</object> 以前このブログでもご紹介したとおり、私は部屋着、というかノラ着として、家にいる時はツナギを着用しています。
ツナギは要するに作業服なので、その恰好でクルマいじりも出来るし、庭仕事も出来るし、模型も作れるし、うってつけです。
ツナギは3着あるのですが、ツナギ好きが高じてくると、普通のツナギでは飽き足らなくなってきます。
そこで最近愛用していたのが、ドイツ連邦軍の迷彩(フレクターカモ)タンカース・カバーオールなんですが、これは古着として購入したものなので、あちこちくたびれてきており、厚手の生地なので重すぎる。
ツナギを新調しよう!
と決め、どういうモノにすべきかなんですが、実は次はこれが欲しいな、というのがありました。
それは、「米軍のCVCカバーオール」です。
CVCとは、「 COMBAT VEHICLE, CREWMEN'S」の略で、要するに戦車・装甲車の乗員が着用するツナギです。
これは、難燃性素材「ARAMID繊維(開発メーカー登録名称:ノーメックス)」100%で作られており、車輛内で火災が発生した場合でも着火せず、火だるまにならないような配慮がとられています。
ただし、「燃えない」が、「炭化」はしますので、例えばタバコの火でグリグリしても大丈夫、というわけではありません。
このノーメックスはフライトジャケットや、レーシングスーツに使われている特別な素材なのですが、この米軍カバーオール、人気が無いためかなんなのか判りませんが、市場価格5000円前後で流通しております。
しかも、綿・ポリ混紡のレプリカもほぼ同価格なのが変。
昔よく行ったアメ横の中田商店から通販で購入。ここからの購入の決め手はサイズ。
市場の米軍放出品で多く流通しているサイズは「S-R」(170~180)がほとんどで、これは私には大き過ぎ。唯一「S-S」(160~170)の在庫を持っていたのは中田商店だけでした。
外国製の衣類はサイズ選びが難しいので、事前に良くリサーチする事をお勧めします。
これがCVCカバーオールの全体像です。色はOD(オリーブドラブ)。
一見フライトスーツっぽく見えますが、細部は異なっています。
とにかくポケットがたくさんあります。
左腕上部にタバコ入れ兼ペン入れがあるのがドイツ軍のとは違うところ。
これは便利です。携帯電話なども入ります。
その部分を拡大したところ。
袖先はブリーツになっており、ファスナーを開けて腕まくりも可能。
また、両太もも部にも物入れあり。
足元です。スネの部分にも物入れ、また裾ですが、ファスナーの開閉具合で長さ調節が可能。
また、このケツの部分や肘・膝・裾など擦れやすく、それにより生地が薄くなりがちな部位には2重に生地が貼られ、耐久性の向上を図っています。
このケツにはあるギミックがありまして・・・
腰のベルクロと両脇のファスナーを下ろすとケツが全開になり、ウンコが出来るようになっています。
おそるべし、米軍。
更に、負傷したクルーを車輛のハッチから引っ掴んで持ち上げるための切り込みも入っています。(ここもベルクロ)
着用感はゴワゴワした感じかな~、と想像していたのですが、以外にそうでもありません。
今これを着た状態で本ブログを書いています。