梨木香歩さん著の「家守綺譚」を読んだ。
梨木さんの作品は「西の魔女が死んだ」に次いで、二作目になる。
「西の魔女が」は、原作も映画もとても好きな作品である。
本作品は、一話一話は短い内容で、サルスベリに始まり、
葡萄で終わる、植物をタイトルとした全28話。
今は亡き友人・高堂の家守をする物書き、綿貫征四郎の目線で書かれている。
サルスベリ(百日紅)
ハクモクレン(白木蓮)
掛け軸からやってくる高堂とのやり取り、愛犬ゴロー、お隣のおかみさんのはなさん、
囲碁好きの和尚、長虫屋、河童、カワウソ、小鬼など、登場人物(?)が愉快である。
また、草木がまるで人間のように描写されているのも面白い。
草木は話すことができないが、この本のような思いを抱いているのだと思う。
非科学的な話であるが、面白くて、あっという間に読んでしまう。
続編である、「冬中夏草」も文庫化されたら、是非読みたい。
梨木さんの作品は「西の魔女が死んだ」に次いで、二作目になる。
「西の魔女が」は、原作も映画もとても好きな作品である。
本作品は、一話一話は短い内容で、サルスベリに始まり、
葡萄で終わる、植物をタイトルとした全28話。
今は亡き友人・高堂の家守をする物書き、綿貫征四郎の目線で書かれている。
サルスベリ(百日紅)
ハクモクレン(白木蓮)
掛け軸からやってくる高堂とのやり取り、愛犬ゴロー、お隣のおかみさんのはなさん、
囲碁好きの和尚、長虫屋、河童、カワウソ、小鬼など、登場人物(?)が愉快である。
また、草木がまるで人間のように描写されているのも面白い。
草木は話すことができないが、この本のような思いを抱いているのだと思う。
非科学的な話であるが、面白くて、あっという間に読んでしまう。
続編である、「冬中夏草」も文庫化されたら、是非読みたい。