かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

「テレビの大罪」和田秀樹著

2010-10-25 22:52:49 | 日記
先日大手予備校の勉強法のセミナーの講師が和田秀樹氏だった。
その明快な語り口に感銘を受けた。
聞く人が聞いたら「なんて生意気な野郎だ」と感じるであろう。
自分が人生の勝組と思っているから、上から目線で話す。

その和田氏が「テレビの大罪」という本を出した。
評論家の伊藤洋一氏がボッドキャストで推奨していた。
私はどうしても読みたくなって本屋に行ったら、その本屋では売れてる本の(第6位)
だった。即購入。
歯医者の待ち時間に読んだら面白い。

彼が言いたいことはひとつ。
みんな「テレビに騙されている」という主張。
あとはその展開である。
そのための理論武装が8つの項目で取り上げられている。

私もテレビについては考えることが多い。
街角インタビューだって番組の都合がいいような人を取り上げている。
ニュースバリューのあるところだけを毎日取材に行く者。自分自身が空しくないかねえ。

テレビが世論操作する。
この前の厚生省の村木元局長の件だって、大犯罪人から一転悲劇のヒーローに祭り上げる。
最初は省内の顔隠しインタビューで「女性の希望の星だったのに失望した」なんて放映し、無罪となれば「最初から無罪と信じていました」なんて人のインタビューを放映している。

だからテレビっておかしよなあ、と思っていたのでこの「テレビの大罪」はうってつけ。
試験勉強の合間の息抜きに読むことにしよう。

これでテレビが見たくなくなって勉強に向かうといいんだけどねえ。(笑
コメント
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