か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

いまさら反原発だと!

2012年07月15日 | 社会・経済
ぬかしやがったな。そんならなぜ東海村に原子の灯がともったとき沈黙していたか。「むつ」は、「もんじゅ」は、「ふげん」は、何一つまともに動かないまま商業運転を開始した。ウランは安いのだ。かりに爆発しても過疎地帯につくっておけば補償金もたかが知れている。

日本にはウランがとれないということも石油と同様なのに、思考停止させておいて、エネルギー不足ばかり強調してきた。自民党政権の世論誘導が成功したのだ。

東電という会社はあれほどの放射能をばらまき人を殺してもボーナスはちゃんと出るいい会社だ。

問題はそれを国民が選択したのだということ。一度選んだら未来永劫に文句を言うなというのではない。美人だと思って結婚したらどうもおつむの出来がよくなかったということはある。僕は未来永劫に添い遂げろ、と言うつもりはなく場合によっては原子力との離縁もありうるだろう。

ウランの枯渇、プルサーマルの実証不足、研究員が三流ばかり集まっていること、核分裂生成物の保管が不可能であること、ふげんのような小さな原子炉を壊すにも数十年の歳月がようする。つまり、廃炉を処分する能力のないまま国土を原発銀座にしたこと。ほんのこれらのことからしても、ウランはいい女房ではなかったし、よく考えると最初から分かっていたことだ。この結婚は誤りだったのだ。

電力会社はただ目先の利益を確保すればそれで責任を果たせる。ウランに飛びつくのはあたりまえだ。小賢しいコマネズミがなんとかシーベルトありました、とかいうレポートを生きがいとしているが本質ではない。

僕が言いたいのはこうだ。今けっして想像できなかったことが起こっているのではない。70年代にどれほど多くの人が警告したか。ひとが死んでも国民は原子の灯の享受をやめなかった。

哀れなのは自分が一様のチンピラ経営者になったつもりで「停電は困りますねえ」とか言い出すアホだ。ましてやアリの巣みたいなねぐらに寝起きしながら日本の電力事情を心配して原発賛成してくれるあほたちだ。

僕がイライラするのはアリの巣から日本を心配する無価値な人間ではなく、核汚染という最初っから分かりきっていたことに、警告が発せられた時は無関心だったくせにいまごろ反原発の旗をあげたひきょう者達に対してだ。

「むつ」については書いた。「ふげん」については資料収集中だ。「もんじゅ」についても書く。40年後は石油よりも高いウランを買って燃やすしかなくなる。止めるとしても炉を壊すのにさらに40年かかるしその一部は六ヶ所村にそのまま埋めるしか技術がないのだ。染み出さないというならお前のうちの庭に埋めろ。

40年前から指摘してきたことだ。反原発、いまさらグダグダ言うな。
Posted at 2012/06/30 11:54:28

懲役50年に冷静になろう

2012年07月15日 | 思想
 静岡県東部で01~10年に9人の女性を乱暴したとして強姦(ごうかん)傷害罪などに問われた同県長泉町下長窪、無職、小沢貴司被告(35)の裁判員裁判で、静岡地裁沼津支部は5日、01~08年の5件について懲役24年(求刑・懲役30年)、09~10年の4件について同26年(同)と、合計で同50年の判決を言い渡した。        強姦9件被告に懲役50年、静岡地裁支部判決(一部)

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事実上の死刑判決だが、平成が終わっても被告が恩赦や特赦になることはなかろう。いつの間にか被告は朝鮮人にされて、本名を名乗れとか言われている。根拠はないだろ。

僕は今回のポイントは、併合罪の成立を検察が起訴事実の構成の中からわざと落としている点だと思う。

容疑者小沢は08年に窃盗罪をはたらいて執行猶予中であったため、いったん彼の罪をそこで切りそれまでに犯した5件の強姦について判決を出した。それが24年。それ以後の彼の罪は26年。

たしかに検察は事件に対して起訴順序や併合については権限がある。被告は途中で窃盗をおこしているからそれ以前以後で区切りをつけたようだ。

ところがもし窃盗という微罪さえなければ、確実に併合罪が成立した。犯人には自首の機会さえあったことになる。僕はほんの偶然や、恣意的な検察官の考えた犯罪構成や、刑事事件に馴れない裁判員たちによって、あまりにも形式的な判決が下されたと思う。自首して併合審理したら30年ですんだはずだ。

01~08年の5件の強姦と09~10年の4県の強姦を遮断して考える必要は全くなかった。間(あいだ)にあった執行猶予中の窃盗により被告は二つの判決を受けることとなった。

