新年あけましておめでとうございます。昨年には多くの方が小生のブログをご覧になっていただき、誠にありがとうございました。
本年におきましても鋭意努力してまいりたいと思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。昨年は多摩川宿河原関下の護岸
補強工事を完成させました。主に堰下流500mの場所が激流によってえぐられていましたが、そこを多くのテトラブロックを作成し、
護岸に埋め込みましたので、護岸の浸食は止まったようです。しかしながら、この工事によって、大木の伐採で以前の環境が変わり、
野鳥の飛来が少なくなったようです。また、宿河原堰の可動部分の点検とやらで、数か月間、可動堰を開いていますので、ダムの水位
の低下のため、カモ類の飛来も限定的です。これら工事については、水害を防ぐためのものとして工事を理解していますが、自然環境
への人間の介入は、最小限度にあるべきであると痛感しております。メンテナンスの必要性は認識していますが、管理している国土交
通省並びに、川崎市側の関係者等との定期的な情報交換の必要性も感じているところです。多摩川は多くの方々が利用し、いろいろな
利益を得ています。理想的な環境づくりに協力することも大切であるため、積極的に活動してまいりたいと考えております。