鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

ニードルタッティング近況

2016年07月21日 00時00分01秒 | マニュアル

 昨年の12月ごろ始めたニードルタッティングは学習効果が出てきた。簡単な操作から複雑な操作まで、いろんな操作があることが分かってきた。もともとは鍵棒を利用していた世界だったのであろう。鍵棒も利用することはあるが、ピコという輪に糸を掬い取ることがほとんどで、普段はもっぱら1718cmの針1本で済ませる。

 

 最近はビーズを使って織りこむことが多くなった。ビーズ大きさは各種あり、色違いの球体から、立体まで各種あるし、色のバラエティも多い。モチーフに合わせて取り入れるが、通常は、使用するビーズを前もって道糸に通しておく。必要な場所に着たらビーズを送り込み固定する。

 

 編み方には順序があって、どこから始め、どこで終わるのかは、編み図で大体見当がつくが、スタートを決めたら時計回りに編み進めるのが原則のようである。ビーズを入れ込む一と順番は編み図通りにして置くと、気にすることなく編み込むことができる。通常は1個のビーズが3個までである。今回4個入れる方法を学んだ。道糸にあらかじめ入れておいたビーズと、針を抜いてテールの方からビーズを1個入れて合計4個のビーズを使う方法である。ニードルタッティングは、要素として、リングとチェーンを使って編み込んでいく。チェーン同士の結合や、リング同士の結合は、ピコという輪を作る。このピコは、ループにもなるし、接合箇所にもなる。

 

 そういえば人筋書きのように糸を最後まで切らずに使うことは多いが必ずしもそうではなく、連続の模様などは、段階ごとに糸を切って、糸始末を行い次のステップに入る。通常は開始場所と終了場所とは糸始末をするので、傍目ではわからない。また、糸のほつれやゆるみを無くすために、リングやチェーンを編み込んだ後には、必ず1回結びつける。

 

 基本的にはリングとチェーンの組み合わせで、場合によっては、幾つかのチェーンを利用する。ロックチェーン、(鎖編み)ジョセフィンノットなどが利用される。モチーフを吊り下げる場合や、端を結合するにはそれなりの締結金具やフックが市販されているので、それを利用する。

 

 材料のレース糸は手芸店で多種販売され、国産は値段が張るが、使いやすい。当初は100円ショップで、売られているインド産の糸を使っていた。よく用いる番手は20番である。

 なかなか奥が深いニードルタティングである。指を使い、老化防止のためと思っていたが、最近は孫からの注文も増えてきた。

 


パソコンのデータ移行その2

2016年06月06日 00時00分01秒 | マニュアル

 今回新調した対象パソコンはデルの最新機種であるディスクトップInspiron3647である。Windows10を搭載し、23インチのモニター付き、第4世代インテルi-5のプロセッサーを搭載し、コンパクトタイプのもので、内蔵ハードディスクは1テラバイトのSATAである。office Professional Premiumも添付することにした。

 

 まあ、自宅で使うディスクトップの程度からすれば、中の上であろう。ネット通販を利用し、注文から約1ヶ月で自宅に届いた。しかし、従来Windows7を使っていたので、初期画面からスムースに違和感なく使えるであろうか心配であった。Windous10はマイクロソフトの営業戦略で、切り替えを推奨していて、現在、無料でダウンロード可能となっている。自分もWindows8.1から切り替えたが約半日ダウンロードに時間をかけてしまった。

 

 インターネットエクスプローラの最新板は11であるが、これが慣れないとちょっと使い辛い。画面の構成も異なり、マイクロソフトEdgeというエクスプローラが理解に苦しむ。慣れれば便利なツールでもあるが、セキュリティが厳しいサイトはどうも引っかかりが多く、パスワードを求める回数が増えるようである。確かにスムースに行くようでも、登録作業が付随するため、慣れるまでしばらく掛かるようである。

 

 メーカーのユーザー対象をどこに置くかで、ドキュメント類や、画面の構成等が変わってくることは分かるが、初心者対象でないことも各所にあり、使いにくくしている原因のようである。サポート体制や、フォーラム等の紹介はきめ細かくできていても、さほどシステム等に興味がないユーザーには、とまどうことも多いように思える。

 

 メーカー側は想定しているユーザーを絞り込むことで、販路を広げるかに見えるが、50~70代のパソコン利用者にとっては、パソコンとのつきあいは人によって異なるのは仕方ないが、高齢化に向かうほど情報量の多くはパソコンから得る傾向が高くなるようで、生活面においても、ネット通販を利用し、生活の一部になっている。

 

