今日3月8日は、国際女性デーだそうです。そして必ず出てくる男女平等の国際的な世界各国のデーター。
日本は先進国にも拘わらず110位という位置をつけられる不名誉に浴しています。そして名誉ある第1位は10年も続くアイスランドだそうです。アイスランドは、仙台の人口100万に満たない32万人の国というから二度びっくりします。ところが、もっとびっくりすることがあるのです。私も初めて新聞で知りました。
アイスランドが、男女平等を勝ち得たのは1975年だというのです。その頃日本は戦後30年経ち、マイナスの混乱から立ち直り、文化国の仲間入りをすべく成長しつつありました。戦後の平和憲法の下、民主主義の考え方が果たして浸透しはじめていたでしょうか。その時、アイスランドでは、女性が女性のの権利を求めて一丸となり、家事、育児をすべて放棄しストライキをしたそうです。男性は、どんなにか不自由な思いをさせられたか想像にあまりあります。全女性が立ち上がるということは、人口の少ない国故のパワーなのでしょうか。それからの変化は10年も続く記録に現れているではありませんか。男性が如何に平等意識に目覚め実行してきたか、男性が如何に女性の権利主張を理解したかが分かります。
これを日本に置き換えて考えて見ましょう。日本の戦前は男女を通して人権はありませんでした。「産めよ増やせよ」というスローガンは、戦争要員としてありました。健康な男性はすべて兵士になり、出征を強いられたのです。戦地に赴いた人は勿論、海外勤務だった人も生命の危険に晒されました。そして本土が焦土と化し、沖縄を失い、原爆いう最悪の兵器が使われてやっと敗戦を受け入れたのです。
国民の国に尽くす時代が終わり、折角一人一人が大切にされる良い憲法が出来たのに、それを消化して実行することの難しさは、現在の男女平等率110位というデータが物語っています。重要な部署は男性も虎視眈々と狙うことから女性の入る余地は険しく、殆どの部署での女性の地位が低いのが影響しているようです。又、時々女性の家事を有料にして計算したらどの位の報酬に換算されるかというデーターも出て、家事育児の労働価値を示したこともありましたが、男性の家事参加率は、未だに依然として低いのが実態です。男は職場、女性は家庭という固定観念が根強く、中には育児うつなどから、子供いじめになってしまう事例も起きています。高齢化になって育児の他に介護問題にも当たれば、男性の協力はますます当然のことになります。女性の家事負担を大切にする平等感のある男性は、戦前の封建時代にもいらっしゃったと聞いています。時代を問わず人間として人を尊重する考えの人は存在すると思います。
時も時、残念なことに悲しい事件が起きてしまいました。28歳の女性が、男性に飲まされたお酒のせいで命を失ってしまったのです。非常に無防備な場所で、しかもメールでその疑いを友人に送信したあと一生を終えるなどということは、人であるならば、だれも想像つかない非情極まりないことです。相手の男性は、女性の弱さを逆手にとって非道の事件を犯してしまいました。最近は尊属殺人など想定外の事件が起きて国民を驚かせています。国会でも、あまり正当とは思えない事案の決定法が多く見られ、国民の不信をよそに進んで行く政治が国民の価値観に影響していないとは言えないのではないでしょうか。
この世は男女の区別だけでなく、人としてその命の大切さをそれぞれ尊重する意識を各自持たなければいけないと思います。男女差、年齢差、学歴差、人種・・・様々な違いがある中で一人一人の人権はすべて平等であり、見下げたり、いじめたりする権力をなくすことを考えるべきではないでしょうか。人権というと難しいという人もいるかもしれませんが、人の幸せを犯す権利は誰にもないと言ってもいいと思います。自然の大きな災害に驚きながら、人がその災害で命を落とすことのない防災を大きく叫んでいる時、人同士が○○ハラスメントといった記事・報道を見ない日はありません。政治家は勿論のこと国民も人の幸せを根底にした考えで良い未来を築いて行くべきではないでしょうか。
