400日巻き。人間の胃袋は、本気になれば不可能はない。またランチを食った。雰囲気はいいが量が女性用だ。
内縁の娘は初めてまともなものを食ったといったが。僕のカネで飯を食いつつこの発言は贅沢だ。あ、誘うスケベが悪いか。
僕は高校の先生をしていた頃、例外なくある法則があることに気がついた。部活。試合はどちらの高校が勝つか事前に分かる。根拠はない。が、例外はなかった。バレーボールならボールのきれいなほう。剣道なら防具の手入れのいいほう。
そしてこの弓道なら道場の掃除をよくしている方だ。日田高校も行ったが、僕は断然隣のこの高校に好感を持った。
どの高校も勝ちたいとは思っている。しかし、広い道場を必死に雑巾がけしてきた者は、勝ちたいなんて甘いことだけではすまない。「負けられない。負けるわけにはいかない。」と思っている。
(きわめて例外的にリンガーハットに行った 庶民の外食事情を知るためだ 庶民がすると言う餃子アンケートもしたら当たった うれしい)
今日は冷やしちゃんぽんが一番おいしかったそうだ。