忠清道、忠州(チュンジュ)の出身だ。彼がソウル大学に行くのは家庭の事情で10年遅れる。よく勉強のできる金持ち少年は、家業が傾くと辛酸を舐める。
赤いやせた土壌にニンジン畑が広がるところだ。会う人会う人ニンジンをくれる。どうしろというんだ。僕は、これ以上元気になったら清らかな夜がなくなってしまう。ニンジンの強い緑が波を打って広がっている。
海のない忠清道は、とても暑く寒い。冷暖房のない時代、決して良い環境で勉強した訳ではない。日本の東大のようにソウル大はカネ持ちの行くところだ。貧乏人がどうして下宿費用を捻出するか。
彼は外務公務員を希望する。数年おきに本省と在外公館との交代勤務になる。
いいたいのは彼を作った悲しい環境だ。
彼の人生は、常にすり合わせをして、落とし所を探り、事後の交換条件を探る。能力はそれだけに使われた。彼が持つ他の能力は委縮して退化して消滅している。
彼が受験するころまでは外交官の試験はわいろでどうにもなった。ソウル大自体が文系は、ほとんどコネ入学だった。つまりコネで入った大学でわいろで合格した試験を通して外交官になった。
僕も韓国に産まれていれば国連事務総長になったわけだ。このころのソウル大がいかにバカか知っている。国立(韓国)国語研究所で仕事をしたことがある。来年は大学教授だというウソにホイホイ乗った僕がバカだった。とにかくそこのソウル大出はひどかった。英語日本語ぐらい話せよ。
三流高校での反共教育を真(ま)にウケる時点で脳なしの十分な証明だが、外交官時代にまでも引きずった。
僕は会ったことはない。彼は、朴正煕の粛清を経た人たちを見ていた。信念を持つかうまく立ち回るかのどちらかでないと生きてゆけない。彼はうまく立ち回った。学生時代に交渉術を磨いた。そして縁故採用はワールドスタンダードだと思いこんだ。最近国連に行くと韓国語が増えているのが歴然としている。潘 基文はせっせと縁故採用をしている。不愉快だ。
「日本の政治指導者には、深い省察と、国際的な未来を見通す展望が必要」「日本には正しい歴史認識を求める」〔日本海を東海と表示したビラを配り制止を聞かなかった〕・・・以上問題点3点
このおバカ。大きなお世話だ。日本はお前のようなバカが心配するような国ではない。
総会も安保理も経ずしてまるで日本がシリアのような国であるかのようにまくしたてた。中立性を捨て韓国内世論の受けを狙い暴論を吐いた。彼の口調は尋常ではない。日本の政治家を舐めている。あとでこそこそ言い逃れをすればいいと思う所が育ちの悪い朝鮮人そのものだ。