↑ 引っ越し準備作業の際、よく流していた音楽
地元へ帰還して2週間...経ちました。
何かと決まり事やしがらみの多い土地柄というか気風というか...
やっぱり僕には少し窮屈で場違いな感じがします。
慣れるまでには少し時間が掛かるんだ、と自分に言い聞かせて、その日その日を乗り切っています。
やはり精彩を欠いているせいか、会社で「元気が無い」と言われます(笑)
普通にしてるつもりなんですけど...
少し時間が経ってしまいましたが、引っ越しまでの道のりを振り返ります。
帰任が決まった日から、荷物をまとめていきます。
引っ越しの多いこの時期、近所のスーパーに行っても、荷造り用のダンボールも不足していました。
足の踏み場もない、シッチャカメッチャカな状態。
寮に還ってきても、休めません(笑)
引っ越し前日の金曜日(3/28)。
準備のため、会社をお休みして最期の片づけを行おうとしているところです。
絨毯をひっぺがすため、ベッドを持ち上げる必要があります。
このベッドが結構重いので、腰を痛めている僕には要注意の作業です。
少しでもベッドを軽くするため、布団を一旦下ろしたところ。
壁際にあった書棚と書籍類、作業台は、既に前回の帰省の際持ち帰っています。
また、TVを載せるラックやその他大物は、毎日コツコツとエクシーガに積み込んでいました。
写真のような状態で、徐々に絨毯を剥がしていきます。
色々片づけている間に夜になってしまった。
ベッドに布団を戻し、最期の晩餐の時間。
最期の晩餐は、1年間冷凍庫で眠っていたお好み焼き、2人前。
味わって食べました。
この日はこれにて終了。
翌日は引っ越しです。
冷蔵庫は隣室の後輩に譲る事にしたため、残る大物は布団くらい。
キャビネット内の洋服や荷物は、車内に運搬済みです。
明けて引っ越し当日。(2014.3.29)
快晴で、引っ越し日和です。
予定では、午後に引き払う予定なので、あまり焦らず準備を進めます。
パソコン、TV、HDDレコーダーや空気清浄器など、家電モノを撤収。
遮光カーテンや布団も積み込み、片づけも大詰め。
掃除も済んで、すっかり元通りの状態に戻りました。
この片付いた風景を観た時、ふと今までの暮らしが白昼夢だったかのような錯覚を覚えました...
そして、この地で出逢った人の顔が浮かんでいました。
実際は、この2日間で引っ越し準備が終わったわけではなく、毎日仕事が終わったら片づけをし、箱詰めしたものから車に積んでいく、という事を繰り返していました。
また、会社に請求して引っ越し業者にも頼めましたが、消費税引き上げ前・引っ越しシーズンの繁忙期のため、業者に頼むのには時既に遅しで、今回の引っ越しも結局自分で全部やりました。
疲れました(笑)
この後、寮では最後となるシャワーを浴び、汗と共にこの地に残る未練も洗い流しました。
玄関前には、静かに主を待つ愛機、「青い彗星」。
この部屋から観えるこの景色...
ここから四季の移り変わりと人生の流転を眺めてきました...
これが見納めです。
いよいよ出発の時間。
エクシーガの中は荷物満載です。
僕の部屋は4Fの右から2番目。
お世話になりました...
4号線に出るまでの道のりに、桜並木があります。
この頃はまだ、つぼみでした。
見たかったな...
4号線を一路北へ。
塞ぎこむ夜など、ここを飛ばすのが気分転換でした。
鬼怒大橋を渡る時、いつも赴任してきた時の事を想い出していました。
右に見える鉄橋が赴任時に渡ってきた道。
この道を今日この日、帰還のために渡ります。
この時、僕の瞳には光るものが...あったかな?(笑)
まぁ、少しセンチメンタルでした。
こんな感じで、栃木を撤収しました。
この単身赴任は、とても濃い時間でした。
地元で暮らす5年分位の収穫はあったかな。
あとは地元で別の生き方を探します。
ありがとう...
いつまでも忘れないよ。