 便利であることは間違いないツールであり、しかし、先に進めなくなるトラブルも多くあり、分からないと周りに聞く人がいなければ次第にパソコンから遠のくであろう。そうさせないためにも、懇切丁寧な対応や、システムの構成や操作の簡素化に力を入れてほしいと思う。スマホ離れが起きているのは、画面の操作や入力への不満があるからであり、根強いディスクトップ利用者へのサービスも忘れてほしくない。


パソコンのデータ移行その1

2016年06月05日 00時00分01秒 | マニュアル

 WINDOW7を搭載した女房のパソコンを9年程度使ったが、最近調子が悪くなり、立ち上がりの不具合がしばらく続いていた。顕著な例は、モニターが反応しないことであった。原因を探るために、外付けのハードディスクや、MOを取り外し、接続しているスピーカー、インターネットにつながっているルーターまでのコード類をすべて取り外し、本体とモニターだけにして作動させた。やはりモニターの反応が悪く、接続する場合としない場合がある。

 

 接続してモニターが稼働しているときに、修正プログラムを動かした。しかし、症状は変わらず何度か繰り返しているうちに、起動ファイルが壊れたようである。仕方なく、購入時に添付されている再インストール用のOSディスクを使って、起動ファイルの修正を試みた。このCDは先に起動を開始する場所を変えなければならず、通常は内蔵ハードディスクであるのでCDを見に行くように起動場所を変える。デルのパソコンはF2(ファンクションキー2)を起動後初期画面が出るときに押すことによって、設定画面が出るのでここで順番を変える。

 

 これで、本体とモニターの電源を切り、OSCDCD装置に挿入し、電源を入れるとCDを読みに行ってくれる。起動ファイルを元通りにし、再起動する。初期画面が出てパスワードを入力すれば、WINDOW7は立ち上がる。本来、ここまですれば大丈夫なのであるが、モニターの不具合は治らないままで、しばらく使うとモニターが写らない症状が続いた。

 

 接点の接触不良が考えられ、コードの断線もある。テスターを使って、導通を確認するが、コネクター部分は複雑で、多くの端子があるため、計測は限界があり、とりあえず、接点復活材を噴霧して状況を見ることにした。数日後、コードを接続して起動させてみたら、正常に戻すことができた。パソコンが元気なうちに必要なデータを外付けハードディスクに移す作業を始めた。

 

 自分の作成したデータは、大体見当はつくし、ファイルの保管場所も分かっているが、女房の移行対象となるファイルは、音楽であり、手紙や写真等はどのホルダーにあるのかは知りえないため、本人に任すことにした。せめて自分ができることはそれらしきファイルを新たなホルダーに入れることであった。どうにか格好がつき、あとは本人に任せることにし、新たなパソコンへの移行準備はできた。


電子調理器の故障

2016年05月01日 00時00分01秒 | マニュアル

 すでに二十数年前になるが、単身赴任で函館に移動になった折に購入した電子レンジ・オーブントースターのトースター機能が数週間前から機能しなくなった。電子調理器は、高電圧を使い、周波数も2500Mhz(メガヘルツ)と大変高い。この原理は高周波数(マイクロ波)で、水分子を励起させ、沸騰させることができる。短時間に温度調整ができるので、冷凍品も解凍できる。

 

 水分子は極性といって、プラスとマイナスを持っていて、マイクロ波が当たるとこの極性が入れ替わる。1秒間に24億5000万回入れ替わるため、熱を発生する。しかし、パンやピザなどの水分が少ない食品は、水分が蒸発してしまい、固くなって食べられなくなる。そこで、機能としては焦げ目がつくヒーター(赤外線)を具備していて、トースター機能を利用している。

 

 今回の故障は、ガラス管(陶器)の中に入った電熱線(ニクロム線)が劣化したことによる断線であった。電子調理器・オーブントースターは、よくも30年近く使えたと思い、驚いている。ほぼ毎朝パンを温めるのに使っていたし、単身の時は冷凍食品やレトルトパックを解凍するのによく使った。今やどこの家庭でも普及した優れものである。一方では冷凍食品の普及があって、調理の幅を広げている。最近の機種は詳しくないが、蒸す機能や、様々な料理をこなし、食事の準備に時間をかけないで済むため、忙しい現代人には打って付けの機器であろう。

 

 常識となっているのは生卵である。生卵を調理できないことはないが、殻のまま電子レンジ器の中に入れると、殻によって、蒸気が閉じ込められ、行き場がなくなり爆発する。それを防ぐためには、陶製やガラス製の耐熱容器に殻を割って入れ、ホークで黄身に突き刺し穴をあけることが大切で、穴をあけることによって爆発は防げる。

 

