連ドラ「美女と男子」（NHK・火曜よる10時）

仲間由紀恵さん主演の連ドラ、
「美女と男子」（NHK・火曜よる10時）が終わってしまった。



それほど話題になったわけではないが、
とても良い作品であった。
全20話、毎回、楽しみにしていた。

内容は冒頭のポスターのとおり、
仲間さんが町田啓太さんとレッドカーペットを
目指すというもの。

町田さん演じる向坂遼は、画家志望のフリーター。



仲間さん演じる沢渡一子は大手IT企業を左遷され、
弱小芸能プロ・ひのでプロモーションへ。
そこでスカウトしたのが向坂。



一子は左遷先で一旗揚げて、
元の会社に戻るつもりであったが、
次第にマネージャー稼業にはまっていく。



最初はやる気がなかった向坂も
一子の熱意に負けてやる気になっていく。



順調に行きそうになるが、
社長が詐欺に引っ掛かってしまい、敢えなく、
ひのでプロは倒産。

行き場に困った一子と遼。

そんな時、同業の石野悟が新たに立ち上げる
芸能事務所・オフィスイシノに誘われる。

前川泰之さん演じる石野、いい人であった。



競合相手としてはフェアで、
上司としても申し分なく、男性としても立派！！

向坂は映画の主役に抜擢されるが、
オフィスイシノは東幹久さん演じる大門龍太郎に
乗っ取られてしまう。



一子は龍太郎に疎まれ、
九州に左遷されることになり、ここも退社。

最後は、自分でひのでプロを立ちあげる。
その先は、・・・。



本作品は田渕久美子さんの脚本も良かったが、
出演者の面々が良かった。

今年の5本指に入る作品であったと思う。

連ドラ「ナポレオンの村」（TBS・日曜よる9時）

15年7月期、初回を観た連ドラの8作品目は、
唐沢寿明さん主演の「ナポレオンの村」（TBS・日曜よる9時）。



原案は、高野誠鮮さんの「ローマ法王に米を食べさせた男　
　過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか？」（講談社）



共演は、私の好きな麻生久美子さん。



唐沢さん演じる浅井栄治は、
星河市役所・農林商工課の職員。

"限界集落"と呼ばれる神楽村に赴き、
その土地に元々ある物の素晴らしさ、
本当にあるべき価値を掘り起こすことによって、
村を再生するというもの。



沢村一樹さん演じる市長の福本純也。
今後、彼がどう変わるのか楽しみである。



なお、本作品のロケ地は、千葉の鴨川だそうだ。



初回こそ12.7％と高い視聴率であったが、
第2話では7.4％と急落。少々厳しい結果である。

1話完結で観やすいが、
時間内に押し込める感じが若干ある。

しかし、脇も各回のゲストも充実しているので、
本作も継続視聴決定！！

結局、継続視聴が7作品となってしまった。
（「37.5℃の涙」は脱落）

連ドラ「民王」（テレ朝・金曜よる11時15分）

15年7月期、初回を観た連ドラの7作品目は、
菅田将暉さん主演の「民王」（テレ朝・金曜よる11時15分）。



原作は、あの池井戸潤さん。



遠藤憲一さん演じる内閣総理大臣・武藤泰山が
菅田さん演じる、
そのバカ息子・翔とが入れ替わるというもの。



かなりくだらない（誉め言葉）ドラマである。



脚本は、「ケイゾク」（TBS・99年1月期）や
「ダブル・キッチン」（TBS・93年4月期）の西荻弓絵さん。



初回の台詞に「階段で落ちたか」といった、
「さよなら私」（NHK・14年10月期）を引用するなど、
丁寧な作りが楽しい。



脇の陣容も、泰山の第一秘書・貝原茂平に高橋一生さん、
官房長官・狩屋孝司には、金田明夫さん。

他にも、西田敏行さん、草刈正雄さん、本仮屋ユイカさんなど、
深夜枠には贅沢なキャスティングである。

池井戸さんは、「半沢直樹」では企業もの、
「ようこそ、わが家へ」ではサスペンス、
そして本作ではコメディと、多彩である（原作は、読んでいないが）。

枠的に視聴率が一桁というのは仕方ないが、
是非とも多くの人に観てほしい作品。

そのようなわけで、継続視聴、決定！！

連ドラ「探偵の探偵」（フジ・木曜よる10時）

連ドラネタがまだまだ続く。

15年7月期、初回を観た連ドラの6作品目は、
北川景子さん主演の
「探偵の探偵」（フジ・木曜よる10時）。



原作は、松岡圭祐さんの小説。



今のところ、今クールで一番。

原作を読んでいないため、
まだわからない部分が多く、皆、怪しく見える。



北川さん、相変わらず、ヤンキー顔である。



しかし、そこがいい。
連ドラ「HERO」（フジ・14年7月期）の
麻木千佳役からお気に入りの女優さんである。

北川さん演じる紗崎玲奈の妹・咲良役の芳根京子さん。



絶賛売出し中なのか、
「表参道高校合唱部」（TBS・金曜よる10時）では主役。



話は本作品に戻るが、この先がとても楽しみな作品である。

連ドラ「リスクの神様」（フジ・水曜よる10時）

15年7月期、初回を観た連ドラの5作品目は、
堤真一さんの主演の
「リスクの神様」（フジ・水曜よる10時）。



共演は戸田恵梨香さん。



戸田さん演じる神狩かおり、態度が大きい。
しかも、かなりの自信家。

堤さん演じる西行寺智、
こちらもまた態度が大きく、かなりの自信家。



西行寺が室長を務める、危機対策室。
そこの面々が個性的である。

副室長の財部栄一を志賀廣太郎さん、
渉外担当の結城実を森田剛さん。



そして、調査主任の種子島敏夫には、
古田新太さん。

他にも、サンライズ物産の社長・坂手光輝に吉田剛太郎さん、
ライバルの白川誠一郎専務には小日向文世さん。



贅沢なキャスティングにもかかわらず、
第3話までの平均視聴率は6.3％と低調であるが、
まぁ安心して観ることができる。

第3話は危機対策室が扱うものかとは思ったが、
今のところ、継続視聴はするつもりである。