ビル・エヴァンス没後３０年ベスト盤に愛を感じる。

ヨドバシアキバ店のタワーレコードにビル・エヴァンスの２枚組ベスト盤を見に行った。
本当は試聴したかったけれど、コーナーにはなかった。
どれもおなじみの曲なので、今さらなのであるが、音質だけ確認したかったのである。
リマスター盤。どうせならＳＨＭ－ＣＤとかの高音質盤で出して欲しかったけれどねえ。
どんないい音楽でも音質が悪いとがっくりだからね。

でもこのタワーレコードのベスト盤の選曲と曲順には感心した。
それとジャケット。しかも解説付。なんか愛情を感じる。
大事に大事にデリバリーことがびんびん伝わッてくる。
一番目の「いつか子様が」でビル・エヴァンスの世界にトリップし、「枯葉」というピアノトリオ最高峰に完全に魅了されてしまう。その後の展開は黄金の流れ。

どちらかと言うとこのベスト盤は入門者向けなんだけど、このジャケットと、この曲順で買う価値あるかもねえ。
私は今日は買わなかったけれど。(笑)

実は私はオリジナルアルバムの「ザ・ビル・エヴァンス・アルバム」とどっちを買うか迷ってしまったんだよねえ。
どっちも捨てがたい。いっそ両方、大人買いすることも一瞬考えてしまったぐらい。

３０年経っても色あせないというのが素晴らしい。
私たち夫婦も後２年で結婚３０周年。もう完全に色あせてしまっているもんねえ。(笑)