 米国で、ペットの猫を風呂に入れた後、乾燥用に電子レンジ器の中に入れてスイッチを入れ、火傷して猫は死んだということで、訴訟があったとの話があるが、訴訟には、取扱説明書に、ペットの乾燥に使うなとの明示がなかったからだという。電子レンジが世に出てからすぐの話である。本当かどうかははっきりしていない。また、電磁波が出るため、身体に影響するなどとまことしやかに言われたことがあるが、マイクロ波を使っているため、問題はない。

 

 機器自体の故障・修理はメーカーに相談するか専門の家電店へ持参されたい。引き取りも可能だと思う。


新規パソコンの納品

2016年04月28日 00時00分01秒 | マニュアル

 過日、Windows7を搭載したパソコンがダウンし、その修復を行った。しかし、復旧しない場合には、当面の日常使用に支障をきたすため、新品の注文をネット通販で行っていた。店頭に並んだパソコンを購入するのと異なり、文章だけであれば汎用品で十分なのであるが、作業内容にあった機種選定は、どうしても汎用品とは異なる仕様とならざるを得ない。

 

 今回、仕様上で重視したのは、メモリの大きさと、反応速度、内蔵ハードディスクの容量であった。ブログを持っているので、写真を取り込み、その加工と、アップロードなどが迅速にできる機種である。マイクロソフト社のオフィースはワード、エクセル、アクセスが必要で、ホームページビルダー(Front page2003)が根幹にある。画像加工用のソフトも必要で、これには、カメラメーカーのソフトを使い、写真やホームページのの管理には無料のVix,,Pixef2、NextFTP等を使っていたため、同じ環境設定を行うことにした。

 

 データの移行はまだ行っていないが、これは外付けのハードディスクで行えばよいと考えている。今まで使っているパソコンとの切り替えをどの時期にするかであり、移行のための細かい設定はこれから行うことにしている。パーソナルコンピュータは独自の設定やソフトを使えるため、個性が出る。このことが使う人によって、多くのアプリケーションの選択と慣れがあるので、パーソナルの所以でもある。

 

 発注後、パソコンメーカーからの通知は特段ないが、メーカーのホームページにはオーダー情報があり、注文後の経過が明示されていて、生産準備→製造工程→製造完了→国際線輸送準備→国内配送センターへ輸送中→国内出荷・配送手配→納品となっていて、それぞれが現在どうなっているのかがわかる。配送予定日が明示されるため、安心することができる。注文日は4月15日、自宅に届き受け取ったのは4月26日であった。10日間の工程である。

 

 マニュアルはすべてCD1枚に収められ、梱包もコンパクトであった。実際には、簡単な組立図が添付されているし、組み立てや各コード類の結線は問題なく終わる。電源を入れると個人情報や、パスワードが求められる。この段階ではインターネットに接続できる環境をあらかじめ作っておいた方が良い。更にはプリンターとの接合は、初期情報のドキュメント化に役に立つ。注意が必要なのは32ビットのOSから64ビットに変わることによってアプリケーションソフトが動かなくなることである。その場合はメーカー側にバージョンアップしたソフトがあればダウンロードする。 


テレビ受信の異状

2016年04月26日 00時00分01秒 | マニュアル

 雨が降ると受信状態が悪くなる。発信基地は東京タワーかスカイツリーかわからないが、地上波の発信が始まった時期に、アンテナを購入し、設置した。それより以前にはBSアンテナを設置していたので、両方の電波を集合し分配器を経由して同軸ケーブルで3台のテレビに分して使っていた。

 

 テレビの故障は、設置場所や、アンテナが原因した故障、アンテナの向き、テレビ本体の故障、同軸ケーブルの不良等様々である。アンテナは屋根に上がっているので素人には修理不可能であることも多い。専門家に修理を依頼する方が手っ取り早いが、今回は不良個所が特定できたため自分で修理した。

 

 他の2台は正常に受信していているので、スノー現象が出ているテレビの分配器からテレビまでの間での障害と考えた。障害が起きているテレビの同軸ケーブルは、途中に屋外から室内に取り入れるため、軒下にある換気扇の穴の手前で薄型のフレキシブル扁平コネクターを利用しているため、同軸ケーブルの接合部が屋外に露出している。雨が入り込まないようにビニルテープで端末処理をしている。

 

 約1年前に外壁の塗装工事を行ったが、この折に使った下塗り塗料は溶剤系のエポキシ樹脂塗料であったため、溶剤が抜けずにビニルテープの粘着層を溶かし、何らかの理由で、隙間に水分が入り込み、乾燥しないで、同軸ケーブルの芯線を酸化させたようである。修理は、テープを取り外し、芯線をやすりで酸化物を取り除いて再度結線した。受信状態を確認すると、スノー現象は消え、くっきりとした映像に戻すことができた。ビニルテープを巻いて修理は終わった。

