人は、考える葦である。天は自ら助けるものを助ける。

戦後の混乱から立ち上がり、文化的平和な国に成長した日本が、近頃反対の方向を向き始めた。偉人の言葉を考え直して見たい。

人は考える葦である

2018-01-22 12:48:18 | 随筆
 太古の昔、人は動物に近い生活をしていた。その後、言葉を生み火を使うことを身につけ、文化科学を創造し、他の動物を征服することにより繁栄を遂げてきた。それと同時に人同士の争いや言語の異なる国との戦いも続けてきたが、文化、科学の発達とともに宗教や哲学も心のよりどころとして生まれた。
 タイトルは、昔の哲学者の言葉であるが、本能的な生活の中に人間としての生き方を考えさせられることで全世界に広まり生き続けている。日本は、戦禍の中から平和や安全をを中心に国力をつけて来たが、最近この大切な指針が忘れ去られて来ているのではないかと思わせられる。人々の考えが、素晴らしい未来づくりではなく、助け合うべき隣人同志の信頼が保てない方向に行き始めているように感じる。
 それで私は、このタイトルの言っている真意を考え、皆さんにも考えて頂き、この広い地球の人々が明るい前向きの考え方になることを祈りながら私信を書いて行きたいと考えた。これから書き綴る文を読んでいただき、ご意見を送ってい頂ければ幸いである。