連ドラ「サムライせんせい」（テレ朝・金曜よる11時15分）_初回

今期初回を観た連ドラの8作目は、
錦戸亮さん主演の「サムライせんせい」（テレ朝・金曜よる11時15分）。



初回の放送から少々時間が経ってしまったが、
今クールで最も笑える作品だと思う。



錦戸さんは武市半平太。
そして、共演の神木隆之介さんは坂本龍馬。



何故か2人ともタイムスリップ。
龍馬のほうが少し早く現代に来たのだが、
すっかり馴染んでいる。

半平太のほうは持って生まれた性格もあり、
なかなか馴染めない。しかし、そこが面白い。



うまく書けないが、随所に笑えるところがあり、
ストレス解消にはもってこい。

錦戸さん、「ごめんね青春！」（TBS・14年10月期）に続く先生役。

あのとき、生徒会長であった黒島結菜さんが、
半平太が世話になる佐伯家の馬鹿息子の彼女、赤城サチコ役で出ている。
（何か隠し事があるらしいが、何だろうか）



別人である。



その馬鹿息子の軽自動車のリアガラスには、
「今晩、どうでしょう！」のステッカーが！

この枠、なかなかの作品が多い。

連ドラ「下町ロケット」（TBS・日曜よる9時）_初回

今期初回を観た連ドラの7作目は、
池井戸潤さん原作の「下町ロケット」（TBS・日曜よる9時）。



主人公の佃製作所社長・佃航平役は、
阿部寛さん。



脚本は八津弘幸さん、演出は福澤克雄さん、
プロデューサーは伊與田英徳さん。

この3名は池井戸さんの作品では、「半沢直樹」（同局同枠・13年7月期）
「ルーズヴェルト・ゲーム」（同・14年4月期）、
重松清さん原作であるが、「流星ワゴン」（同・15年1月期）の組合せで、
まさに磐石の体制。

視聴率は、初回が16.1％、第2話が17.8％、第3話が18.6％と、上昇基調。
3話平均も17.19％と、今クールでは断トツ。

その他の出演陣も贅沢。



佃製作所では、経理部長の殿村直弘役には立川談春さん。
（今回はいい役です）
技術開発部長の山崎光彦役には安田顕さん。
（ONちゃんをやっていた人とは思えません）





佃製作所を窮地から救う、神谷・坂井法律事務所代表の敏腕弁護士・
神谷修一役には、恵俊彰さん。



航平の娘・利菜役には土屋太鳳さん、母親の和枝役には倍賞美津子さん、
別れた妻・和泉沙耶役には真矢ミキさん。



佃製作所の技術を欲する帝国重工では、
宇宙航空部本部長・木下ほうか役には水原重治さん、
同部長・財前道生役には-吉川晃司さん、
同宇宙開発G主任・富山敬治役には新井浩文さん。
同社社長の藤間秀樹役には杉良太郎さん。



大企業・大銀行と闘う零細企業、池井戸さんらしい作品である。

しかし、「半沢直樹」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、
「ようこそ、我が家へ」（フジ・15年4月期）
「民王」（テレ朝・15年7月期）と、
異なる分野でこうも面白く書けるなんて、凄い。

実は池井戸さんの原作を読んだことはないのだが。

ところで本作品も主題歌がないが、
やはり伊與田さんのプロデュースだからだろうか。

最後にWOWWOWでもかつてドラマ化をしていたのですね。

阿部さんの役どころには三上博史さん、
吉川さんの役どころには渡部篤郎さん、
恵さんの役どころには寺島しのぶさん。



最後が見える話ではあるが、
1話1話がしっかり作られており、楽しい。

視聴率のとおり、今クール、最高の作品だと思う。
最後までこの調子でいってもらいたい。

連ドラ「無痛～診える眼～」（フジ・水曜よる10時）_初回

今期初回を観た連ドラの5作目は、
西島秀俊さん主演の「無痛～診える眼～」（フジ・水曜よる10時）。



本作も今期の連ドラ「破裂」（NHK）と同様、
原作は久坂部羊さん。

脚本は、「アンフェア the special ダブル・ミーニング - 連鎖」
（フジ・2015年）などの大久保ともみさん。



西島さん演じる為頼英介は、
外見だけで症状や予後がわかる「神の診察眼」を持ち
また犯罪者をにみられるエネルギー過多の一種である
「犯因症」の兆候も見分けられる、町医者。



伊藤英明さん演じる白神陽児は、
為頼と同じ能力を持つ医師で白神メディカルセンターの院長。



伊藤淳史さん演じる早瀬順一郎は、
責任感の強い熱血漢の刑事課強行犯係・巡査部長。



伊藤さん、昔は少し情けない研修医、矢部先生。
海上保安士を経て、大分、逞しくなりました。



視聴率は、初回11.6％、第2話7.1％、第3話8.4％と苦戦。
気持悪いシーンもあるが、とりあえず、もう少し観ることに。

連ドラ「破裂」（NHK・土曜よる10時）_初回

今期初回を観た連ドラの4作目は、
椎名桔平さん主演の「破裂」（NHK・土曜よる10時）。



原作は久坂部羊さんの小説。



脚本は浜田秀哉さん。連ドラ「絶対零度」シリーズ
（フジ・10年4月期、11年7月期）等を書かれている。

椎名さん演じる香村鷹一郎は、
帝都大学医学部・准教授の心臓外科医。

心臓の若返りといった夢の治療法を開発するが、
それには大きな副作用が。

次期教授を狙う一方で、
過去の医療ミスや副作用問題で身内に裏切り者。



滝藤賢一さん演じる、佐久間和尚は、
「国民生活省のマキャベリ」と呼ばれる官僚。



仲代達矢さん演じるは、
国民的俳優、倉木蓮太郎。実は香村の父親。



脇には、坂井真紀さん、佐野史郎さん、
キムラ緑子さん、嶋田久作さん、モロ師岡さん。

しっかりした役者さんばかりなので
安心して観ることができる。

坂井さんとキムラさんは、
今期は「偽装の夫婦」（日テレ）にもふたり揃って出演されている。大変ですね。

原作があるとはいえ、
NHKさんにしては随分と思い切ったものを作ったと思う。

しかし、視聴率は初回4.2％、2回目3.2％と、厳しい結果。
うちは継続しますが。

連ドラ「掟上今日子の備忘録」（日テレ・土曜よる9時）_初回

今期初回を観た連ドラの3作目は、
新垣結衣さん主演の「掟上今日子の備忘録」（日テレ・土曜よる9時）。



原作は、西尾維新さんの小説「忘却探偵」シリーズ。



新垣さん演じる掟上今日子は、
25歳の総白髪で眼鏡をかけた美女だそうだ。

1日で記憶を失う体質ということであるが、
厳密な24時間後ではなく、
今日子が眠った瞬間に消えるという設定。



脚本は、新垣さん主演の連ドラ「空飛ぶ広報室」（TBS・13年4月期）も
書かれた野木亜希子さん。

共演の岡田将生さんが演じるのは、隠館厄介（かくしだてやくすけ）。
今日子と同じ25歳で、冤罪体質の長身男性。



初回視聴率は12.9％と、まずまずの滑り出し。



白髪が新垣さんの可愛さを半減させてしまうが、
十分に可愛く、継続視聴することに。





新垣さん、本当に綺麗になりました。
（デビューの頃が嘘のよう）