 

 今回は、別のテレビがあったため、受信状態の比較ができたが、集合アンテナではなく、家屋1台だけでは、故障個所を特定し、障害を発見するにはアンテナからテレビ本体まで順を追って接合部分を点検しなければならない。電波の強さや通電状態を測定できるデジタルレベルチェッカー(家庭用BS/UHFチェッカー)を利用すれば可能であるが、ない場合には業者に頼むしかない。テレビ本体だけの障害ではない故障があるので、症状によって対策を考えなければならない。

 

 テレビの故障は前日したように各部分での不良があるが、中でもテレビ本体は埃が原因でショートしたり、基盤に負荷がかかるため、時々は掃除機を使って埃をとると症状が治る場合もある。


パソコンの固まり

2016年04月25日 00時00分01秒 | マニュアル

 どのような機械であっても形ある物はことごとく崩れる。時間の経過に伴って陳腐化するだけではない。陳腐化とは、読んで字のごとくで古くて腐ることであるが、ありふれていて、面白味がないことの意味もある。すなわち古くなることであり、多くは空気中の酸素が金属にあっては酸化させ、プラスチック等の樹脂では、弾力性を失い固化(老化)する。そのためちょっとした刺激や外部応力に耐えられなくなり破壊する。摺動部は摩耗によってすり減るし、ゴミや塵の付着は抵抗になったり、接点の導通を阻害する。

 

 メモリには普段使わないファイルを蓄積し、定期的に削除しない限りメモリ空間を占有してしまい、メモリの反応を鈍らせる。普通、これらの症状はパソコンが重くなるなどと表現しているが、新機種導入時にはさくさくと動いていた実感が無くなり、ファイルの読み込みで時間が掛かるようになる。突然の停止はモニター画面は真っ黒になったり、青い画面に変わり、固まってしまう。マウスも動かず全く反応しない状態となる。

 

 こうした状況は、パソコンの切断を行い、再起動を強制的に行うが、出来れば、強制的に電源を落とした後、モニターとパソコン本体だけを残し、多のケーブルは総て接続を断ち、再立ち上げを行う。ほとんどの場合はこれで立ち上がるが、場合によっては、Windowsが立ち上がらない場合がある。このときは、電源を投入後、ファンクションキーをしばらく押すとセットアップメニューが表示される。(ファンクションキーは機種によっていろいろである)後は画面の指示に従って操作を行う。

 

 普段定期的にメモリに常駐するの不要なファイルを掃除する。メモリはパソコンのCバンクに入っているいるので、マウスでパソコンの構成からCを選択し、右クリックでプロパティを選び、ツールからディスクのエラーチェックを実行する。

 

 こうした操作はパソコンの操作マニュアルに記載されているので、定期的に閲覧され、実行した方がよい。マイクロソフト社などから、瞬時にウイルス除去や、速度低下を修正するソフトが宣伝で入ることがあるが、高額な費用を要求するプログラムもあるので注意されたい。

 

 また大切なことは、正常に起動している段階で、バックアップを外付けのハードディスク、DVDやCDメディア等にコピーしておくことが重要である。パソコンの内蔵ハードディスクが壊れてしまうと必要なデータも失ってしまうからである。


コンピュータの修復その2

2016年04月17日 00時00分01秒 | マニュアル

 仮想メモリの変更はコントロールパネルからシステムを選択し、システムの詳細設定を選び、初期サイズと最大サイズを設定する。自動管理をしているのであるが、このチェックを外し、カスタム設定とする。実装メモリのサイズは、コンピュータのシステム概要を見れば分かるので、初期サイズを実装メモリの約1.5倍、最大サイズは実装メモリの約3倍を目安とした大きさである。表示はMb(メガバイト)で表示される。サイズの入力が終われば、設定をクリックし、OKをクリックする。変更結果は、コンピュータの再起動で有効となる。

 

 これでパソコンのアクセスがスムースに動くことになる。パソコンが重たくなる原因はいくつかあるが、使用している内に、メモリに常駐するファイルがメモリを占めることがある。メモリに常駐することは悪いのではないが、決まった作業を毎日するのであれば、アクセスが早くなる。 

 しかし滅多に使わないファイルは使用する都度呼び出してメモリに入れた方がよいので、常駐から外す。これはスタートメニューに入っているファイルをマイクロソフト社が提供しているFix itというツールを使えば簡単に選んでくれて、必要なファイルだけをメモリに残すことが出来る。

 

 次に、システム全体の機能が正常かどうかを確認しておきたかった。これはメーカーによって異なるが、デルではダイアゴノスティックという名称のツールで、診断プログラムである。CDで配布されているが、直接デルのサポートページから遠隔操作で診断可能である。

