大河ドラマ「軍師官兵衛」（14年・NHK）

岡田准一さんが主演した、
昨年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は全50話を観た。

全50話の期間平均視聴率は15・8％と、
2011年「江～姫たちの戦国～」の17.7％以来、
3年ぶりの15％超えだそうだ。

官兵衛が主人公なので仕方がないが、
家康が天下を治めるまでの最後の方はかなり速い展開であった。

三成の挙兵を知った家康が下野小山で行った、
「小山評定」から関ヶ原が終わるまで1.5話。

そこから、官兵衛が亡くなる最終回までも1.5話。



岡田さんの頭は本物だったのだろうか？

岡田さんは体も小さく、顔も割と端正なので、
最初はどうかと思ったが、なかなか良かったと思う。

本作品で一番気になったのは、寺尾聡さんが演じた徳川家康。



確かに狸ではあるかもしれないが、
あの右目を細める演出はいかがなものだろうか。

あまり映像には出てこなかったが、
中谷美紀さんが演じた、官兵衛の妻・光。



そして、高畑充希さんが演じた、
官兵衛の子・長政の最初の妻・糸。



この二人は愛らしく、とてもよかった。

今年の大河ドラマ「花燃ゆ」も苦戦をしているが、
やはり大河ドラマは、男性が主役で、
それを女性が支えるという構図の方が良いのかもしれない。

女性が主役で良かったのは、
宮崎あおいさん主演の「篤姫」くらいだろうか。

連ドラ「さよなら私」（NHK総合・火曜よる10時）

前クールに最終回まで観た連ドラの最後（8作目）は、
「さよなら私」（NHK・火曜よる10時）。



永作博美さん演じる星野友美と、
その高校時代の親友・石田ゆり子さん演じる早川薫とが
心と身体が入れ替わってしまい、その2人の心の葛藤を描くというもの。

薫は藤木直人さん演じる友美の夫・洋介と不倫関係にある。



また、友美の体は乳癌に侵されており、余命僅か。



洋介は、末期癌となった妻のため、
不倫相手との同棲を提案するが、なかなかできないと思う。



結構、鈍感でのほほんとしたキャラクターである。

原作の 岡田惠和さんといえば、
「最後から二番目の恋」（12年1-3月・フジ・木曜夜10時）、
「続・最後から二番目の恋」（14年4-7月・同）。



今までの作品とは異なり、シリアスであったが、
やはり岡田さんには笑える作品のほうが向いていると思う。

連ドラ 「女はそれを許さない」（TBS・火曜よる10時）

連日の連ドラネタであるが、前クール最終話まで観た連ドラ7作品目は、
「女はそれを許さない」（TBS・火曜よる10時）。

全10話平均視聴率は6.16％で、最高が第8話の7.3％と、
この作品もかなり厳しい結果。



主演の深田恭子さん演じる、岩崎麗弁護士。
31歳という設定にして、あの可愛い子ぶった演技。
演出的にどうだろうか？



可愛い顔だから、
余計に鼻に付いた人も多かったのではないか。

一方、寺島しのぶさんは、さすがです。
嫌みできつい（実は情け深い）お姉役をやらせたら、
右に出る役者さんはいないのでは。



この手のドラマを観るといつも思うが、
いわゆる商事法務専門の弁護士がこんな人ばかりではない。

確かに報酬は高いが、クリーンな先生のほうが圧倒的に多い。
でも、それではドラマにならないだろうが。

いきものがかりさんが歌う、主題歌の「GOLDEN　GIRL」。
紅白でも歌ってましたが、よかった。
ボーカルの吉岡聖恵さんの声、好きである。



連ドラネタが続いているので、ここでおちぇネタを。
昨年末、おちぇの新しい洋服が届いた。



ここのは柄が可愛いだけではなく、セミオーダーだから、
細身で長身のおちぇにもぴったり。



渋めな色だが、とても似合っている。



おちぇは何を着ても可愛いね。

連ドラ「深夜食堂3」（TBS・火曜深夜1時）

最終話まで観た連ドラの5作目は、「深夜食堂3」（TBS・火曜深夜1時）。

さすがに深夜枠、
全10話平均視聴率が1.7％、最高が第3話の2.4％。



小林薫さん演じるマスターが1人で切り盛りする、
小さな飯屋での1話完結の人情物ドラマ。



「めしや」の場所は新宿・花園界隈の路地裏という設定。



味のある、演技のうまい俳優さん達が出演しており、
安心して観ることができる。



今クールでは第9話に出演した、つみきみほさんが良かった。
というより、懐かしかった。

今は旦那さんは舞台俳優の森博之さんで、二児の母だそうだ。



本作品は映画化され、1月31日から公開される。
DVD化されたら観たいと思う。

ところで、昨日、日帰りではあるが、
おちぇの走り初めに「山中湖ドッグリゾート Woof」へ行ってきた。



気温は低かったが、風もなく、快晴。
おちぇが楽しそうにたくさん走れたので、良かった。



この日のことは、また後日。

連ドラ「Nのために」（TBS・金曜よる10時）

前クールで最終話まで観た連ドラの6作品目は、
金曜ドラマ「Nのために」（TBS・金曜よる10時）。



湊かなえさん原作で、
出演は 榮倉奈々さん（杉下希美役）、窪田正孝さん（成瀬慎司役） 、
賀来賢人さん（安藤望役）、小出恵介さん（西崎真人役）、
徳井義実さん（野口貴弘役）、小西真奈美さん（野口奈央子役）、
三浦友和さん（高野茂役）等。



同局同枠の連ドラ「夜行観覧車」（2013年1-3月期）のスタッフを配し、
力を言えたようであるが、結果は10話平均で9.0％（最高11.8％；第1話） 。



商業的には上手くいかなったようであるが、
本クールでは一番次回を楽しみにしていた作品であった。

詳細は書かないが、奈央子を見て、
病んでいるということは怖いなと思った。



また、希美の母・早苗（山本未來さん）を見て、
病んでいくというのも怖いし、困ったものだと思った。
（この場合、父・晋（光石研さん）に問題ががあったが）



最終的に成瀬君と一緒にいることになったことは、
希美にとっては良かったと思う。



湊さん原作の連ドラを観るのはこれで3作品目であるが、
どれも次回が楽しみな作品作りではあるものの、
最後（犯人）はふ～んというもので、観直すことはないと思う。