日本は先進国にも拘わらず110位という位置をつけられる不名誉に浴しています。そして名誉ある第1位は10年も続くアイスランドだそうです。アイスランドは、仙台の人口100万に満たない32万人の国というから二度びっくりします。ところが、もっとびっくりすることがあるのです。私も初めて新聞で知りました。
アイスランドが、男女平等を勝ち得たのは1975年だというのです。その頃日本は戦後30年経ち、マイナスの混乱から立ち直り、文化国の仲間入りをすべく成長しつつありました。戦後の平和憲法の下、民主主義の考え方が果たして浸透しはじめていたでしょうか。その時、アイスランドでは、女性が女性のの権利を求めて一丸となり、家事、育児をすべて放棄しストライキをしたそうです。男性は、どんなにか不自由な思いをさせられたか想像にあまりあります。全女性が立ち上がるということは、人口の少ない国故のパワーなのでしょうか。それからの変化は10年も続く記録に現れているではありませんか。男性が如何に平等意識に目覚め実行してきたか、男性が如何に女性の権利主張を理解したかが分かります。
これを日本に置き換えて考えて見ましょう。日本の戦前は男女を通して人権はありませんでした。「産めよ増やせよ」というスローガンは、戦争要員としてありました。健康な男性はすべて兵士になり、出征を強いられたのです。戦地に赴いた人は勿論、海外勤務だった人も生命の危険に晒されました。そして本土が焦土と化し、沖縄を失い、原爆いう最悪の兵器が使われてやっと敗戦を受け入れたのです。
国民の国に尽くす時代が終わり、折角一人一人が大切にされる良い憲法が出来たのに、それを消化して実行することの難しさは、現在の男女平等率110位というデータが物語っています。重要な部署は男性も虎視眈々と狙うことから女性の入る余地は険しく、殆どの部署での女性の地位が低いのが影響しているようです。又、時々女性の家事を有料にして計算したらどの位の報酬に換算されるかというデーターも出て、家事育児の労働価値を示したこともありましたが、男性の家事参加率は、未だに依然として低いのが実態です。男は職場、女性は家庭という固定観念が根強く、中には育児うつなどから、子供いじめになってしまう事例も起きています。高齢化になって育児の他に介護問題にも当たれば、男性の協力はますます当然のことになります。女性の家事負担を大切にする平等感のある男性は、戦前の封建時代にもいらっしゃったと聞いています。時代を問わず人間として人を尊重する考えの人は存在すると思います。
時も時、残念なことに悲しい事件が起きてしまいました。28歳の女性が、男性に飲まされたお酒のせいで命を失ってしまったのです。非常に無防備な場所で、しかもメールでその疑いを友人に送信したあと一生を終えるなどということは、人であるならば、だれも想像つかない非情極まりないことです。相手の男性は、女性の弱さを逆手にとって非道の事件を犯してしまいました。最近は尊属殺人など想定外の事件が起きて国民を驚かせています。国会でも、あまり正当とは思えない事案の決定法が多く見られ、国民の不信をよそに進んで行く政治が国民の価値観に影響していないとは言えないのではないでしょうか。
この世は男女の区別だけでなく、人としてその命の大切さをそれぞれ尊重する意識を各自持たなければいけないと思います。男女差、年齢差、学歴差、人種・・・様々な違いがある中で一人一人の人権はすべて平等であり、見下げたり、いじめたりする権力をなくすことを考えるべきではないでしょうか。人権というと難しいという人もいるかもしれませんが、人の幸せを犯す権利は誰にもないと言ってもいいと思います。自然の大きな災害に驚きながら、人がその災害で命を落とすことのない防災を大きく叫んでいる時、人同士が○○ハラスメントといった記事・報道を見ない日はありません。政治家は勿論のこと国民も人の幸せを根底にした考えで良い未来を築いて行くべきではないでしょうか。