獅子文六さんの小説「悦ちゃん」を読んだ。
本作品も獅子さんのことも知らなかったが、
経済学者の川本裕子さんが日経新聞のコラム「半歩遅れの読書術」で、
本書を紹介しているのを見て、知った。
本作品は、昭和11年に報知新聞に連載された、
獅子さん初めての新聞小説だそうだ。
主役の柳悦子、悦ちゃんは、
8歳の時に母・秋子を亡くした10歳の女の子。
悦ちゃんのお父さんは、碌さんこと、碌太郎。
売れない作詞家である。
そして、悦ちゃんが大好きになる、
大銀座デパートの売り子さんの池辺鏡子。
早くに母親を亡くして、のんびり屋の父親と二人で暮らしているが、
そこへ突如、再婚話が持ち上がるという内容。
(お相手は鏡子さんではない)
貧乏で辛い場面もあるが、
明るく、元気で、大団円(フィナーレ)には、ハッピーエンド。
先に読んだ阿川弘之さんの小説「カレーライスの唄」に通ずる。
小説家の窪美澄さんが解説で、次のように言っている。
「明日という日は明るい日と書く。『悦ちゃん』は、
それを諦念ではなく、心から信じさせてくれる物語である。
大人だけでなく、子供たちにも是非読んでほしいと思う。」
そのとおり。
では、ここからは、今日のおまけ。
本当に可愛いわが子である。
おちぇりさん、我が家も決して裕福ではないけど、
これからも3人で明るく、楽しく、元気に過ごそうね。
本作品も獅子さんのことも知らなかったが、
経済学者の川本裕子さんが日経新聞のコラム「半歩遅れの読書術」で、
本書を紹介しているのを見て、知った。
本作品は、昭和11年に報知新聞に連載された、
獅子さん初めての新聞小説だそうだ。
主役の柳悦子、悦ちゃんは、
8歳の時に母・秋子を亡くした10歳の女の子。
悦ちゃんのお父さんは、碌さんこと、碌太郎。
売れない作詞家である。
そして、悦ちゃんが大好きになる、
大銀座デパートの売り子さんの池辺鏡子。
早くに母親を亡くして、のんびり屋の父親と二人で暮らしているが、
そこへ突如、再婚話が持ち上がるという内容。
(お相手は鏡子さんではない)
貧乏で辛い場面もあるが、
明るく、元気で、大団円(フィナーレ)には、ハッピーエンド。
先に読んだ阿川弘之さんの小説「カレーライスの唄」に通ずる。
小説家の窪美澄さんが解説で、次のように言っている。
「明日という日は明るい日と書く。『悦ちゃん』は、
それを諦念ではなく、心から信じさせてくれる物語である。
大人だけでなく、子供たちにも是非読んでほしいと思う。」
そのとおり。
では、ここからは、今日のおまけ。
本当に可愛いわが子である。
おちぇりさん、我が家も決して裕福ではないけど、
これからも3人で明るく、楽しく、元気に過ごそうね。