明けましておめでとうございます。平成の御代の三十年が過ぎました。長いようでもあり、短いようでもありました。この軸は各人それぞれが感じた時間です。皆様はいかがでしたでしょうか?結果はオーライで、ことさら振り返る必要もありませんが、己の生き様ですし、失態を修正するため、タイムマシーンで遡るわけにはまいりません。「ボーと生きているんじゃないよ!」とチコちゃんに叱られそうです。でもよいじゃありませんか、最善の結果を得ようと努力し過ぎ、燃え尽きるより、消極的かもしれませんが、平穏無事にことが過ぎればよいとだけを願う、いわゆる事なかれ主義といわれても、なるようにしかならないご時世です。身の丈を知った生き方に諸手で賛成です。平穏無事を願い、今年四月には新しい年号となるわけですが、多くの人に親しまれる年号となるように期待してやみません。
さて、年月の経過、すなわち時間というのは過ぎ去って初めて体感できるもので、過去となったことで実感されるものです。この点、時間を今から先にと思ったとしたら、つまり未来に置いたとしたら、実感できませんし、常にそれは絵空事で、絵に描いた餅なのですから空腹は満たされないのです。しかし、毎年、新たな歳を迎えられることの喜びは、生きている万人に共通するし、期待を持つことが、叶えられるかどうかはわからないが、再生できる機会を与える思想、つまり、リセットが可能であり、夢を描ける再スタート地点を迎えられることの喜びは、まさに新年を寿(ことほ)ぐことなのです。
重ねて申し上げますが、このブログで何度となくご紹介したPDCA(Plan-Do-Check-Action)を実施する良い機会でもあります。一年の計は元旦にありともいわれ、再チャレンジをスタートする絶好の入口でもあり、実現可能な範囲で、ぜひ取り組んでいただきたいものです。成功をお祈りいたします。
我が家の福の神をご開帳致します。多幸(家内安全、五穀豊穣、長寿等あらゆる福)を呼ぶとされる寿老人、実在した僧侶で諸悪を背中に背負った袋に入れてくれる、弥勒菩薩の化身とされる布袋様、今年もどうぞよろしくお願い致します。
寿老人
布袋様