 

 これは主にハード面が主たる検査対象で、アプリケーションについては対象外である。今回の症状から推測すると、立ち上がり直後のファイルに問題がありそうであった。一度、正常に動いていたときの状態を記憶しているので、復元ポイントを指定して復元可能なのであるが、復元ポイント自体が故障が起こっていた最中にしか遡れないことが分かり、諦めた。

 

 最後の選択はシステムの再インストールであり、通常はハードディスクから立ち上げるが、これはインストールディスクをパソコンに認識させてそこから立ち上げる。システムの修復が付随していて、このファイルで修復可能かを見定めて、だめであれば、再インストールとなる。この結果を最終的な判断とすることにした。パソコン側から修復できたとするメッセージが表示され、再立ち上げ後、正常に戻った。


コンピュータの修復その1

2016年04月16日 00時00分01秒 | マニュアル

 女房が使っていたコンピュータの調子が悪い。最近、症状が徐々にではあるが悪くなってきた。さほど古いと思っていなかったが、2009年に購入していて、既に7年が経過している。Windows7OSに搭載されたディスクトップである。OSは既にWindows8.110と新しいバージョンとなっている。Windows8から従来の形が変わり、操作も簡単になった半面、取り扱いに慣れたアイコン等が、見えなくなってしまっている。画面の立ち上げはすぐに慣れたが、慣れるまではそれなりの期間がいる。

 

 Windows7は丁度端境期にあるといえる旧来型であった。MS-DOSから入った者には、DOSが最終的には力を発揮してくれるとの思いがあったが、コマンドラインを出す画面が、どこだかわからなくなり、ほとんど使わなくなった。お大容量のファイルであってもサクサクと処理できる能力に驚嘆していたが、寄る年波には勝てないのか、または普段のメンテナンスが十分でなかったのか、ゴミが蓄積し、使う度に反応が悪くなってくる。このことをパフォーマンスの低下といっているが、いろいろな作業に支障が出てくる。

 

 ついにはWindowsの立ち上がり画面がすぐに出てこなくなった。画面を表示するモニタが動かなくなった。症状が出始めのころは、しばらく待てば何とかモニタも画面を表示していたが、再起動をかけても反応しなくなった。数日間かけて、マニュアルを探し、故障診断ソフトを使い、繰り返し起動してみたが、全く反応しなくなった。

 

 そこで、結線しているあらゆるコード類を本体から外し、最初に荷が到着した時と同じ状態にした。コード類は7年間の間に汚れや酸化で、接触不良を起こすことが多い。接点復活材を使って、何とかもとに近い形にした。本来は分解掃除が必要であるが、時間の余裕がなかったため、今回は掃除を行わずに、コード類が機能しているかを見たかったからである。

 

 これによって、本体とモニタだけの構成にし、電源を入れてみた。見事に立ち上がるではないか、接触不良であったことが分かったが、こんどは立ち上げた途端に画面が黒色に変わり、アイコンが表示されない。ウインドウの役目をしていないのである。再起動をかけ過ぎると、なにがしかのファイルが壊れてしまう。ファイルの修復に取り掛かることにした。すると、今度は立ち上がるが、画面が凍り付く。多分、仮想メモリの設定が悪い。漸く設定のページに進むことができたが、その後も安定しないため、苦慮しているところである。


ニコンD7200マニュアル

2016年04月01日 00時00分01秒 | マニュアル

 カメラの付属品である取り扱い説明書はA4の大きさの1/4であるからA6になる。ページ数は383ページであり、その厚さに驚いた。厚ければ良いわけではないが、これでは最初から読む気が起きない。パラパラとめくって、必要と思われる初期設定等は出荷時点である程度済んでいるため、そのまま使っても支障はないが、メーカーによって、若干機能面で異なるため、一通りは目を通すべきと思っている。どの機種であっても、付属品で同送されるバッテリーは充電されていないため、これがまず最初に行うことである。

 

 カメラ本体のボタン機能については、他社と異なる名称や、マーク、位置が違うため、各部の名称と機能を知っておく必要がある。長年ニコンの機種を使い慣れている方であれば、想像がつくし、さほど苦にはならないと思われる。動画機能や、録音、データ送信等はほとんど使ったことがないし、今後も使う予定はないので、読み飛ばすことにした。液晶画面は、めったに使わないが、撮った写真の明るさや構図等を見ることはあるため、今後熟読しようと思っている。

 

