kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

真夏の墓地の怪談・・いや、“快談”!

2009年09月11日 | 「想」の彩り
今年6月より、鹿児島市内にあるカトリックの墓地整備に
ボランティアで参加している。
他所に新しく墓地が出来、もう訪れる人も無くなり、
すっかり荒れ果ててしまっていた墓地を、
何とか復元し残して行こう!というもので、
毎日曜日の昼過ぎから夕方近くまで、
雨の日以外は欠かさず行われている。

問題はこの暑さ!
6、7月はまだ良かったが、
南国鹿児島の猛暑は未だに衰えることを知らず、
外に立っているだけでもクラクラとメマイがしそうなくらいだ。

にも関わらず、毎週10人前後の参加者が集まり、額に汗、いや、
全身汗だくになって作業を行っている。
しかも実に楽しそうにだ!
“フツーじゃね~よな、この人達・・”と、内心、僕はそう思ったりする。
この人達をここに足を運ばせる力は信仰のなせる技なのか、
いったい何なのか・・?





こんなことを書くと、一部の方たちから批判を受けるかも
知れないけれど、僕がこのボランティアに参加しているのは、
信仰のためでも無ければ、また、鹿児島司教様の号令に応えたいからという
思いなどからでも無い。
炎天下、汗水流して作業をしているその参加者のほとんどが、
僕よりも10も20も年配の方々だからだ。
そのことに対して、非力ながらも自分が参加することで、
少しでもその労働の負担が軽くなればと思って参加しているだけのことだ。

いや、待てよ・・。
もしかしたら、このボランティアに参加している全員が、
そんな思いで集って来てるのかも知れないなあ?
「一人でも多く参加できれば、それだけ作業は早く進み、
みんなの手助けになる!」と・・。
そうかも知れない。
そして結局のところは、その思いこそが、
信仰のなせる技であり、力!ということなのだろう。

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この墓地整備初日の時、散乱していた石柱などの移動中、
思わず嬉しくなるような物を見つけた。
それは一つの石面に刻まれた“とっくりとお猪口”の絵だ!
多分、ここに葬られた方の中に、お酒好きの方がいて、
誰かが刻んであげたのだろう。



刻んだその人の、その優しさと粋な計らいが
何だかとても嬉しく思え、それと同時に
この先人達に負けぬほど酒好きの僕は、
“この作業が終了した暁には、慰労会なる名目での
酒宴は有りや無しや?”などと、
ふと考えてしまったのだった。

この作業は、10月一杯まで続くのだが、
もう工程半ばまで来ている。あともう一頑張りだ!
頑張るための原動力として密かに考えていた慰労会なるものも、
どうやら作業完了後行われるらしいということも今日わかった!

こうやって、神様は僕たちの行ないに対して必ず応えて下さる。
それは良い行ないに対しても、悪い行ないに対してもだ・・。
整備後の酒宴に胸を張って参加できるよう、
やはり日曜日だけは“悪魔の趣味、魚つり”は慎むこととしよう。(笑)

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このボランティアに参加してみようと思って下さる、
“フツーじゃ無い方”が他にもいらっしゃいましたら、
その旨、コメントでお知らせ下さいませ。
一日だけでも助かります!

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