新聞記事と広告の微妙な関係。

今日の朝日新聞夕刊の「見かけ年齢　死亡率と関係」という見出しに思わず引き付けられてしまった。
うすうす感じてはいたが、そりゃそうだ。老けて見られる人の死亡率が高くなる。
そんなの言われなくても分かってる。

私の場合、大体５～８才は老けて見られる。
自分じゃ若いつもりなんだけどねえ。

その記事には、じゃどうすれば若く見られるかという提示がない。
と思ったら、最終面にサントリーの広告があった。
「年齢を言うと、驚かれます」だって。
コラーゲンとセラミド入りのサプリメントの宣伝。
上手くできている。記事で脅かして、商品の宣伝効果を上げるやり方。
宣伝にでている５４才の人、２０代にしか見えない。
上手いよねえ。やり方が。

朝日新聞にはそんなつもりはなかったんだ、と信じたいが。
今日思わずお試しセットを申し込んだ人多いんだろうなあ。

このやり方は色々使える。

派遣切りの記事の後、資格学校の広告。
メタボの記事の後、ダイエットサプリメントの広告。
高速道路開通の記事の後、旅館の広告。
何でも繋げられる。

新聞記事と広告の関係って注意しないと、一般紙が業界紙になっちゃうよねえ。