本来大きく一つの色魔の行状をさばく事件だ。分離されようと併合されようとその判決に大きな差があるのはおかしい。あきらかに重罰すぎる判決だ。

他にもやっていただろうと悪魔のように囁く人がいる。それは思慮に欠ける。ほかにやっていただろうから、という判断は「疑わしきは被告人の有利に」という判例に違反する。

窃盗犯であれば100や200の余罪があると推定される。しかし、その罪を小出しにされて一つ一つに対して懲役一年という「妥当な」判決があった場合、併合されなけれは被告は200年も300年も刑務所にいることになる。この併合罪つまり「合わせ技一本」という考え方は、被告の罪を総体として考えるべき裁判所が絶対に看過してはならない考え方だ。

僕はこういうときのため形式的な犯罪の構成要件に縛られる検事に対し、裁判員が期待されたのではないかと思う。強姦犯の罪をむりに軽くする必要はない。ただそれには合理的な説得力ある条理というものがなくてはならない。マスコミがあおったら死刑判決も出かねなかった。

執行猶予中の犯罪は法廷の心証を著しく悪くした。これは分離審理の傍証となっている。後半の強姦は過酷な罪になっている。これは一時不再理にも反することだ。つまり同じことが仮釈放を前後して軽くも重くも裁かれている。悔悛の情がなかったから重罪化した、との一文に残虐性を見る。不良は絶対に悔悛しない。悔悛しないから刑務所を出て5年後に80%の囚人が舞い戻っている。悔悛しないのを見越してお前は悔悛の情がないから強姦4人で26年の刑だ、とは量刑不当だ。

併合罪の成立を裁判官は法廷の指揮をするうえで実行できなかったのか。チンピラを50年ぶち込む前に。

昨日女性法曹関係者と話したら「こんな極悪非道な奴社会に出て来ないようにしてほしい」と言っていた。ばか。そんなことなら素人でも言える。素直な感情であることは認めるが、それと法理とのはざまで苦悩するのが法曹の仕事じゃないか。法科大学院は成功だったのか。
Posted at 2012/07/01 01:40:33

空想非科学小説の様な実話 原子力飛行機

2012年07月15日 | 技術
冷戦が絶頂に達したとき、米ソはならんでとんでもないものを作った。日本の反核反原発団体、原水禁はなぜ反対しなかったのかな。原子力飛行機

どうも頭の悪いのは本質でないところでケチをつけて一人前に反論した気でいるから気分が悪い。

この左巻きたちが議論の仕方も知らず屁理屈でいい気になるかと思えば、右翼、朝鮮、暴力団、は暴力恫喝テロでいい気になる。どちらも迷惑なノータリンどもだが、命があるだけ左巻きがいいかな。

左翼は言論に固執してはならぬ。駅前の一等地は暴力で朝鮮人に盗られた。警察もグルだった。警察は今でもヒルみたいに朝鮮人の血を吸っている。


オスプレイが落ちるだの、うるさいだのウソつけ、アホ。じゃあうるさくなかったら普天間に来ていいんだな。落ちなかったら普天間に行くぞ。沖縄国際大学に米軍ヘリが落ちたときアホ大学の学生はその意味が分からなかった。大学のだれも基地反対をしなかった。相当バカだな。議論すら起こらなかった。幼稚園以下の大学は認可を取り消せ。

普天間だの嘉手納だのは、ままごとなの。

飛行機の推進力にウラン型原子炉を動力源とするとどうしても重たい原子炉が必要になる。そこで米軍は溶融塩炉という考え方を利用して軽い原子炉を完成させた。米軍が無理してそこにこだわったのはその炉を飛行機に積んで直接外気を炉にぶち当ててその膨張力で飛ばそうという発想があった。

トリウム232に中性子をぶつけると(途中は複雑な壊変をおこす、そこは省略)U233ができそれを燃料にしようと考えた。それにしても飛行機には重たいので2次冷却を省略した。

いまごろになってやっとチンピラ御用学者とその亜流どもがこのトリウム溶融塩炉の有効性を唱えている。ばか。ウラン型原子炉が既に60年たってもうまくいかないのに、突然思い出したようにトリウム溶融塩炉ができるらしい。1960当時も実験も実証もなしにいきなりトリウム溶融塩炉飛行機を作った。

原始人にジャンボジェット機を飛ばせというに等しい。

案の定失敗して大勢の被爆者を生んでこの原子力飛行機は中止になった。米軍としては残念だった。本来安全な武器とはありえない。「矛盾」の示すことわざどおりだ。飛行機は落ちることを前提でつくられる。そのあと敵に軍事機密を渡さないとか、敵を近づけないとか、敵もろとも爆死するとか、することで最小の費用で最大の殺人ができるのだ。

米軍原子力爆撃機 X-6の乗務員は被爆した。しかしその数十倍の敵を殺していたかもしれない。ベトナム戦争には間に合っていた。熱帯雨林を死の灰で汚染しダイオキシンで汚染しその他化学兵器で汚染していたら戦争に勝てたのに。

撃墜しても空から原爆が降ってくる。
Posted at 2012/07/04 10:06:23