 バッテリーの充電は2時間弱で終わった。カメラにバッテリーと準備してあったSDカードを挿入した。標準レンズを取り付け、付属品のストラップを取り付ける。簡単な撮影と再生の紹介ページに進むと、大方の感覚が分かる。以後は時間をかけて初期設定を行うが、ニコンのホームページから、取扱説明書をダウンロードすることができるので、パソコン画面から見ることも可能である。ニコンのユーザーとしての登録を行った。カスタマー登録である。画面の指示に従って、登録を完了する。カスタマーIDとパスワードが入手できる。引き続き、ニコンイメージプレミアム会員になれば、各種の情報提供を受けられる。年間会員費はなく、無料で登録できる。

 

 登録が完了すると、ファームウエアやソフトウエアのダウンロードができる。ソフトの中で必要なのは、画像加工ソフトである。(ViewNX-iPictureControlUtility 2CaptureNX-D)等がダウンロードできる。それと、購入したカメラ本体、レンズ等は登録することによって、おそらくファームウエアや関連情報を知らせてくれるためである。

 

 どのようにマニュアルを利用するかは、それぞれの経験で活用すればよいが、自分が撮影したいと思うシーンや、活用の仕方によって、設定も異なるため、標準設定を使って対象物を撮影後、設定変更でどれぐらい差が出るかを知ることがよいであろう。そのためには、被写体を一定に決め、撮影条件の同じにすることが大切である。


撮影への拘り

2016年03月08日 00時00分01秒 | マニュアル

 野鳥の撮影を通じてカメラマンには様々な拘りがあることが分かる。目的は趣味の範囲に限ってで言えば、自己満足に如何に近づけるということといえる。撮影に当たり必要条件は、人間、カメラ、被写体であり、この3要因が複雑に絡み合っている。撮影条件がめまぐるしく変わる環境において、自然を如何に知るかに尽きるのであろう。日々変化する撮影環境は、光の強弱や天候の変化といったことで、環境の変化を考慮することである。

 

 人間は、撮影経験に依存する。人間は特に同じ状態を繰り返しているわけではなく、体調管理に応じた行動が微妙に変化する。気分的なことも大いに影響するであろう。被写体の動きを見ながら、ベストショットの位置関係を判断し、偶然の一瞬をどのようなカメラの撮影条件とするかが求められる。経験が大いに役立つのであるが、初めての体験もある。

 経験を蓄積するには、目を肥やすことに他ならない。自己満足はそれでよいのであるが、進歩を考えれば、写真展やギャラリー等へ出向き、他のカメラマンが撮影した作品を鑑賞することが必要となろう。

 

 カメラ等撮影機材の依存性とでもいえるが、良いカメラの定義は操作性であり、携行しやすく、画素数が高く、レンズの性能も良いことである。野鳥撮影には望遠レンズや、超望遠レンズがよいが、焦点距離の長いレンズほど大型となり、重量が加算し、レンズが暗くなる。F値が高くなって、光量を必要とするようになる。明るいレンズほど高額となるため、どのレンズを選ぶかが大変重要なファクターとなる。

 

 カメラのセッティングは、オートで撮るか、マニュアルで撮るか、シャッタースピード、露出にもこだわる必要がある。レンズが暗くなる(F値が高い)と絞りを広げてレンズにからはいる光量を多くするため、ぼける部分が多くなる。焦点を結ぶ範囲が狭くなるので、ピントを合わせるのが難しくなる。オートはカメラ側で自動的にピントを合わせる機能であるが、必要な被写体にピントが合わず、近くの枝等にあってしまう、ピントが引っ張られてしまうこともある。ブッシュにいる野鳥などはマニュアルで撮影することになる。

 

 移動する野鳥に追従してピントを合わせてくれるカメラもあるが、未だ十分という確証は持ち得ていない。カメラの機種によって異なるため、追従性がよいカメラに越したことはない。特に重要なのは、被写体に遭遇するチャンスをどう捉えるかであるが、定点撮影か、巡回移動撮影かこれにも拘りがあるようである。写真撮影とは奥が深いが、拘りがもたらす芸術の場かも知れない。


皮手袋の洗たく

2016年03月06日 00時00分01秒 | マニュアル

 いつぞやか革靴のあらい方を動画で見たことがあるが、洗剤を入れた水に浸けて、一晩放置していた。浸け置きである。すると潮が吹いた靴が元通りに再生するという内容であったと思う。革はめったに洗ったりはしないが、そのためには降雨時には雨に当たらないように注意しないと雨染みができる。

 

 本来ならば、靴墨にはワックス成分が入っているため防水効果はある程度期待できる。しかし手入れを怠ると防水効果が悪くなり、水分を浸透し易くなる。靴の場合は足から発汗する水分の出口がなくなり、革にたまる。外部の雨水が浸透し、塩分等を乾燥する段階で、革の表面に出てくるため汐吹現象が起こる。防水スプレーをかけて保護する場合もあるが、革の吸収ムラが起こり、変色する場合もあるため、万能ではない。革のコートも同様であるが、防水スプレーを使用するときには、目立たない箇所に少量吹きかけ、乾燥後の状態をあらかじめチェックしておきたい。

