錦織のコメントにちょっぴり不安と期待

スイス室内の決勝でフェデラーに完敗した錦織圭。
あともう少しだっただけに惜しかったねえ。
それでも日本人過去最高ランクの２４位。優勝したら１０位台だったんだろうねえ。

試合後の錦織のブログをみたら、ちょっと不安になる心情吐露があった。
一つは２０位台の順位でかなり満足していること。
もう一つは、トップ選手との力の差にかなりショックを受けていること。

現状がいっぱいいっぱいで、これがピークかも、と自分自身に不安になっているともとれるコメント。

ただ、フェデラー戦では「実力の半分も出させてもらえなかった」ということなので、実力が１００％発揮できれば、いい闘いができたのにともとれる記述もあり、完全には落ち込んでいないと思うけどね。
今週の火曜日からのパリでの大会が今季最後の闘い。
ぜひ頑張って今度は優勝して欲しい。

うれしいのは体調が良さそうなこと。このまま好調を維持して欲しい。
やっぱり故障していると実力の半分もでないからねえ。

だからこそ、フェデラーの凄さを改めて感じる。
故障していない絶好調の錦織の実力を半分も出させなかったんだからねえ。
かつてナダルがフェデラーの肩より上のバックに球を集めて打ちこませなかったことを思い出した。

私も相手の苦手を早く見つけて、そこをつくようなテニスがしたい。
それが出来るなら、スペースに打ちこめ、と言われると、その通りなんだがねえ。(笑)