本人の希望とかではなく、会社側として社員にスキルアップをしてもらう目標があったらしい。つまり「やれ」という命令。
工業系の卒業者が多い私の会社、普通科の卒業である私には、化学に関する予備知識が乏しい。最初からハンデがあった。
やれやれ・・・・(ダーティハリー調で)
2回目以降の試験を受ける・受けないは本人の自由だが、周りに流されるようなカタチで受ける事になってしまった。
こういうのは、いきおい試験用の勉強で後で身に付かないのだが、こういった資格を持っていることで、例えばリストラの嵐が吹き荒れても、それなりに役に立つんじゃないか、などと考えていた。
別に「資格マニア」になろうとは思っていない。そんな暇は無い。
ただ、一度始めたら1~6類全部取らなきゃならんなぁ・・・と思い、仕事の他にうち帰ってまた勉強かい!と、欝な戦いが始まった。
勉強、きらいなまま大人になりました。
試験には金が掛る。合格しても届け出の金が掛る。とにかく資格試験てのは本当に金ばかりとりやがる。消防試験研究センターっつぅ独行法人が仕切っているんだが、仕分けされて安くしてみやがれ。
この2年勉強に使ったテキスト。
まぁ、夜勤から帰って夜中勉強したり、次の日試験だっつーのに試験終わって直行で課の旅行に連れて行かれたり、親父が病気で死にかけてるのに勉強しなきゃなんなかったり、試験の前の日飲み会だったり・・・・大変な時間労力をこれに持っていかれましたよ。大人になってから一番勉強したんじゃないでしょうか。
私が持ってない資格は乙1だけでした。(前回、回答率50%で撃沈)10問中6問の正解(60%以上)がないと合格出来ません。
で、6月に乙1の試験を再度受けたわけです。
・・・なんだかなぁ・・・あまり自信がもてないんだよな~。しかし、
合格してた。
乙種全類危険物取扱者 完全制覇。
パズルの最期のピースがやっと見つかったか、という感じ。ようやっとこれから解放されるのか・・・と思うと脱力。
トータルで途中3回の不合格がありましたから、試験会場はもう9回位足を運んでます(しかも土曜の朝)。泣けるぜ・・・(ダーティハリー調で)
免状に乙1を追加してもらうため、免状をまた消防研究センターに金払って発送しなければなりません。