 

 皮手袋は自動車を運転する場合や、カメラ撮影に使っている指先までない通常、ドライバーグローブというものを愛用していて、使用頻度が激しく、淡い色のものは汚れが目立ちやすい。そこで今回、革製品の洗たくを思い出し洗ってみた。素人がやるので、加減が十分ではなかったのか、完全に再生とまではいかなかったが、汚れは落ち、新品同様になった。

 

 特段変わった洗濯の仕方をしたわけではなく、家庭で使う液体洗剤を少し濃いめに水を加え、洗面器に一昼夜浸けて、取り出し数回すすぎを行って、水を切り、タオルにくるんで、水分をできるだけ抜いた。しわを伸ばして、一日日陰で干し、乾燥させた。こわばった感じで乾いたグローブをもみほぐし、手に付けてみたが、縮んだように感じたが、何度か繰り返し、付けてみたところ革が柔らかくなり、使える状態となった。

 

 ものの本によると、陰干し前にハンドクリームなどの栄養クリームやワセリンを薄めにむらなく塗っておくとよいとのことである。乾燥後に塗ってみても同じことのように思えるが、これも目立たない箇所に塗って、状態を確かめた方がよいであろう。自分は乳白色の革靴用保革クリームを使ってみたが成功であった。

 

 製造過程で革を柔らかくするために、植物からとったタンニン(渋)、塩基性クロム酸塩でなめす。これらは混合して使っている場合もあり、革のたんぱく質(コラーゲン)とタンニンが結合し、柔軟性を保つことができる。

 


確定申告の準備

2016年01月24日 00時00分01秒 | マニュアル

 ちょっと早い気もするが、確定申告の準備を始めることにした。毎年、1月も末日に近づくと、自分の担当している部分が気になる。長年E-Taxを利用してパソコンからの申告であるが、住民基本台帳カードの有効期限があるし、毎年、アクセスするアプリケーションソフトやJAVAの最新版のインストール状況が気にかかる。今年は、OSがビスタであったパソコンがダウンしたため、現在、Windows10を搭載した新調したパソコンからの作業であることになり、そのOSに対応可能かどうかの問題もあった。先ずは、どこかにしまった住基カードの読み取り機(カードリーダー・ライター)を探すことから始まった。

 

 普段の生活では、自分の登録した情報から、知事が証明してくれるファイル添付などの機能は全く利用していないし、利用すべき事業に従事していないため、取り掛かるに至った原因といえば、年に数回送られてくる国税庁からのメールであり、このメールが届くと、今年もE-taxでの確定申告の時期になったと気づかせるからである。仕舞い込んだろう場所を探すことに数時間かかり、見つかったが、机の引き出しに裏返しで入れていたため、在処がわからなかった。最新版のアプリをダウンロードし、住基カードを差し込んで、カード読み取り器をUBSでパソコンに接続すると見事接続し、有効性が確認できた。

 

  ポイントの次は、最初に手掛けるのは昨年かかった医療機関が出す診療費や、処方箋等による医薬品費の全額である。もちろん、通院するに必要な交通費も合算した金額が、10万円を基準として、それよりも多くなれば還付金がいただけるからである。これは従来女房の役割であったが、今年は自分で行った。女房が医療機関ごとに領収書を区分していてくれたため、半日で積算できた。ツールはこの種の集計に強いエクセルを使った。

 

 次に、確定申告書に必要な確定申告用に出される機関ごとの申告額の集計であり、郵送されているものの整理である。年金関係、生命保険、火災・地震保険、国民健康保険、信託会社の取引証明、プチワークの支払調書等を種類別にまとめる作業である。この金額が、確定申告書の記入に必要となる。

 

 昨年とのE-taxの変更点等は今後申請書作りで直面することとなるが、パソコンでの確定申告事務を取り組もうと思うのも、国民の義務である税金の取り扱いを知ることは建前としてあるが、本音は還付される税金額が、楽しみであるとの思いかもしれないが、簡単なパソコン操作によって、申請可能であると同時に還付金も申請書を最寄りの税務署へ送付する段階でおおよその金額がわかるというインセンティブがあるといえるであろう。


タタキの塗装その2

2015年12月20日 00時00分01秒 | マニュアル

 前回は、2階のベランダと同様に丁度2階ベランダの真下になる1階のタタキ部分の防水施工を行っている。犬小屋と空調の室外機が置かれている。半分の部分の中塗り2回塗りが終わり、自家製パテの状況を見て、今回は割れ目の充填補強に焼石膏を使ってみた。

