2018年7月期の連ドラも最終回を迎えつつある。
今期観た作品の一つは、
「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジ・月曜よる9時)。
上戸彩さん主演の前作から7年ぶりの続編。
脚本は、「破裂」(NHK・2015年10月期)、
「ナオミとカナコ」(フジ・2016年1月期)の浜田秀哉さん。
沢村一樹さん演じるは、元公安の井沢範人警部補。
本田翼さん演じるは、元生活安全課の小田切唯巡査部長。
平田満さんは、色々な課を渡り歩く、田村薫巡査部長。
伊藤淳史さん演じるは、
未然に犯罪を防ぐ未犯システムの実用化を目指す、
東堂定春・キャリアの警部。
柄本時生さん演じるは南彦太郎巡査長。
日頃は表面的にはへらへらとする井沢であるが、
奥さんと娘を惨殺された過去を持つ。
上戸彩さん演じる桜木泉警部補も最初と最後、
井沢親子殺害事件の理由にも絡む。
視聴率は全10話平均で10.59%と、まずまずの結果。
話が分散しすぎ、全体的には詰めすぎの感あり。
今日は前期の連ドラ「
ブラックペアン」
(TBS・日曜よる9時)の話。
原作は、海堂尊さん。
脚本は、小さな巨人(TBS・17年4月期)の
丑尾(うしお)健太郎さん。
二宮和也さん演じる渡海征司郎は、
天才的な外科技術を持つ医師(実は努力家)。
そして、内野聖陽さん演じる佐伯清剛は、
東城大学医学部付属病院の総合外科学教室の
教授で、同じく、天才的な外科技術を持つ。
佐伯は、渡海の父親とは同学で元同僚。
「佐伯式」という画期的とされた術式で
世界的な評価を得ており、
日本外科学会の次期理事長の座を狙っている。
そして、タイトルの
ブラックペアン(黒い鉗子)を持っている。
研修医の世良雅志には、竹内涼真さん。
新人看護師の花房美和には、葵わかなさん。
東城大のライバルの帝華大学病院から
赴任してくるエリート講師・高階権太には、
小泉孝太郎さん。
高階の上司で、帝華大学病院外科教授、
西崎啓介には、市川猿之助さん。
西崎も次期理事長を狙っており、
理事長選で有利になる(らしい)
インパクトファクター獲得に苦心する。
医療専門誌『日本外科ジャーナル』の
編集長・池永英人役には加藤浩次さん。
元看護師で治験コーディネーター、
木下香織役には、元局アナの加藤綾子さん。
器械出しに長けた看護師・猫田真里役には、
趣里さん。
視聴率は全話(10話)平均14.3%でトップ。
最高は最終話の18.6%。
最後まで謎解きができず、楽しめた。
続編があれば、是非観たい。
このような出演陣の中で好演していてのは、
加藤さん(色々言われていたようであるが)。
今まであまり観たことがなかったが、
声といい、雰囲気といい、良い役であった。
7月期の連ドラも始まり出しましたが、
今日は前期の連ドラの話。
少々マイナーであるが、BS12で放映された、
「居酒屋ぼったくり」(BS12・土曜よる9時)。
主役の女性店主、美音(みね)役には、
片山萌美さん。妹の馨役には高月彩良さん。
原作は秋川滝美さんの小説。
常連のウメ役には大方斐紗子さん、
トク役には久保酎吉さん、
そして、シンゾウ役にはイッセー尾形さん。
商店街から一本入った路地に佇む、
『居酒屋ぼったくり』。
両親を亡くした美人姉妹が切り盛りする。
物語は、お客の抱えるちょっとした困りごとを
この姉妹と常連さんたちが旨い酒と美味い料理を味わいつつ、
解決していくとうもの。
ほっこりしたドラマで楽しかった。
続篇があれば、また観たい作品であった。
今日のおまけ。
ああ、可愛い。
前回に続き、18年4月期の連ドラの話。
波瑠さん主演の
「未解決な女 警視庁文書捜査官」(テレ朝・木曜よる9時)。
脚本は、こちらもNHKの朝の連続テレビ小説
「あさが来た」(主演は波瑠さん)の大森美香さん。
波瑠さん演じる矢代朋は、
警視庁捜査一課第六係(通称、文書解読係)の刑事。
話としては、矢代が鈴木京香さん演じる、
「倉庫番の魔女」の異名を持つ鳴海理沙たちと
未解決事件を再捜査していくと、
現在の事件も解決されるというもの。
または、現在の事件を操作していくと、
過去の未解決事件が関係してきたりする。
脇(バイプレーヤー)は充実。
波瑠さんが主役なのだが、
鈴木京香さんが主役のようなドラマであった。
それなりに楽しく観させてもらった。
視聴率は、最高が初回の14.7%。
全8話と短かったが、全話2桁で全話平均は13.0%と、
18年4月期では2番目の成績であった。
さすがテレ朝。
今日のおまけ。
気持ちよさそ。
今日は18年4月期の連ドラの話。
まずは、坂口健太郎さん主演の
「シグナル 長期未解決事件捜査班」(フジ・火曜よる9時)。
脚本は、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の尾崎将也さん。
坂口さん演じる三枝健人は、
米国でプロファイルを学んできた城西警察署の警部補。
三枝は、2010年にいる大山剛志警部補(北村一輝さん)と
古い無線機で交信し、未解決事件を解決していく。
吉瀬美智子さん演じる桜井美咲は、
大山の後輩で2010年に失踪した大山を探している。
渡部篤郎さん演じる中本慎之助は、
衆議院議員・野沢義男の手足となる見返りに
偉くなっていく。
当初は、そのタイトル通り、
女児誘拐事件など長期未解決事件を解決していくが、
途中からは、集団暴行事件の主犯とされ、少年院に入り、
そして、出所まもなく自殺した坂口の兄・亮太の話が
中心となっていく。
2010年や1997年など、いろいろな時点での大山と交信するため、
分かり難いところが多々あったが、それなり面白かった。
視聴率は、最高が初回の9.7%、全10話の平均が7.8%。
あまり成功とはいえない結果であった。