  コーキング材の乾きが悪いためと、自家製で作った砥の粉と水を練って、結合材(展色材)を酢酸ビニルエマルション塗料を混合した物の乾燥状態は、厚塗りには向かないことが分かったため、その理由は、薄く何度も塗り重ねれば問題ないが、厚塗りすると細かい割れが生じるためである。

 

 焼き石膏は、乾漆用に買ってある物で、一般的には骨折した場合にギブスとして使われている。水を加えて、攪拌するだけで、液状となり、型どりに使うが、扱いは時間との勝負である。石膏の量と加える水の量によって、固まる時間は若干異なる。だいたい今の気温は15℃以下であるので、気温が上がれば固化する時間は短くなり、気温が低下すれば長くなる。30分ぐらいで固化するので、その時間内に石膏を使い切らなければならない。

 

 手加減で、緩めにした石膏を金ヘラを使って割れた部分に飼い込む。余分な石膏はヘラでしごき取る。1時間もすれば、水分は抜け、固着する。時間が経てば結構堅くなり、割れ目部分のやせも少ない。強度な密着性があるわけではなく、割れ目の充填が目的であれば使用できる。本来ならばコーキング材が良いのであるが、高価であるため、他の材料を考えて行き着いた材料である。

 

 石膏が乾燥すると研磨紙で簡単に削り取ることが出来る。その意味では利用価値があるかも知れない。シーラー下塗り塗料や中塗り塗料との相溶性は同じ水性でなので可能であろう。石膏の上にはシーラーが塗られる。その状況での吸い込み具合を調べることにしたい。

 

 タタキは、地面の上に鉄筋をくみ、コンクリートを流して固まった後、モルタルで仕上げてある。側面は高さ15~20cm位で、5cmは土に埋もれている。土を取り除く作業が必要となる。施工時に埋められた砕石や、砂利が多く、掘り下げるのには体力を要する。TV番組で、何事もやってみなければ分からないという科学番組がある。おもしろくてよく見るが、やってみることによって様々な工夫が考えられ、失敗も多いが、理にかなえば活用できる場合もある。


タタキの塗装

2015年12月17日 00時00分01秒 | マニュアル

 テラス下部のタタキは、モルタル仕上げであるが、2階ベランダと同じ表面構造である。今回2階のベランダ防水施工では考えていなかったが、塗料が余ったため、塗る場所を探していた。ベランダと比べると、ベランダが屋根になっているため、雨に直接さらされる場所ではない。しかし、築後30年ぐらい過ぎるとモルタル表面に微細なクラックが生じている。大きな割れはないし、あっても地面に接しているため雨漏りには関係ない。

 

 駐車場の床と同じで、どちらでも良かったのであるが、母屋の方を優先することにした。塗装工程はベランダの防水施工と同様で、中塗り層は2回塗りで良いであろう。コーキング剤は使い終わっていたので、購入するのは止めて、自家調整で作ることにした。

 自宅にある素材を使えば良く、材料も手作りといったところか。コーキング剤は充填材であり、一種のパテである。パテは樹脂と充填素材とが練り合わされている。充填効果が高い素材は、砥の粉や地の粉等で、比較的安い鉱物質などを用いる。

 

 樹脂は弾性のアクリルエマルション塗料を用いればよい。モルタル面に塗るので、アルカリ性に耐性があることが必要である。砥の粉は充填効果もあり、木材の目止め用にも用いる。砥の粉の塊状の物は細かく粉砕すればよいのであるが、パイプ状ののし棒などがあれば不要になった生地等に包んで、ハンマーで砕く、その後パイプでのして細かくする。砥の粉は吸水率が高い。ある程度水で練ってから水と同量の樹脂塗料を混ぜ、練り合わす。

 

 これで、にわかパテができあがる。たたきを掃除した後、金ヘラで、微細な割れ目に飼い込む。1時間程度で乾くので、シーラー(撥水効果がある)をローラーで塗布する。1回塗りである。養生は塗り分けが必要ではない部分が多いため、シーラー塗布後に行うことにした。本日は以上で作業を終わる。この後の工程は中塗り2回、上塗り2回で仕上げる予定である。

 

 気づいたのは、空調機の室外機から放出する水分によるコンクリート面の劣化が激しいことである。真夏は連日空調機を動かすため、常時水に浸される。特別に水路を付けるまでもないが、防水施工をしていなかったからである。

 

 今回強調しておきたかったのは、防水用のセメントフィーラーを購入しなくても自家製で十分間に合うことである。充填素材を固めるために上塗り塗料を混ぜることは応急ではあり、亀裂箇所の補強ではない。割れを止めるにはやはりエポキシ樹脂が高い効果を発揮する。